中西孝樹のレビュー一覧

  • トヨタのEV戦争
    トヨタのEV戦争

    【本書の3つの魅力】

    ①著者出自;
    自動車業界アナリスト20年超の実績があること。

    ②出版時期;
    2023年度出版であること。

    ③EV;
    技術、国内そして海外マーケットの動きがわかること。

    海外勢の躍進がめざましいEVに、トヨタがどう挑もうとしているのか?技術含めて理解で...続きを読む
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    今後の自動車業界の変遷について分かりやすくまとめられた本。

    ・総移動距離における何%がPOV(個人で所有するクルマ)でMaaS(カーライドシェア)になるのかが、今後の自動車業界の変遷における重要なポイント

    ・未来では、クルマがITとつながると予想されるが、インカー領域と呼ばれる車両制御のデータを...続きを読む
  • トヨタ対VW
    世界の自動車産業の両雄ともいう存在であるトヨタとVW(フォルクスワーゲン)を、過去から現状までの経営状況、業務・資本提携などの経営戦略、技術力、組織力から対比させ、両社の特長・課題を抽出・整理している。
    自動車業界のアナリストならではの、かなり深堀り分析した内容であり、非常に読み応え抜群の内容であっ...続きを読む
  • トヨタ対VW
    この本を読んで、両者が同じ自動車会社とは思えないほど違う会社だという事がよくわかる。トヨタはウエットな文化、VWはドライな文化。創業家の絶対性を株式でも如実に表しているVWと、創業家の重要性は認識しつつも、あくまで、株式で過半数などではなく、創業家の心で企業を動かすトヨタ。読み深めて未来の自動車産業...続きを読む
  • トヨタ対VW
    次の世代の覇権を握るのはどちらか?という疑問に安易に結論を出すのではなく、ひたすら数値に基づく客観的な視点で将来像をあぶり出すというスタイル。基本的な販売戦略としてはVWが先手を取っており、トヨタは中国における地政的なハンディも痛手。ただ、15年予定の次世代ハイブリッドが環境技術のデファクトとなり得...続きを読む
  • トヨタ対VW
    トヨタとVWの現状分析が素晴らしい。証券アナリストだったとは思えないぐらい2社に関する洞察力は目を見張るものがあります。たぶんトヨタの世界1は直ぐにVWに抜かれるでしょう。その後が熾烈な2社の戦いが待っていると思われます。結局「豊田家」と「ポルシェ家」の争いなんですね。
  • トヨタ対VW
    まさに自動車業界全体がパラダイムシフトするタイミング。改めて危機感を感じた。過去の成功体験にとらわれすぎていませんか?
  • 自動車 新常態(ニューノーマル) CASE/MaaSの新たな覇者
    コロナは、変化を加速させる。

    在宅勤務率と公共交通の利用率で
    都市を累計するのは、面白い。

    これから、さらにどうなるか、見極めが必要。
    コロナの影響しかり、
    ロシアの影響しかり。
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    自動車業界の動きが分かりやすくまとめられていて、なんとなく理解するのに役立った。これを元にニュースを見て、改めて読み返すともっと理解が深まりそう。
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    CASEによって自動車業界に起こる変革について詳述した一冊。CASEそのものの紹介に加え、業界にどのような変革をもたらすのか、また業界の変化に対して各社はどのように適応しようとしているのかをまとめている。
    どこまで仕事に関わるか不明だったが、勉強がてら購入。一冊目としては十分すぎる内容ではないか。よ...続きを読む
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    かなり業界のことを詳しく知っていると感じた。僕の知っている事はほぼ合っていた。自動車業界はどうなって行き誰が何をリードするのだろうか?数十年後がある意味楽しみでだ。個人的にはシェアリングが当たり前の世の中になる事を歓迎する。クルマはステイタスではなく、移動手段であり、運搬が楽にできるものだと思ってい...続きを読む
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    激変中の自動車業界について理解が深まった。
    アイシングループに勤めている者としては、もう少しアイシンについて触れて欲しかったところ。まあ、それが客観的にみたアイシンの立ち位置なのかもしれないが・・・
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    MaaSはPOV(個人所有車)の稼働率より高いため、
    自動車台数は減る。
    付加価値が部品メーカーに移行
    中古車価格低下
    MaaS車両価格高額化

    トヨタ中古車画像システム=GAZOO

    リーフ 
     322万円、電池110万円
     1kWhあたり2.7万円
     →2030年に1万円で254万円>プリウス2...続きを読む
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    自動車業界は100年に一度の大変革を迎えています。その方向性を説明する時に登場するキーワードが「CASE」です。
    つまり、
    ・Connected=ネットワークに常時接続したつながるクルマ
    ・Automomous=自動運転
    ・Shared & Service=シェアリング&サービス
    ・Electric...続きを読む
  • 成長力を採点! 2020年の「勝ち組」自動車メーカー
    所在:展示架
    請求記号:537.09 N38
    資料ID:11601437
    選書担当:矢野

    自動車は好き、経済には疎い。そんなあなたにおすすめです。

    統計データをベースに、著者の独自視点を交えて自動車メーカーの現在・未来を分析していく本になっています。
    1社を称賛するような内容なのでは?と思ったが...続きを読む
  • トヨタ対VW
    トヨタとVWの全く異なる経営方針、特徴などを切り口に、自動車産業の今までとこれからを分析した作品。
    内容が非常に濃く、読むのに時間がかかってしまった。自動車業界について、まだ全然理解してないことだらけ。また読み返していこうと思います。
  • トヨタ対VW
    世界市場を住み分け、真逆の技術戦略を持つトヨタとVWグループは巨大化していくがために、2020年には真っ向から激突するということ
  • トヨタ対VW
    うちのトップに薦められた上司に薦められて読みました。
    大小さまざまな資本提携が進んで複雑化している、ここ数年の自動車業界の動きがよく分かります。

    率直な感想は、フォルクスワーゲンすごい、トヨタやばいかも…です。

    見方はいろいろですが、フォルクスワーゲンはリーマン・ショック時にも販売台数を伸ばして...続きを読む
  • トヨタのEV戦争
    トヨタの歴史から今後の予測まで書かれている。また他社のことも少々。会社のことだけでなく、EV関連の社会事情(法律や規則)や技術的な進捗についても理解できる。
  • トヨタのEV戦争
    EVで車体が重くなりタイヤの摩耗が激しいとか、そもそも価格が高すぎるとか、ガソリンの匂いが好きだとか。中々普及しないEV。日本にはハイブリッドがあるし、それがベストではという意見もあるが。トヨタは、マルチパスウェイ戦略。全方位で攻めていくという事だ。吉凶どうなるやら。

    日本では2035年乗用車を1...続きを読む