深木章子のレビュー一覧

  • 鬼畜の家
    ⭐️5.0

    夜中に読み終えたけど興奮冷めやらずで
    寝不足になった笑
    作者のデビュー作とは思えないほど
    練られたストーリーで終盤は何回も騙されて
    え?え?えー!?とビックリしまくり笑
    元弁護士だから書けるお話。
    鬼畜の家だけどグロさはほぼなく(動物が死ぬのは嫌だったけど)人間の怖さを思い知らされた。...続きを読む
  • 鬼畜の家
    「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」

    末娘から語られる本当の真実とは・・・・・・・

    インスタで紹介されており、どうしても読みたくて
    本屋に行ったけど見つからなかったからメルカリ...続きを読む
  • 敗者の告白
    あまり期待しないで読み進めました。
    ちょっとした人の言動や仕草で全てを悟る事や、ショックを受けたり喜んだり、人の感情ってすごいですね。
    6/3/1
  • 敗者の告白
    とある山間の別荘で、会社経営者の妻と子が転落死した。当初事故と思われていたが、ある一人の関係者の告白により夫が殺人罪で逮捕された。
    リレー方式でつながれていく関係者の告白で、事件の様相はどんどん色を変えていく。
    妻の本当の顔は?子供たちの本当の顔は?そして夫は…。
    二転三転していく展開に一気読みだっ...続きを読む
  • 灰色の家
    介護する方される方の問題を色々と考えさせられる小説。舞台の高級老人ホーム的なところに入所できる人でもなにかしら抱えていて、人間関係のゴタゴタはどこへいっても続くものだと感じた。
    作中の幽霊事件だけが、宙ぶらりんで終わった気がして残念
  • 罠【電子特典付き】
    そんな気持ちから、個々の話は独立した短篇でありながら、全体としては起承転結を踏まえた長編になっている。それも、たんなる本格の範疇にとどまらずエンターテインメントとしても楽しめる作品を書いてみたい──。新しい試みにチャレンジしたのが、本書の前身である『極上の罠をあなたに』だったことになります。

    騙し...続きを読む
  • 敗者の告白
    面白かった!
    真相が分かっても瑞香は嫌いだし、弘樹の犯行も分からんくはない。
    どんでん返し作品を色々読んでいると、X氏の独白でさらにどんでん返しがあるんかと期待してしまった笑
  • 欺瞞の殺意
    このミステリーは凄かったです。推理小説もたまに読むと楽しいですね。色々な視点で物事を俯瞰してみるのが大事だと思いました。
    色々な展開があり推理があり、飽きずに読み進めることができました。
    他の推理小説も読もうと思います。
  • 猫には推理がよく似合う
    猫!しゃべる猫!
    会社で猫と会話できるなんて最高じゃないのー。
    猫のスコがミステリを書こうとするなんて可愛すぎ。
    しかも、すねちゃったりもするなんて、たまんない。
    田沼弁護士のキャラも味があって好もしい。
    依頼人が様々で、なんてやつだと憤慨したりあきれたり。
    それを微妙に絡めてというかデフォルメして...続きを読む
  • 欺瞞の殺意
    最初登場人物が多すぎて頭がごちゃごちゃに。最初の登場人物一覧とにらめっとしながら読んだ。
    お互い愛ゆえに許せなかったという話。
    愛に年齢は関係ないね。
  • 鬼畜の家
     好き勝手書きます。ネタバレ注意です!


     こいつはまたすごい本を見つけてしまった・・・・・・・。
     人生観ねじ曲がりますよ、これ・・・・・・・(勿論いい意味で)


     初読の感想は、「読む毒」って感じだった。そのくらい、目を背けたくなるような人間の闇がこれでもかと描かれている。
     ちなみに、著者...続きを読む
  • 敗者の告白
    4章に行くまで、結局何が言いたいのかわからないと思っていたが、そこからまさかの展開で一気に読むスピードが上がった。
    全章にわたって過去の話(供述、書簡)で現在の話が何も出ないこと、作品のタイトルを最後まで覚えれなかったのに最後まで読んだら二度と忘れないぐらい頭に残ってしまった。
    最後まで読んでよかっ...続きを読む
  • 鬼畜の家
    面白くて一気読みした!インタビュー形式の文章で徐々に明らかになる家族像からの真相にああああってなった…!笑 嫌な話だけど、人物への嫌悪感と気分が相殺されて読後感は意外に良い!ww長めの物語だったけど読みやすい文だったし、ネタばらしパートも分かりやすくて良かった!好き!
  • 鬼畜の家
     北川由紀名は「鬼畜の家」という形容がぴったりの歪んだ家庭環境の影響で、幼い頃から引きこもりとなった。姉の亜矢名が勉強を教えていたため、ある程度の学力は身につけていたものの、彼女は小学校すら卒業しておらず、外へ出ることは全くなくなっていた。
     幼いときに医師である父を亡くし、やがて大好きな姉を事故で...続きを読む
  • 欺瞞の殺意
    二人の手紙のやり取りで展開される過去の事件の解明。相手に語りかける文体だからこそ迫りくる表現があって、隠された送り主の感情にも気がつくことなくコロッと騙されました。
    壮大な仕掛けと数十年越しの復讐劇。
    手紙という昔ながらの伝達手段でかわされるミステリーに引き込まれます。
  • 衣更月家の一族
    プロローグと、その後の3つの殺人事件。よくここまでこんがらがった話にしたもんだと思う。明らかに何か絡んでくるのが見えるし、どう絡み合うのか先が楽しみだった。最後まで読むと、すごい、やられた、とかよりも感心が先に来る。ネタばらしパートは大半を説明に割くことになってしまうのも仕方なく、まるで全て見てきた...続きを読む
  • 敗者の告白
    綿密に立てられた計画の標的が殺された人達でないのは驚いた。
    そして最後のXの独白の最後にある、負けたという趣旨の言葉でここでタイトル回収か、となった
    個人的には真実にほぼ近づいた弁護士の方がXを無罪としたまま判決を迎えてよかったのかという気持ちにはなった。
    ただ証拠を提示できるほどの物もないのかとも...続きを読む
  • 鬼畜の家
    母親に支配された家族に巻き起こる数々の死。唯一の生き残りである末娘の証言を探偵目線で追うミステリー。
    鬼畜とは、何が真実なのか、最後まで目が離せない。これが一作目…すごい
  • ミネルヴァの報復
    「ミネルヴァの報復」はエゴにも感じるけれど、そんなのはきれいごとなのだろう。
    登場人物の人間らしさと複雑に絡み合った事件の全貌。見応えがある。
  • 鬼畜の家
    「あたしの家は鬼畜の家でした。」
    夫を殺し、娘を殺し、金の為に数多の犯罪を繰り返した母親。しかし、その母親の最期は唯一溺愛していた息子との心中でした。
    生き残りの末娘が語る壮絶な家庭環境。母は自分から死を選ぶような人間じゃないとの証言。「鬼畜」を死に至らしめた衝撃の正体が明らかになる・・・。

    著者...続きを読む