ユーザーレビュー その本の物語 下 村山早紀 / こよ 「今日もしだめな自分だったとしても、明日は少しでも強くて立派な自分になろう。明日まだむりだったとしても、あさってはしあさってはがんばろうって、その繰り返しが大事なんじゃないかな、と思うんだ。 最初っから強い人なんて、きっとどこにもいないんだよ。みんなきっと、優しくなりたい、強くなりたいって歯を食いし...続きを読むばってる。だめな自分、弱い自分が好きになれなくて、許せなくて、たまに泣いちゃったりしながらね」 Posted by ブクログ その本の物語 上 村山早紀 / こよ 村山さん作品は4作目。 子供の頃に憧れた世界観と、あのどきどきわくわくする気持ちを味わえます♪ 作中に出てくるルルーのお話、ぜひ読破したいと思いました。 南波という少女が寝たきりになってしまった親友に子供の頃二人が大好きだった魔女のルルーの物語を聞かせる、というカンジで進行していくストーリー。 ル...続きを読むルーの物語は辛いことや悲しいことを乗り越えてがんばる魔女のお話なんだけど。 なんていうかいじめや差別問題、現代にも繋がる所はあってルルーと一緒に心を痛め、考えてしまうお話です。 自分とは違う少数を排除してしまう恐怖心、裏切られても信じたいと願ってしまう気持ち。 何度も涙してしまいました。 下巻も楽しみです♪ Posted by ブクログ その本の物語 上 村山早紀 / こよ 【あらすじ】 ずっと友達でいられると思っていた。なのに、約束を破ったのはわたし―。病院のベッドで眠り続ける、かつての親友・沙綾のために、きょうも朗読を続ける南波。それは二人が子どもの頃に好きだった魔女の子のお話だった。遠ざけられても、裏切られても、なお魔法の薬で人々を癒そうとした風の丘のルルー―。大...続きを読む好きだったこの物語が、あなたを呼び戻してくれたら…。今を生きる十代の女の子と、本の中の冒険が響きあう、遙かなる魂の物語! 【感想】 Posted by ブクログ その本の物語 上 村山早紀 / こよ 子供の頃に友達になった沙綾があるきっかけで眠りから覚めなくなり、それに罪悪感を感じて主人公が毎日病院に通い、昔一緒に読んだ本を読み聞かせに行きます。読み聞かせる魔女のルルーの話が大半です。人を信じたいけど、優しいばかりのひとだけじゃないので、いつも苦しむルルーに集団心理の恐ろしさが現れていて、私も学...続きを読む生の頃のことを思い出します。 Posted by ブクログ その本の物語 下 村山早紀 / こよ 本編としては本当にきれいに、美しく着陸しています。 そして「風の丘のルルー」完結編でもあります。 本当に「ルルー」シリーズを読んでいなかったのが痛恨の一撃というか、読み終わった瞬間、この話ないのかなーと思ったら過去作にあって、でも絶版という衝撃。古本で集めようにも結構高騰している上巻数があるので、も...続きを読むのすごく残念というか無念というか………でも「ルルー」を全巻読破してからこっちももう一度読みます。 Posted by ブクログ こよのレビューをもっと見る