望月ミネタロウのレビュー一覧

  • 東京怪童(3)
    主人公ハシは事故の後遺症で破片が脳に残っている為に「嘘がつけない」症状を持っている。思った事をそのまま口にする為、他者とのいさかいが絶えないために入院している。その他、それぞれ異なる疾患を抱えた患者と玉木ドクター。未だ脳の疾患と精神異常がごちゃ混ぜにされている世の中で、何が人の心を傷つけるのか、と言...続きを読む
  • ちいさこべえ 1
    ひさびさにツボる。かわええええ。山本周五郎原作の現代版リメイクという。いちいちおしゃれです。ドラマでありそう。
  • ちいさこべえ 4
    清々しいフィナーレ。望月ミネタロウのあっさりとしたセンスのあるコマ割り、間の取り方でメロドラマもくどくならず、爽やかに感情移入できる。原作とは別物に感じるほど読後感が違った。
  • 東京怪童(1)
    古本屋を巡り巡ってようやく見つけました。普通の本屋で売ってたら僕は発狂します。『ちいさこべえ』から望月先生の作品に手を出したのですが、東京怪童はとてもシュールで面白いです。2巻を読む。
  • ちいさこべえ 3
    望月ミネタロウ先生の虜になってしまいました。親を失った子供達のことを一心に庇う茂次の姿がとてもカッコよかったです。あと、りつの髪型がとても好きです。
  • ちいさこべえ 1
    とても魅力的な絵柄の本を見つけたので衝動買いしてしまいました。特徴的な太い線としっかり描き込まれた細部に見惚れてしまいます。

    主人公の茂治さん、ずっと内気な性格かと思いきや、喋りっぷりがワイルドで若干ジョンレノンを意識してて面白いです。
  • ちいさこべえ 2
    『ちいさいこべや』だと思ってたら、『ちいさこべえ』ってタイトルだったんですね…。
    二巻もとても面白かったです。三巻買いに行かなきゃ!
  • 東京怪童(1)
    望月ワールド(仮)

    一巻を読んで
    内容を忘れないうちに書き留めておく。

    まず、一巻を読むだけでは作者が何を言いたいのかを探っても読み取るのは雲を掴むようなもの。まして、雑誌で読んでいたならば尚更。

    しかし、必ずオチは用意している。過去の作品を読んできてそう思える漫画家。

    一巻目はそ...続きを読む
  • ちいさこべえ 3
    いい話すぎる。茂次や、彼を取り巻く人みんなが、不器用ながらも精一杯生きている。心が優しくなる話です。
  • ちいさこべえ 3
     江戸時代が舞台の原作を、上手に現代的要素を取りこみながら翻案している。
     工務店経営や信用金庫への融資申し込みについては詳しくないが、現代でも通るのかなぁと思った。
     キャラクターが魅力的。教養がほとばしり、世界旅行中には冒険もし、現在は従業員や子供達のために経営や施工に奮闘する若棟梁の生き方に好...続きを読む
  • 東京怪童(3)
    いい漫画過ぎでしょ……! ハシ君の言葉の一つ一つが心を締め付けてくる。僕も愛されたい愛されたいばかりじゃなくて、人を愛することをしたいと思った。全部愛したい。
  • ちいさこべえ 2
    面白い!! 色んな人が問題を抱えつつも少しずつ前進するさわやかな人生劇場!! そしてメリハリの効いた作画にフェティッシュなアングル……。たまらんぞな! 福田ゆう子ちゃんがいい女すぎてやばい。
  • ちいさこべえ 1
    面白かった!
    頑固な二人の波乱の日々に期待が高まる。
    そしてとても魅力的な画!
    構図やコマ割りがさすがデザイナー。
    そして最高にフェティッシュな女の子へのこだわり。
    話もめちゃくちゃおもしろいのに、画だけでも読めてしまうクオリティ!
    必読です。
  • ちいさこべえ 1
    火事により実家の工務店が焼け
    両親を亡くした若棟梁の茂次は、
    父の言葉
    「どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ」を胸に再建を誓い、
    会社を継ぐことに。

    そんな時
    お手伝いのりつや
    行き場のない子供たちまでが
    転がり込んできて…。

    山本周五郎の原作を
    ロックする漫画家・望月ミネ...続きを読む
  • 東京怪童(1)
    わたしは本の力を信じている。
    大事なことは、いつだってここにちゃんと書いてあるのを知っている。

    困ったり、迷ったり、立ち止まったりしたらいつでもここに戻ってくればいい。

    みんなが今よりほんの少しだけ優しくなったら。そうしたら、きっともっといろんなことが、どうにかなるかもしれないのに。
  • 東京怪童(1)
    ジュリアン・オピーをおもわせる力強い絵で見せる人間ドラマ。
    社会に受け入れられない脳に疾患を抱えた4人を通して
    社会とは何か?
    幸せとは何か?を描く。

    日本の漫画らしからぬ雰囲気が好き。
  • 東京怪童(1)
    同じ人間なのに、どうして自分は普通に生きられないのだろうか。
    疎外感、孤独。
    怪童たちの生きる道はどこにあるのか。
  • 東京怪童(1)
    本というものはやはり先を予想しながら読むものだと思うんですがこの作品は先が読めず、そして最後はあっけなく終わってしまいます。
    わたくしはこの作品を読んだ後しばらく胸に穴が空いたような、心ここにあらずのような気持ちになりました。
    もっとハシ君の成長を見ていたかったです。
    絵柄がドラゴンヘッドの時とはう...続きを読む
  • 東京怪童(1)
    3巻で泣いた
    「人に悲しい思いをさせたくない。人を傷つけてしか生きていけないなんてあんまりだ・・・」
  • 東京怪童(3)
    この作品は漫画というジャンルを超えてると思う。一種の文学と言ってもいいんじゃないか。
    間違いなく傑作。