CASE革命 2030年の自動車産業

CASE革命 2030年の自動車産業

1,870円 (税込)

9pt

・Connected=ネットワークに常時接続したつながるクルマ
・Automomous=自動運転
・Shared & Service=シェアリング&サービス
・Electric=電動化
4つのキーワードが、クルマの価値を根本から変えようとしている。


■長く世界の製造業を牽引してきた自動車産業は、100年ぶりとも言える大きな岐路に立っている。「CASE」への対応が、自動車メーカーとそれに連なる部品サプライヤー、サービス企業の命運を握るとされ、各社は必死の対応に追われている。業界の外からは巨大IT企業が、そして世界最大の自動車市場を有する中国が、市場攻略をうかがっている。

■人工知能(AI)による自動運転などのニュースが毎日のように飛び交い、電動化したクルマが一般道を縦横に走る社会がすぐにでも到来するかのような夢をふりまく論者もいる。しかし、遠いと思われていた「未来社会」は、すぐそこまで来ているのだろうか。それは、どのようなプロセスで実現するのか。

■マイカーの完全自動運転を実現するには、技術的・社会的に高いハードルが待ち受けている。電気自動車(EV)に搭載する電池のコストは容易には下がらない。各種インフラの整備には相当の時間を要する。多くの困難を承知でEVに前のめりとなる欧州や中国の戦略の背後には何があるのか――。

■日本を代表する自動車アナリストが、グローバルな視点から、2030年を見据えたクルマと自動車産業のリアルな将来像と日本企業勝ち残りのためのソリューションを提示する。

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CASE革命 2030年の自動車産業 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今後の自動車業界の変遷について分かりやすくまとめられた本。

    ・総移動距離における何%がPOV(個人で所有するクルマ)でMaaS(カーライドシェア)になるのかが、今後の自動車業界の変遷における重要なポイント

    ・未来では、クルマがITとつながると予想されるが、インカー領域と呼ばれる車両制御のデータを

    0
    2021年01月25日

    Posted by ブクログ

    自動車業界の動きが分かりやすくまとめられていて、なんとなく理解するのに役立った。これを元にニュースを見て、改めて読み返すともっと理解が深まりそう。

    0
    2019年12月29日

    Posted by ブクログ

    CASEによって自動車業界に起こる変革について詳述した一冊。CASEそのものの紹介に加え、業界にどのような変革をもたらすのか、また業界の変化に対して各社はどのように適応しようとしているのかをまとめている。
    どこまで仕事に関わるか不明だったが、勉強がてら購入。一冊目としては十分すぎる内容ではないか。よ

    0
    2019年08月16日

    Posted by ブクログ

    かなり業界のことを詳しく知っていると感じた。僕の知っている事はほぼ合っていた。自動車業界はどうなって行き誰が何をリードするのだろうか?数十年後がある意味楽しみでだ。個人的にはシェアリングが当たり前の世の中になる事を歓迎する。クルマはステイタスではなく、移動手段であり、運搬が楽にできるものだと思ってい

    0
    2019年04月14日

    Posted by ブクログ

    激変中の自動車業界について理解が深まった。
    アイシングループに勤めている者としては、もう少しアイシンについて触れて欲しかったところ。まあ、それが客観的にみたアイシンの立ち位置なのかもしれないが・・・

    0
    2019年03月31日

    Posted by ブクログ

    自動車業界は100年に一度の大変革を迎えています。その方向性を説明する時に登場するキーワードが「CASE」です。
    つまり、
    ・Connected=ネットワークに常時接続したつながるクルマ
    ・Automomous=自動運転
    ・Shared & Service=シェアリング&サービス

    0
    2019年02月17日

    Posted by ブクログ

    2019.12.16 車に関する知識がないと理解が難しいところがある。なかなか難しかった。GAFA対車メーカーの攻防。自動運転の実現への道。電気自動車の普及。maasの普及など示唆に富んだ面白い内容。急には実現しないようだ。一般化は2035年以降かなぁ???

    0
    2019年12月15日

    Posted by ブクログ

     個人的には、CASEはMaaSの一要素だと考えている。

     Connected(繋がる)
     Autonomous(自動化)
     Shared & Service(シェア&サービス)
     Electric(電動化)

     間違いなく、クルマの目指すモノづくりはCASEになっていくのだが、MaaSの

    0
    2019年10月20日

    Posted by ブクログ

     日本の基幹産業である自動車産業の構造が大きく変わろうとしている。トヨタ等が他業種との連携を急ピッチで進めている背景に、近い将来、 Maasに見られるように自動車のあり方が大きく変わる可能性があるからだ。自動車製造業の雄として君臨していた企業も、自動車を生産させられる立場に回るかもしれない。そんな激

    0
    2019年07月03日

    Posted by ブクログ

    CASEそれぞれの観点から、各社の動向や近い将来の展望が描かれているが、もう少し掘り下げられた議論、緻密な検討が欲しかった。
    ネタ集めとして読んだので多少は情報を得られたが、もう少し的を絞った書が読みたいところ。

    0
    2019年05月12日

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