大石直紀のレビュー一覧

  • 杉原千畝
    目の前に困っている人がいれば助ける。
    人として当たり前のことを実践した杉原氏は真のリーダーといえるのではないか?
  • ビストロ青猫謎解きレシピ 魔界編
    オカルト風味だけれど、悪党共の金と利権を巡る骨肉の争いに、凪子達が巻き込まれ、なんとか解決するという物語でした。

    結局人間同士の争いなんだけれど、黒沢と宮市を中心に、次々と出てくる悪人(一部善人)が、最後までバタバタと死んでゆくので、すっきり爽快な読後感とはいかなかった。

    ひとまず、凪子の行方不...続きを読む
  • 武士の献立
    とても面白いけど短いので展開が早足で進んでしまう印象。
    ラストもちょっとやっつけ感が漂う。

    他の方のレビューをみたら、これノベライズだったのですね。それなら納得。さらりと読めます。
  • 深夜食堂
    Huluでシーズン1を見つつ、年明け公開の劇場版をノベライズで一足お先に。大都の中の悲喜こもごも、ライトに楽しめて良いです。
  • サンチャゴに降る雨
    パコ・サンチャゴ・マリンが欲しいという知人に贈った「サンチャゴ」要素。中身を知らずに贈ったのを今更読む。

     予想外に面白かった。歴史的事実を実名とか使いつつフィクションが加えられているのだが、悪くない。
     事実に脚色加えるのは辟易したりするけれど、チリという地球の裏側の国のお話だから、事実がフィク...続きを読む
  • 爆 弾 魔
    2014.4.8ー20
    連続爆弾テロに関わる元刑事である父と現刑事である娘、父の元上司であり娘の上司でもある刑事達と、25年前の爆弾事件との関わり。
  • サンチャゴに降る雨
    南米チリ。チリに関して知っていることといえば・・・太平洋に面した細長い国。首都はサンチャゴ。
    お恥ずかしいが、それくらいです。多くの人がチリについて知らないと思うのですが、いかがでしょう?
    1973年9月11日。「サンチャゴに雨が降っています」というラジオからのアナウンサーの一報で始まった軍事クーデ...続きを読む
  • 武士の献立
    すぐ読み終わります。
    料理の話でもあり、夫婦の話でもあり。

    地元が舞台になっているので映画館に行こうと思っていたのですが、
    なかなか行けず、結局テレビ放映を待つことになりそうです。
  • 相棒シリーズ X DAY
    映画に比べて岩月さんの存在感が際立っていた。
    ということはそれだけイタミンの存在感が薄れていたワケで
    その辺りがちょっと残念だったかな。

    今までの相棒の映画ノベライズは大概が映画と違う部分があったんだけど
    この話はほぼ映画の筋書き通りだった。
    違ってたのは映画ではイタミンとふたりだった逮捕劇が
    ...続きを読む
  • 武士の献立
    映画のノベライズ、ということで分かりやすかった。
    江戸時代の包丁侍にまつわるお話。

    伝内が出てくると場がすごく和む。演じている西田敏行が目に浮かんだ。
    料理と恋愛と時代背景。
    現代にはない、モヤモヤした気持ちに触れる一冊。
  • 相棒 ―劇場版II―
    官房長死ななくてこっちのほうが好きかもしれない…

    絶対的な正義と
    大局的な正義

    どちらがいいかなんて
    わからないけど

    壮大だなぁって
    いつも思う。
  • 相棒シリーズ X DAY
    金融の事だとかわからないので、映画見た時はさらっと流れてしまい、頭に????を浮かべながら見たところも文章で繰り返し読んでみたらなんとなくわかりやすかった気がします。
    二人のやり取りは映画よりさらっとしている感じ。
  • 相棒シリーズ X DAY
    〈内容〉謎のデータがネット上にバラ撒かれ、削除された…。直後、一人の男の死体が発見される。東京明和銀行本店システム部の中山雄吾。ネットに不正アクセスし、機密情報を流した疑いで、マークされていた男だ。死体発見現場で、警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一とサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬は出会う。殺人事件と...続きを読む
  • 相棒 ―劇場版II―
    筋を追う、という意味では
    今までに読んだ相棒ノベライズの中でいちばん判り易く書かれていたと思う。
    言い換えれば、ものすごく淡々と起こった出来事のみをなぞっていったような。
    一応は神戸くん視点で話が進んでいるものの
    彼の心の動きというようなものはあまり汲み取れなかったような気がする。

    実際に映画を見...続きを読む
  • パレスチナから来た少女
    私が日本語でこういう小説を読まないだけか、日本人があまりこういう小説を書かないのかはわからないのだけれど、スケールがワールドワイドで洋書を読んでる気分だった。


    日本人が中東をテーマに小説を書いてくれることが嬉しい。中東で生まれたというアイデンティティがあるからこそもっともっと知りたい、知らなきゃ...続きを読む
  • サンチャゴに降る雨
    チリで軍事クーデターが起こり、それに関わる人たちの物語。
    話自体もおもしろかったし、そこに描かれてる一人ひとりがすごいリアルでよかった。

    でも、現実に軍事クーデターとかって起こったものだし、今でもどこかの国でクーデターが起こるかと思うと、つらくなるわ。
    そんなことも考えさせられた一冊。
  • 相棒 ―劇場版II―
    映画『相棒‐劇場版Ⅱ‐」のノベライズ。映画を観た後に内容を振り返りながら読みましたが、本編とは若干の違いもあり、これはこれで楽しめました。そしてまた劇場に足が向いてしまった・・・。
  • 相棒 ―劇場版II―
    相棒劇場版Ⅱのノベライズ作品。
    映画版とは表現の違うところも多々あります。特に終盤の展開が全く違います。
    先に小説版を読んで劇場に足を運んでも、十分すぎる驚きを感じられると思います。

    また、映画では分からなかった部分の解説も入っていたので、スクリーンで楽しんだ後に読まれるといいかと
  • 相棒 ―劇場版II―
    劇場版を見たあとに、読みました。

    劇場版と結末が違うのは前回と同じですが…
    官房長が小説版では死なない。
    今後の展開的に大丈夫なのかしら?と心配になってしまいました。
    大筋は一緒で違うのは事件の決着のつき方くらいです。
    あと、一連の犠牲者と言える3人の関係が幼なじみになっていて、より黒幕たちに「利...続きを読む
  • 相棒 ―劇場版II―
    映画を観るまでは待とうと思っていたのに、我慢できず読んでしまった(苦笑)。劇場版1のノベライズに比べ、キャラクターの言動に違和感がなく、素直に楽しめた。お馴染みの人物たちが動き回っている映像が脳裏に浮かぶような、読みやすい文章で。また、大河内監察官が大活躍だったのがピルイーターファンとしては嬉しいか...続きを読む