鬼畜の家

鬼畜の家

803円 (税込)

4pt

「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」 保険金目当てで家族に手をかけてゆく母親。 巧妙な殺人計画、殺人教唆、資産の収奪…… 信じがたい「鬼畜の家」の実体が、唯一生き残った末娘の口から明らかに。本格ミステリ大賞候補作 『衣更月家の一族』、『殺意の記憶』と続いていく榊原シリーズ第一作。

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鬼畜の家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ⭐️5.0

    夜中に読み終えたけど興奮冷めやらずで
    寝不足になった笑
    作者のデビュー作とは思えないほど
    練られたストーリーで終盤は何回も騙されて
    え?え?えー!?とビックリしまくり笑
    元弁護士だから書けるお話。
    鬼畜の家だけどグロさはほぼなく(動物が死ぬのは嫌だったけど)人間の怖さを思い知らされた。

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」

    末娘から語られる本当の真実とは・・・・・・・

    インスタで紹介されており、どうしても読みたくて
    本屋に行ったけど見つからなかったからメルカリ

    0
    2024年03月29日

    Posted by ブクログ

    面白くて一気読みした!インタビュー形式の文章で徐々に明らかになる家族像からの真相にああああってなった…!笑 嫌な話だけど、人物への嫌悪感と気分が相殺されて読後感は意外に良い!ww長めの物語だったけど読みやすい文だったし、ネタばらしパートも分かりやすくて良かった!好き!

    0
    2020年02月23日

    Posted by ブクログ

     北川由紀名は「鬼畜の家」という形容がぴったりの歪んだ家庭環境の影響で、幼い頃から引きこもりとなった。姉の亜矢名が勉強を教えていたため、ある程度の学力は身につけていたものの、彼女は小学校すら卒業しておらず、外へ出ることは全くなくなっていた。
     幼いときに医師である父を亡くし、やがて大好きな姉を事故で

    0
    2017年08月22日

    Posted by ブクログ

    母親に支配された家族に巻き起こる数々の死。唯一の生き残りである末娘の証言を探偵目線で追うミステリー。
    鬼畜とは、何が真実なのか、最後まで目が離せない。これが一作目…すごい

    0
    2023年07月29日

    Posted by ブクログ

    「あたしの家は鬼畜の家でした。」
    夫を殺し、娘を殺し、金の為に数多の犯罪を繰り返した母親。しかし、その母親の最期は唯一溺愛していた息子との心中でした。
    生き残りの末娘が語る壮絶な家庭環境。母は自分から死を選ぶような人間じゃないとの証言。「鬼畜」を死に至らしめた衝撃の正体が明らかになる・・・。

    著者

    0
    2023年05月09日

    Posted by ブクログ

    深木章子氏、デビュー作でこの出来は凄い。徐々に真実に近付いていく構成も読み応えがあるし、作者の特徴でもある緻密なヒントはデビュー時点で健在。バラされた後も、そんなのあった!?と思いつつも、そう言われたらそうか、と納得せざるを得ない。そのあたりもさすが元弁護士と思える。しかしながら中身はイヤだらけの胸

    0
    2023年01月14日

    Posted by ブクログ

    インタビュー形式で進んでいくので、私もそこにいて、一緒に推理しているような感覚で楽しかったです。

    最後は『そう来るか〜』てな感じでした。

    もともとインタビュー方式は好きだし、展開も好き。
    とても楽しめました。

    0
    2023年01月05日

    Posted by ブクログ

    ラストまでよどみなく突っ走って鮮やかなもんだなあ。鮮やかすぎて物足りないって思ってしまうくらいラストで鮮やかにトリックが暴かれて痛快は痛快。ただ読者置いてけぼり感もある。しかし幼児期から鬼畜を心に宿してたみたいなのはあんまり救いがないから受け入れがたいオチだった。

    0
    2020年09月14日

    Posted by ブクログ

    いや〜面白かった!
    登場人物が多いので、メモを取りながら読み進めるも、見事に騙されました。
    イヤミスと言われながらも、ちゃんとミステリーとしてのどんでん返しもあり、伏線もきっちり回収される。むしろ、読後感イイかも!

    0
    2017年10月23日

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