大石直紀のレビュー一覧
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まず、タイトルがすごい。
内容は一言でいえば痛快。水戸黄門とか大岡越前とか「悪者は懲らしめないと」的な部分にも通じるものがあります。
著者の大石直紀さんはテレビや映画のノベライズも手掛けられているようで、構成の仕方やストーリー展開のうまさも納得。そのままドラマ化できそうです。Posted by ブクログ -
銀行システムへの不正アクセス容疑者が殺される事件で、相棒シリーズでは脇役だった伊丹刑事と、サイバー犯罪対策課専門捜査が、いがみあいながら犯人を追っていくうちに、目に見えない圧力が・・・
映画の原作らしいが、いつもの主役はほとんど出て来ない。X DAY もピンと来なかったなぁ。
(2013/6/1...続きを読むPosted by ブクログ -
現場叩き上げの伊丹刑事と、民間企業出身でサイバー犯罪対策課の岩月が、半目しながら捜査する。
赤字国債を乱発する日本が、2015/5/1に国債、円、株のトリプル暴落に見舞われる想定で、財務省、金融庁、大手銀行などが故意にシステム障害を起こし、シミュレーションを行なっていた。
この暗号データをネットに流...続きを読むPosted by ブクログ -
映画のノベライズ版。映画を観た後、復習のつもりで買いました。
映画では皮肉なセリフの応酬が見どころ(笑)だったりするのですが、文字にしちゃうと「」(話し言葉)ばっかりですね。映像だと個人の推測にゆだねられてしまう登場人物の心情が書いえあるのはそれなりに興味深かったかな。
映画観ると、もっと長い話だっ...続きを読むPosted by ブクログ -
映画見る前に読もう…ということで読みました。
イタミンはイタミンなので、映像版を観るのが楽しみであります。
物語としては、なんというか、終わりで終わっていないので、なんかもや~っとした感じですが。
映像だといつもの相棒シリーズのように、もやもやしていてもうまくまとめてくれるのだろうか…。Posted by ブクログ -
タイトルに惹かれて手に取る。結構好きな設定だが、二人目の少女になかなか感情移入できなかった。但、幼い時に行き別れた妹を救う為、咄嗟にみせた反応は意外かつプロっぽかった。骨董無形な国際的陰謀が繰り広げられるが、最後には歴史的事実と帳尻を合わせている。ひとつ意外だったのが公安の扱い。普通は陰謀の首謀者だ...続きを読むPosted by ブクログ