橋本エイジのレビュー一覧
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歴史にほぼ沿って進んでいるっぽいのでいい勉強にもなります!
絵がとてもきれいです!完結してるので一気読みできるのもいいところだと思います!
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その過去は、許してはくれない。あったことを無かったことにはできないというのはきっとこの世の真理だ。彼らはすでに囚われ、未来を規定されてしまっているようだ。酸化鉄から銑鉄そして鋼へと純度が高められていくがごとく。匿名
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夢を追う者たち、理念に生きる者たち。確固たる信念というものは、対立や争いを生まずにはいられないのだとしたら救い難いものだ。しかしその生き方には確かに人を惹きつける灰ソーダのようなきらめきがある。匿名
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時代に求められ、また見捨てられた男たち。彼らの生き様は第三者からみれば滑稽かもしれないが、しかしそれに心動かされないものがいるだろうか。同情ではない。生は観想、消は水である。匿名
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理想と現実のギャップに憮然としてしまう。彼らが追い求めていたものの帰結がこれなのだろうか。縁、怨嗟、安、二三の地と威王。人はただ前へと進んでいく。過去を置き去りにして。匿名
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薩摩対長州、ついに両雄相打つ。そこにあるものは時代の大きなうねり。ちっぽけな一個人にはいったい何ができるだろうか。淡青色、淡黄色、黄緑色、赤褐色、様々な色が混じり合う。匿名
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戦士と人殺しの違いはあいまいだ。新鮮組の彼らは果たしてどちらだととらえられるだろうか。しかし水の言おうとした刺激によって生まれた白は、きっと不滅のものとなるのだろう。匿名
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なるほど鎮魂歌、レクイエム。新鮮組という大局的には間違った船に乗ってしまったものたちへの柔らかなまなざしに涙なしではいられない。せめて単体をつかうものはサとカに関すると覚えていたい。匿名
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新鮮組という組織に生きた若者たちはその水に魅かれたのだろう。そして幾人かはその水と交わった後にサラにかわっていく。その結果として何が生まれたのか、歴史とはまったく興味深いものだ。匿名
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弱者と強者の対峙に一時はどうなるかと思いきや、その弱者の陰の部分が反応し期待を生み出すというのだから感じ入りました。二つ付いているのが多いのは偶然でしょうか。匿名
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命をかけた男たちによるその生き様の最終局面。熱く激しいきらめきに目がくらむかのようだ。デンリ度を利用することで弱いもののキタイが出てくるとは益々楽しみだ。匿名
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ついに大きく動き出した物語。過去の点と点が線でつながっていく様子にゾクゾクします。バナナを銀で買って苦労するという謎の文言の意味が分かった時などは驚きとともに深く感心しました。四つ星。匿名
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うーむ、このような新鮮組の描き方があるのかと感心しきりです。司馬遼太郎の桎梏を抜け出しているように思います。ああすんなりと溶けるように流れ、隊士の安藤のアニは銀のごとく素晴らしい。匿名
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実在の人物が漫画的に誇張されて描かれていて楽しいですね。5冊目から反応して、最新の2冊ではまた違う反応がみられるのは驚きでした。テツニドウとはどういう意味なのか気になります。匿名
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若者たちの熱い魂はただそれと決めた道を突き進む。たとえそれが間違った道だとしても。現ナマで苦労する彼はこれからどこへ向かうだろうか。バカナと笑うのは簡単である。匿名
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人斬りと呼ばれる男はどうしてそうなってしまったのか。運命の悪意とでも形容したくなる彼の人生の薄暗い輝きは目をひきつけてやまない。それは沈殿に似ている。匿名
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互いに身を削り、命を懸けているからこそ生まれている隊士たちの絆。それはきっと電気分解のような無理やりの手段でも行われない限り揺るぐことは無いだろう。そして歴史を知っているからこそ、今の彼らの貴さをひしと感じる。匿名
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意表をつくような新たな展開に驚かされましたが、これから益々期待を大きくしてもそれにきっと応えてくれるだろうという信頼を抱かせてもくれ申した。この作品に巡り合えてよかった。ありがとうブックライブ。匿名
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カッコイイキャラクターたちの生き様と外連味ある戦闘シーンに魂が震えるッ!!!それはまるで陰極に流れてくる電子によって生成される水素やら何やらのように私の心を被うのだ。匿名