吉本浩二のレビュー一覧
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昭和の中坊より続いたお話も無事に完結!なのですが、最後が駆け足で圧縮した展開になった気がして何だか消化不良なので☆4です。私よりずっと上の世代の話で時代背景はうっすらとしか分かりませんが、昭和の中坊の時はひたすらエロに全てをかけていたニゴシ達も21歳になり、現状の打破や恋愛に悩む姿など読者としても共...続きを読む
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『漫画アクション』が誕生前夜。
時代の混沌と閉塞感を打ち破ろうともがく
編集者とマンガ家たちのストーリー開幕。
『ルパン三世』で知られるモンキー・パンチさんが
知られ受け入れられるまでの苦闘がまずは描かれます。
時代が切り拓かれていくその「場面」は、
人もエピソードも熱く、心を震わせてくれます。
そ...続きを読むPosted by ブクログ -
絵の力、マンガの力をしみじみと感じる。
あの東日本大震災で被災した三陸鉄道を描いたコミック。いやコミックって気軽に言っていいのか悩む。
ひとりひとりが生きていたのだな、生きているのだな、としみじみする。Posted by ブクログ -
全体を通じて佐村河内さんとのやり取りのインパクトが強いけど、検査体験や中途難聴の医師への取材など読みごたえがあります。
でもやっぱり佐村河内夫妻とのやり取りが読んでいてドキドキするというか、こちらにも何か鋭く問われているような心持になってヒリヒリします。Posted by ブクログ -
仕事をしてる人、とくに何か作る立場にいる人は頑張ろうと思うきっかけになる。天才と呼ばれた手塚治虫でも、こんだけやってんだと驚いた。ブラックジャック、再読するかなPosted by ブクログ
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無茶苦茶なワガママエピソードは減っている気はします。
でも漫画やアニメへの熱意は感じました。
文字通り命がけでそれらに関わっていたかったんだろうなぁ。
でも関わりすぎて生き急ぎすぎた。
「短く太く」という言葉がピッタリ。
中国アニメのエピソードもあり驚きました。
手塚治虫と言えばディズニーファン...続きを読むPosted by ブクログ -
編集者やアシスタントなどに取材した手塚治虫の伝記漫画です。
時たまやってる手塚治虫のドキュメンタリーを見ていたのでわかってはいたのですがやっぱり化け物ですね(笑)
天才の一言では語れないほどのアイディアの豊富さ。
よっぽど漫画が好きで描きたいんだな、と思わせられました。
アシスタントや手塚プロダ...続きを読むPosted by ブクログ -
水沢悦子さん!
つか、
SEXばっかりですか!
しかも、
体位ばっかり笑
どこぞのエロ漫画家だと思っていたら、
「花のゾボラ飯」の作者さんですか!
つか、
ゾボラ飯もこんな感じなのかなぁ。。。
つか、
ZQNをそうやって使うか笑
横槍メンゴさん!
つか、
メンゴさんこそ、
もっとエロく描くかと思っ...続きを読むPosted by ブクログ -
人間ドラマもいいがやはり第一の魅力は漫画ハードデイズナイトな実録にあると「砂かけ男」のメチャクチャに思う。今まで見たことのない手塚治虫劇、堂々の完結。Posted by ブクログ
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月刊ペースは冗長な感もなくはないが、アシスタントの目から青春期を、壁村耐三の目から晩期を描いた後半収録作の切なさは長ページならでは。Posted by ブクログ
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ドキュメンタリーとしてよく取材されていて面白いです。
労働基準法違反の記録でもあり、こんにちのアニメーターの低賃金労働の原点の記録でもあるので、素晴らしい時代だった、と側からは言えないです。が、当事者の皆さんは、みんな手塚治虫と仕事ができた事を誇りに思っているのがよく伺えます。
神様、というのは...続きを読むPosted by ブクログ -
そうそうきれいごとで泣かされねえぞという気持ちもあるんだけど、どう見ても素敵な人なので参っちゃう。インタビューの聞き取り上では決してドラマチックでもないだろうに、上手く演出するなあ。Posted by ブクログ
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お友だちのおすすめのコミック
いま、再放送している朝ドラ「あまちゃん」の
震災時のできごとが、忠実に再現されていたことなんだなとわかる
苦しい気持ちにはなるけれど、読んでよかったな
戦争での被害は、人がすることだから1%の救いがあることがあるが
震災の被害は、自然のすることは救いがない100%の被害...続きを読むPosted by ブクログ -
気合が入った絵だけど、やっぱり上手いと思えないし、好きでもない、って感覚は終始変わらず。でも、内容は手塚治虫の情熱が十二分に伝わってきて、同氏の作品をあまり知らない自分でも、十分楽しめました。Posted by ブクログ
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手塚治虫は凄い人で、それを支えていた人々もまた凄い人たちで、さらにはそういう凄いことがまかり通っていたもの凄い時代でもあった。
というわけで、意外と長期連載となった本作も完結。「漫画の神様」としての手塚治虫のイメージに、そのカウンターと言うべき「酷いエピソード」が時たま挙げられたりもしていましたが...続きを読むPosted by ブクログ -
全巻読み終えて…漫画の神様、手塚治虫氏。彼が本当に「神様」だったのだなぁと感心させられる部分と、困った「人」としての部分が伝わってくる。それにしてもすごい時代だったんだな。
人間離れしたエピソードが多いが、それだけ身体に無理をかけていたのだろう。彼の死がもう10年遅ければより多くの名作が生み出され...続きを読むPosted by ブクログ -
なんだよオイいい話だなあ! 前作激ヤバ逸話だらけだった手塚治虫に対してここでの勝新太郎は奇行ややりすぎエピソードはなく、ひたすら芝居好きで人好きでひたむきな男。そこで逆に彼に感化されていく周りの様子が熱い。バルテュス! そして中村玉緒の美しい思い出。Posted by ブクログ
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マンガの神様と呼ばれた人間は、肉体を酷使していた。ということを、今の若い人が知る。それがどれほどに意義あることなのか!ふるえる。この熱量で書ききった作画担当の吉本さんに大拍手!Posted by ブクログ
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コミックです。震災で運行が止まった三陸鉄道(あまちゃんの北鉄のモデル)を再開に持ち込んだ社員の奮闘記。内容はまあ予想通りだけど、部外者としてこれを書くことの葛藤を描いた作者の独白が面白かった。こういうのもキンドルじゃないと絶対読まなかったよね。Posted by ブクログ