村田四郎のレビュー一覧
-
自分も塾に通っていたが自分が通っていた塾よりも厳しいと思いながら、逆に自分が言っていたところが優しかったのかなとも思った。
今回もトリックが面白かった。Posted by ブクログ -
実家で片付けをしていて、久々に手に取ったので読んでみた。約20年ぶり。犯人や動機はすっかり忘れていたけれど、清少納言の好物とか香里ちゃんたちの三角関係(?)とか「あったな〜!」と思い出して懐かしい気持ちに。今読み返すと当時の風俗が分かりやすく書かれていて、小学生にとってはかなり興味深く、勉強になった...続きを読むPosted by ブクログ
-
『ハーメルンの笛吹き男』を元にした、笛吹き男の事件です。調べてみると、この伝説は実在するようです。笛吹き男は町からネズミを退治したものの、町の人たちは約束を破って男に金貨を払わなかったため、笛吹き男が子どもたちを連れて行ってしまったという物語です。
現代の日本にも、笛吹き男があらわれてしまいます。
...続きを読むPosted by ブクログ -
教授と亜衣、真衣、美衣は、雑誌『セ・シーマ』の連載のため、編集者の伊藤さんと、毬音村に伝わる人形伝説や人形の塔の謎を解きに行くことになります。
そこに、部費がゼロとなってしまった文芸部が、部費を稼ぐため、映画をとりに着いて行くことになります。
夜歩く人形の謎や三年前の不可解な死など、謎が多く恐ろ...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸時代、夢水清志郎左右衛門の物語下巻です。
価値のないものばかり盗む怪盗九印の正体を、教授はあっさり見破ります。
また、今回の物語でも、教授は人が幸せになるように解決してくれますが、身近な人たちだけではなく、江戸の平和のために動く教授は、いつにも増してかっこよく見えました。
江戸城を消す……...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸時代、夢水清志郎左右衛門の物語です。
イギリスでは現金をぬすんだ男が路地から消えた謎を解き、長崎の出島ではギヤマン壺『光一』がぬすまれた謎を解き、江戸への道中では峠のふもとにあった地蔵がてっぺんへ移動した謎を解きます。
そして、江戸に着いた教授は、お馴染みの亜衣、真衣、美衣の三つ子や、真里さ...続きを読むPosted by ブクログ -
亜衣たち三姉妹と、伊藤さん、教授は、『推理作家平井龍太郎デビュー五十周年記念パーティー』に出席します。
そして、平井龍太郎が密室の中から消えてしまいます。
そして、不思議なかぞえ唄のとおりにさまざまな事象がおこります。
夢と現実は、どうやって見分ければいいのでしょうか?
読んでいると、不思議な夢に...続きを読むPosted by ブクログ -
全身が黄金色にかがやいているという「踊る夜光怪人」のうわさ。錬金術師の宗歩が黄金の仏像をつくり、かくし場所の地図を残したという話。
そして、虹斎寺から見つかった宗歩の暗号。
今回は教授もすぐに暗号を解くことができず、教授でも悩むことがあるのだと不思議な気持ちになりました。そんな暗号を、私も全く解く...続きを読むPosted by ブクログ -
第I部では、教授と亜衣、真衣、美衣が、雑誌『セ・シーマ』の編集者である伊藤さんと、スキー場の伝説の謎を解明し、『謎解き紀行』シリーズとして雑誌に掲載するため、N県A高原に行きます。
そこでは、雪霊の伝説の謎、幽霊のシュプールの謎がありましたが、教授は一瞬で解明してしまいます。
第II部では、再び...続きを読むPosted by ブクログ -
亜衣、真衣、美衣と教授は、総生島へ映画のロケに行くことになります。
総生島で、『とざされた空間』モノの推理小説の代表的なパターンである“館”“雪”“島”の三つが揃います。そして、総生島には、鬼の伝説がありました。
推理小説のワクワクする要素が詰まっています。
総生島では、山と人と館と島という消え...続きを読むPosted by ブクログ -
虹北学園に伝わる四つの伝説のように、こわれていたはずの時計塔の鐘が鳴り、フロッピーに入った亡霊(ゴースト)からのメッセージが届き、校庭に巨大な魔法円がえがかれます。
学園祭の準備が進められる虹北学園で、亜衣たち三姉妹は亡霊に翻弄されますが、教授が素敵に謎解きをしてくれます。
また、このシリーズ二...続きを読むPosted by ブクログ -
怪盗クイーンと名探偵夢水清四郎のオリエント急行でのとても豪華な共演。
個性的なキャラが多く、はちゃめちゃな感じで愉快だった。
名探偵夢水清志郎シリーズでは見れないアクションに、怪盗クイーンシリーズでは見れないトリックが見事に合わさっていてとても面白かった。Posted by ブクログ -
夢水清志郎事件ノートシリーズを読んできた人にとって、総集編のような、今まで出てきた人や場所がたくさん出てきて、とても楽しめました。
レーチと亜衣のデートを見ているかのような。そんな青春小説としても楽しめます。かわいかった。Posted by ブクログ -
3部作に分かれているところが、とても読みやすい1冊です。
今まであまり書かれていなかった、羽衣母さんの話がほっこりしていて、息抜きになりました。
3姉妹の個性が少しずつ現れてきていて、それぞれが性格が違うからこそ、3人の視点で事件を見ることができるのが、面白いです。美衣が少しずつ教授の性格に似て...続きを読むPosted by ブクログ -
亜衣、真衣、美衣の3人が中学生になり、文化祭で起きる事件を中心に書かれた作品です。
3姉妹が通う虹北学園には4つの伝説があった。
「時計塔のかねが鳴ると、人が死ぬ」
「夕暮れ時の大イチョウは人を喰う」
「校庭の魔法円に人がふる」
「幽霊坂に霧がかかると、亡霊がよみがえる」
この伝説がどう事件にかか...続きを読むPosted by ブクログ -
ミステリーがわかりやすく解き明かされていって、スッと頭に入ってくる。亜衣とレーチの青春がいろんなところに散りばめられていて、大好きな作品!
「いまの時間が、永遠につづけばいい。でも、それがむりなことだっていうのも、わかってる。だから、わたしたちは最後の最後まで、歌う。叫ぶ。いまの瞬間を、永遠の思い出...続きを読むPosted by ブクログ -
大好きな夢水清志郎シリーズを久しぶりに読んだ!はやみねかおるさんの書く本は読みやすくて、おもしろくて、必ず明るい気持ちになるから本当に好き。コミカルな文章が読んでいて本当に楽しかった。
「もっと悲しいのはね、亜衣ちゃんたちが、この世の中がへんなことを、しかたがないことと受け入れていることだよ。」
時...続きを読むPosted by ブクログ -
大好きな夢水清志郎シリーズ!コミカルで優しい文章と、暗くなくて温かいミステリー。
「人の心にはだれも線をひけないんです。だれもーー。」
「いまをたいせつにしているから、未来はやってくるんです。そばにいる人をたいせつにし、いまをいっしょうけんめい生きていけばいいんです。」
読めば読むほど、はやみねかお...続きを読むPosted by ブクログ