その本の物語 下
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その本の物語 下

726円 (税込)

3pt

どこにも行けない。まるでガラスの水槽の中にいるみたいで、すぐに息が苦しくなって――。南波は、学校を休み、書店でアルバイトをしながら、病院に足を運んでいた。きょうも病室で朗読をする南波、うっすら笑みを浮かべ眠り続ける沙綾。だが、魔女の子ルルーの長い冒険物語が、いよいよ終わりに近づいたとき、誰も知らない新たな物語が呼び出された――。傷ついた魂の恢復と人間への信頼を謳いあげた、傑作長編ファンタジー!

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その本の物語 のシリーズ作品

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  • その本の物語 上
    682円 (税込)
    ずっと友達でいられると思っていた。なのに約束を破ったのはわたし――。病院のベッドで眠り続ける、かつての親友・沙綾のために、きょうも朗読を続ける南波。それは二人が子どもの頃に好きだった魔女の子のお話だった。遠ざけられても、裏切られても、なお魔法の薬で人々を癒そうとした風の丘のルルー。大好きだったこの物語が、あなたを呼び戻してくれたら。今を生きる十代の女の子と、本の中の冒険が響きあう、遥かな魂の物語!
  • その本の物語 下
    726円 (税込)
    どこにも行けない。まるでガラスの水槽の中にいるみたいで、すぐに息が苦しくなって――。南波は、学校を休み、書店でアルバイトをしながら、病院に足を運んでいた。きょうも病室で朗読をする南波、うっすら笑みを浮かべ眠り続ける沙綾。だが、魔女の子ルルーの長い冒険物語が、いよいよ終わりに近づいたとき、誰も知らない新たな物語が呼び出された――。傷ついた魂の恢復と人間への信頼を謳いあげた、傑作長編ファンタジー!

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その本の物語 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あなたは、『魔女とか魔法とか』を信じているでしょうか?

    『魔女』と聞いて何を思い浮かべるかは人それぞれだと思います。そもそもそんなもの物語の中の存在と一笑に付される方もいらっしゃるでしょう。しかし、中世ヨーロッパにあっては、『魔女』の存在を大人たちが信じた先に『魔女狩り』という蛮行を繰り返したこと

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    「今日もしだめな自分だったとしても、明日は少しでも強くて立派な自分になろう。明日まだむりだったとしても、あさってはしあさってはがんばろうって、その繰り返しが大事なんじゃないかな、と思うんだ。
    最初っから強い人なんて、きっとどこにもいないんだよ。みんなきっと、優しくなりたい、強くなりたいって歯を食いし

    0
    2020年08月01日

    Posted by ブクログ

    本編としては本当にきれいに、美しく着陸しています。
    そして「風の丘のルルー」完結編でもあります。
    本当に「ルルー」シリーズを読んでいなかったのが痛恨の一撃というか、読み終わった瞬間、この話ないのかなーと思ったら過去作にあって、でも絶版という衝撃。古本で集めようにも結構高騰している上巻数があるので、も

    0
    2016年08月13日

    Posted by ブクログ

    上下巻読んで、とてもほんわかしてて、癒されました(*^^*)ルルーの物語の間で少しずつ語られていく沙綾と南波の物語がとても感動的!こんなことがあったら素敵だな。わたしも風の丘にいってみたい。

    0
    2016年02月11日

    Posted by ブクログ

    主人公南波が同じ作者の『風の丘のルルー』を親友に読み聞かせるという形式をとっている。

    このルルーの物語がすごくいい。

    過去に魔女は人間に迫害され、ルルー以外の魔女は死に絶えたと思われる世界である。

    ルルーも自分が魔女であることを隠し、生きている縫いぐるみ(!)ペルタと孤独な旅を続けている。

    0
    2014年11月29日

    Posted by ブクログ

    タイトル買い。初村山作品。
    どこか気になる作品は、やはり読まれるべくして手に取るのだろうと、偶然ではなく必然を強く感じる。
    作品そして南波ちゃんの朗読する劇中作が様々なことを自分に問いかける。そして長時間歩いて疲れた後に温かいスープをいただいたような、心と身体が解き放たれる読後感。
    多分もう会えない

    0
    2014年09月27日

    Posted by ブクログ

    あー小さい頃の自分に読ませたい。
    とはいえ、大人になっても魔法に憧れたまま。
    素敵な物語も魔法と呼べるか。作家さんは魔法使い!

    0
    2014年08月30日

    Posted by ブクログ

    児童文学「風の丘のルルー」のシリーズを再構成した作品。劇中作として、「風の丘のルルー」という小説が登場します。その小説が大好きだった、高校生になっている2人の女の子、そのうちの一人が主人公。眠ったままになっているもう一人の女の子は、小さいころから少し人と変わったところのある女の子だった。小さな魔法が

    0
    2014年07月27日

    Posted by ブクログ

    なるほどこういうラストなんですね。わたしも彼女に会ったら、必ず同じ台詞を言おうと思います。子どものころに空想した物語がこの手に降りてきたみたいな素敵な時間でした。

    0
    2014年07月20日

    Posted by ブクログ

    ルルーとペルタと一緒に旅をしているような気持ちで読んでいたので、読み終えてしまうのがとても寂しく感じました…。
    ルルーやペルタにまた会いたくなった時には、風の丘まで行ってみたいと思います❁⃘*.゚

    0
    2022年04月18日

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