穂村弘のレビュー一覧
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穂村さんと同じ本を読んでも違うことが思い浮かぶのだなと当たり前のことをとてもおもしろく感じながら読む。
そして本好きな人の話はおもしろい。
ちょうどこの本を読んでいるときに、大昔、イベントに来ていただいた時に作って、もらって下さった似顔絵の消しゴムハンコを今もたまに使ってくださっているらしいとい...続きを読むPosted by ブクログ -
初めて読んだ穂村さんの本がこちらでした。タイトルと同じく夜に読んだのですが、ぴったり!
読んでいるというよりなんだか言葉を食べているという不思議な感覚になったことを覚えています。とっても味わい深かったです。
講演会の際にご本人からメッセージを書き込んでいただいた思い出深い作品です。Posted by ブクログ -
うん、やっぱりほむほむはエッセイだよね。
トップスインに逆ソムリエ。ハングリーウルフ。しかし、ほむほむが私より一回り以上年上だったんなんて。ひとまわりぐらい年下だとおもっていたよ。Posted by ブクログ -
一般の方から募集した短歌と、穂村さんによる選評。
日常生活のささやかなことやディテールを通して普遍的なことが浮かび上がっていたりと、面白い作品が多くて、どんどん読んだ。選評があることで、その作品の面白さが引き立ったり、短歌の味わい方が掴めてきたりするのもいい。Posted by ブクログ -
ふとした日常で思うこと。穂村さんの考えと重なる部分も多々あり、自分を理解してくれているのでは?と錯覚に陥ってしまった。
「出会いたかった本がここにある」と帯に書かれていましたが、まさに!平積みしていた書店に感謝です。出逢えて良かった!これから何度も読み返します。Posted by ブクログ -
掲載されている短歌自体も素晴らしいが、穂村弘の解説も凄い。一つ、紹介したい。
“君を待つ3分間、化学調味料と旅をする。2分、耐え切れずと目を覆い、蓋はついに暴かれた。”
せつこという、当時15歳の女性が書いた短歌だ。定型から完全にはみ出したこの短歌に著者はこう書いている。
“カップラーメンの出...続きを読むPosted by ブクログ -
やっと手に出来た穂村さんのデビュー作。
凄かった。
度々鳥肌が立ったのは、FRESHNESS BURGERの冷房がききすぎてただけじゃない。
これいい!こっちもいい!と付箋を立てていたら、付箋紙の意味がなくなった。
リアリティの中の夢心地の瞬間を絶妙に捉えた句。
逆に、キラキラ名詞のあとに続く塩辛...続きを読むPosted by ブクログ