消人屋敷の殺人(新潮文庫)

消人屋敷の殺人(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

3.6

明治初頭、日影一族の棟梁の隠居所だった武家屋敷が官憲に包囲されたが、一族は忽然と姿を消した。奇怪な伝承に彩られ、断崖絶壁の岬の突端に建つこの館を人は「消人屋敷」と呼ぶ。ここに隠遁する覆面作家を訪ねた女性編集者が失踪、三ヵ月後、謎の招待状で五人の関係者が集まった。嵐で巨大な密室となり、また不可解な人間消失が起こる。読者を挑発する本格ミステリ長篇、驚愕の結末!(解説・村上貴史)

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消人屋敷の殺人(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とっつきにくい始まり方だったり、日本家屋の蘊蓄みたいなものだったり、何かいろいろ挟まってくる中、途中でちょこちょこ感じる違和感。そりゃ感じるわ、というオチが待っていて大混乱したけど、こういうの大好きだしほぼ納得。一部だけ、そのフォローはいらんかな、というのもありつつ。深木章子2冊目だけど、もっと読ん

    0
    2023年01月14日

    Posted by ブクログ

    密室となった日蔭荘での出来事
    いろんなことが起こる様を淡々と読み進んだんですが中盤からなんか変な感じがしつつ
    あ、そういうことでしたかと
    もう定番のトリックでした
    がストーリーは楽しめました

    0
    2021年05月07日

    Posted by ブクログ

    作家志望の兄、勘当のような形で親とは絶縁してしまった。その兄の消息がわからない中、売れっ子作家から滞在先である消人屋敷への招待状が。 
    同じく作家志望の弟が行方不明になっているフリーランスのライターである新城と共に訪れると事にしたのだが、悪天候により土砂崩れに巻き込まれた。
    行方不明の彼らの行方は?

    0
    2020年05月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以下、ネタバレあります!(ぼかして書いているので、読んでいない人は何のことかわからないと思います。)










    初めて読んだ作家だったが、非常によくできた叙述トリックもの。二重の一人二役トリックと言えるだろうか。途中「あの人」「あの人」と連呼し始めた辺りで、ははーんそういうことかと仕掛けを

    0
    2020年11月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル、帯の煽り文、見取り図。満点です。ミステリスキーにレジに持って行かせるだけの卓越した一冊に出会えた時の喜びと言ったら、、、、。

    というわけで、初めましてな作家さんです。深木章子先生。60歳を過ぎてから作家デビューされたようです。ビックリ。それでこういう古式ゆかしくも挑戦的な一本が書けるって

    0
    2020年05月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     後半にかけて、ドキドキしながら読み進めることができた。途中混乱することもあったが、最後に全てが繋がった快感があった。とはいえ、幸田淳哉がトランスジェンダーであるというのはまさかのオチであった。

     

    0
    2023年04月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「消人屋敷」と呼ばれる岬の古い武家屋敷。嵐の中で隔絶された屋敷で起こった殺人事件。
    女子大生はある日、本屋で小説家になりたいと家を出た兄の作品に似たものを見つける。
    それを機に連絡を取ろうとしたが、消息不明となっていた。
    一人称で語られる出来事は、いつしか過去の真相へと置き換わっていく。
    なんとなく

    0
    2022年06月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お勧め度:☆5個(満点10個)読み終えてちょっと「?」的な感じがした。というのも、途中までは何とか理解できたけど、ラスト近くで、何だか訳がわからなくなってしまった。私の読書力の低さなのか、急に登場人物がごちゃごちゃしてきて、生きているのか死んでいるのかまでわからなくなってくる。すごく複雑にこんがらが

    0
    2020年06月16日

消人屋敷の殺人(新潮文庫) の詳細情報

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