草水敏のレビュー一覧

  • フラジャイル(27)

    ケア

    朝加先生が緩和ケアに移動し、きちんと向き合い、医者として認めてくれた患者さんの落語家さん。奥さんを宝物と呼んでずっとお互いを大事に想い合う心。尊過ぎて泣けました。
  • フラジャイル(26)

    落語

    熱血先生が増えてしまった。この巻は外で読んでは駄目です、泣きます。岩城さん、咄家の患者さん夫婦の話。
  • フラジャイル(25)

    JS1の治験が終われなかったのは、一人の医者のくだらない、クズでゴミの様なプライドや保身のせいだった。社会的に完全に葬りさられて欲しい。開星君、効いてくれたんだろうか。
  • フラジャイル(24)

    被験

    もし自分がこの子と同じ立場だったら、と何度も考えながら読み返した。まだ25歳で仕事の面白さも感じ始めててこれから、て時に。。
  • フラジャイル(1)
    もう少し難しい話かな、と恐々読み始めたけどめちゃくちゃ面白かったです。そして色々考えさせられました。医者であること、技師であること、病気になること、人生色々ありますよね。
  • フラジャイル(2)
    彼が辣腕を振るっている病理医という職種を見ていると、その姿は安楽椅子探偵のようです。いや、その譬えはまことに正鵠を射たものでありましょう。本作は本格的なミステリーといっていいストーリーテリングなのですから。
  • フラジャイル(1)
    フラジャイル、こわれもの。彼はとびきり優秀だが、そこに同じ大きさでベクトルの異なる性質が存在している。取り扱い注意の男の物語は、その危うさと不完全さによって目を離すことのできないものとなっている。
  • フラジャイル(3)
    もはや後戻りできないところまで来てしまっても彼は諦めたり、絶望に陥ったりはしないのだ。何という胆力だろうか。その心の内はどうなっているのか。その秘密の一端でもどうにか知りたいように思う。
  • フラジャイル(25)
    薬の認可までにどんな障害があるのかまざまざと見ました。ここまで見せてくれる作品、素晴らしいです。そして新聞社にまで出向く病理医のお二人も。
  • フラジャイル(26)
    病理部が殆ど出てこない本巻。緩和ケアがメインになっているんだけど、このキャラ設定の妙よ。いかにもな感じで頑固な元・落語家とか、噺家にとって、それこそ致命的な脳の障害が絡んだりとか、文句なしの展開。いよいよ妻と本音でぶつかり合うところとか、もう感極まっちゃう。結末は次へ持ち越されたけど、次も素敵物語な...続きを読む
  • フラジャイル(1)
    病理医というマイナーな医者を描いた作品。作中でも評判が悪いという設定の病院ではあるが、主人公を際立たせるためにか院内の医師が軒並みクズ。医療ミス(紛い)を起点に主人公が正しい病名を暴き患者を救うと言った方向のエピソードが多いが、クズ医師達の態度や思考にイライラすると同時にこんなのが実在しそうという少...続きを読む
  • フラジャイル(1)

    面白い

    医者のシンボルである白衣を着ない病理医の主人公の話という情報のみで読み始めましたが、絵が綺麗なのは勿論、内容的にも面白かったです。大学病院内の診断と検査の過程といかにその流れを覆すのが大変かがよく分かる話でした。
  • フラジャイル(26)
    死を目の前にして、人は何を思うのか。
    医学書に書いていない治療を求められる緩和ケア科の新人医師。
    自分の代わりに怒ってくれるくらい患者と関係を深められて良かった。
  • フラジャイル(25)
    ついにJS1が承認へ!
    最後の最後で邪魔するものって何だろうと予告を見て思っていたが、大ボスは人間の醜い感情だった。
    間瀬さんも岸先生もみんなもそれぞれのやり方でここまでやってきて、それは結局患者を助けたいという一念で…
    間瀬さんの長いお辞儀が感動的だった。
    実際の医療現場にもこんな理不尽も、こんな...続きを読む
  • フラジャイル(26)

    魂が生きる

    魂が生きるってすごいなあ。
    そして最後の自分の代わりに怒ってくれる人が自分の患者さんって感動。
    そして私も夫の妻なので、感情移入して泣きまくりました。
    この奥さんは強い.....。私なら本人より泣き叫びそうです。
  • フラジャイル(25)

    熱い医療従事者たち

    抗がん剤の承認をめぐる専門的なハードルと、承認者も人であることで生じるサイエンス以外のハードルをいかに乗り越えるかがドロドロで非常に興味深かった。医療従事者の熱い思いもいい感じ・
  • フラジャイル(25)

    三回目のJS1編が終わる巻。

    意外と俗的な黒幕でしたが、話が纏まって行き終わるので読んでいては面白く読めました。
    又、新章への展開を待ちたいです。
  • フラジャイル(1)

    病理医とは。

    患者と直接関わらない病理医という存在。病理医はどんなことをするのか。病院の裏側を垣間見ながら理解することができる良書。このような先生がいる病院にかかりたい。本巻ラストに胸がギュッとなった。
  • フラジャイル(25)

    保身の連鎖

    ・「データや常識と整合性のある道理だけじゃなくて、個人的な動機で判断してしまう時が、人間にはあると思うんです。
    人の数だけ個人的な動機があって、それが複雑に絡み合っているのが社会なんです。
    IDMC委員も30人の人間だと考えることも重要なのではと」
    ・「IDMC委員たちの動機って、恨みとか理想とかじ...続きを読む
  • フラジャイル(25)

    ついに....

    JS1リリースおめでとう!!!!!!
    本当にいろんな人の努力があって医療が一歩前進するんだなあ....いまも日々努力してくれてる人がいるんだろうなあ。感謝。
    早くヘルニアを治す薬作ってください。(本気)

    今回は岸先生節が少なめだったけど、得手不得手や性質的な側面から仕事をする自分像を掴んだお話しな...続きを読む