大石直紀のレビュー一覧
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オカルト風味だけれど、悪党共の金と利権を巡る骨肉の争いに、凪子達が巻き込まれ、なんとか解決するという物語でした。
結局人間同士の争いなんだけれど、黒沢と宮市を中心に、次々と出てくる悪人(一部善人)が、最後までバタバタと死んでゆくので、すっきり爽快な読後感とはいかなかった。
ひとまず、凪子の行方不...続きを読むPosted by ブクログ -
映画に比べて岩月さんの存在感が際立っていた。
ということはそれだけイタミンの存在感が薄れていたワケで
その辺りがちょっと残念だったかな。
今までの相棒の映画ノベライズは大概が映画と違う部分があったんだけど
この話はほぼ映画の筋書き通りだった。
違ってたのは映画ではイタミンとふたりだった逮捕劇が
ノ...続きを読むPosted by ブクログ -
官房長死ななくてこっちのほうが好きかもしれない…
絶対的な正義と
大局的な正義
どちらがいいかなんて
わからないけど
壮大だなぁって
いつも思う。Posted by ブクログ -
金融の事だとかわからないので、映画見た時はさらっと流れてしまい、頭に????を浮かべながら見たところも文章で繰り返し読んでみたらなんとなくわかりやすかった気がします。
二人のやり取りは映画よりさらっとしている感じ。Posted by ブクログ -
〈内容〉謎のデータがネット上にバラ撒かれ、削除された…。直後、一人の男の死体が発見される。東京明和銀行本店システム部の中山雄吾。ネットに不正アクセスし、機密情報を流した疑いで、マークされていた男だ。死体発見現場で、警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一とサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬は出会う。殺人事件と...続きを読むPosted by ブクログ
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筋を追う、という意味では
今までに読んだ相棒ノベライズの中でいちばん判り易く書かれていたと思う。
言い換えれば、ものすごく淡々と起こった出来事のみをなぞっていったような。
一応は神戸くん視点で話が進んでいるものの
彼の心の動きというようなものはあまり汲み取れなかったような気がする。
実際に映画を見...続きを読むPosted by ブクログ -
私が日本語でこういう小説を読まないだけか、日本人があまりこういう小説を書かないのかはわからないのだけれど、スケールがワールドワイドで洋書を読んでる気分だった。
日本人が中東をテーマに小説を書いてくれることが嬉しい。中東で生まれたというアイデンティティがあるからこそもっともっと知りたい、知らなきゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
映画『相棒‐劇場版Ⅱ‐」のノベライズ。映画を観た後に内容を振り返りながら読みましたが、本編とは若干の違いもあり、これはこれで楽しめました。そしてまた劇場に足が向いてしまった・・・。Posted by ブクログ
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相棒劇場版Ⅱのノベライズ作品。
映画版とは表現の違うところも多々あります。特に終盤の展開が全く違います。
先に小説版を読んで劇場に足を運んでも、十分すぎる驚きを感じられると思います。
また、映画では分からなかった部分の解説も入っていたので、スクリーンで楽しんだ後に読まれるといいかとPosted by ブクログ -
劇場版を見たあとに、読みました。
劇場版と結末が違うのは前回と同じですが…
官房長が小説版では死なない。
今後の展開的に大丈夫なのかしら?と心配になってしまいました。
大筋は一緒で違うのは事件の決着のつき方くらいです。
あと、一連の犠牲者と言える3人の関係が幼なじみになっていて、より黒幕たちに「利...続きを読むPosted by ブクログ -
映画を観るまでは待とうと思っていたのに、我慢できず読んでしまった(苦笑)。劇場版1のノベライズに比べ、キャラクターの言動に違和感がなく、素直に楽しめた。お馴染みの人物たちが動き回っている映像が脳裏に浮かぶような、読みやすい文章で。また、大河内監察官が大活躍だったのがピルイーターファンとしては嬉しいか...続きを読むPosted by ブクログ