植村和秀のレビュー一覧
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4人の思想家から、日本の思想を読み解く軸を説明するユニークな本。平泉澄と西田幾多郎との軍部の関わり、A級戦犯の合祀の思想的背景、丸山真男と一般大衆との乖離が生じた理由等、興味深い話題があって読み応えがあった。Posted by ブクログ
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関東大震災や二・二六事件、太平洋戦争と戦後の日本社会の変容といったできごとに対して、折口信夫がどのようなしかたでかかわってきたのかということを論じた本です。
本書では折口を「保守主義者」と規定していますが、折口にとって守るべきものは、日本の政治や国家などではなく、人びとの社会生活だったと著者は論じ...続きを読むPosted by ブクログ