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1941年、リトアニア。ナチスは乾坤一擲のバルバロッサ作戦を開始し、レクター一家も居城から狩猟ロッジへと避難する。彼らは3年半生き延びたものの、優勢に転じたソ連軍とドイツ軍の戦闘に巻き込まれて両親は死亡。残された12歳のハンニバルと妹ミーシャの哀しみも癒えぬその夜、ロッジを襲ったのは飢えた対独協力者の一味だった……。ついに明かされる、稀代の怪物の生成過程!
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Posted by ブクログ
怪物の作り方。 自分の家族を葬った輩を次々と復讐していく少年ハンニバル。 復讐の方法にまだ雑さが拭えませんが、カニバリズムの趣向はすでに出てきてます。 そしてハンニバルの成長に多大な影響を与えるのが、日本人の叔母「紫婦人」。彼女によりハンニバルは日本の文化を吸収していく。 ハンニバルの世間...続きを読む、死にたいする達観した姿勢は、過去の記憶はもちろん、日本独特の無常観も影響しているんだろうか。
ハンニバル・レクターさんが「ハンニバル・カンニバル」になる事情が見えてくる幼少から青年時代のお話。 とにかく文章の表現が美しい…と思いました。原語で読めばもっと味があるのでしょう。 ハンニバル少年が影響を受ける日本人の叔母さんである紫夫人の日本人像がリアルな日本人からすると「フジヤマ・ゲイシャ」っ...続きを読むぽいのだけど、日本文化への憧憬とリスペクトはきちんと感じられました。 被爆した広島の禎子さんが血縁だったり、伊達政宗さんぽい人がご先祖だったりは、同じようなことを日本の小説でも外国人キャラに対してやっているのだろうからOK牧場です。 海外の方にとって日本女性はかく神秘的なものであるのならば、らじ家の女性陣もかくありたい、ですな。
ハンニバルの反省、アメリカに渡る前の話。いかにしてハンニバルという人格が形成されたか。医学部入学前までの幼少期。
ミーシャが死ぬまでは気が重くて重くて中々読み進められなかったけど、紫夫人と出会ってからはハンニバルの成長に惹きつけられるようにページを捲る手が軽くなった
ハンニバル・レクターシリーズ第四作。 ハンニバルが、怪物に生まれ変わるまでを描いた本作。 上巻は、これから始まる壮絶な復讐劇を匂わせて終了。 下巻が楽しみ。
人食いハンニバルの誕生秘話。並はずれて聡明で、家族の愛に育まれて育った彼が出会ったもの。そしてその変貌。いじめっこや愛する叔母を侮辱した男への冷ややかな鉄槌には背筋が寒くなると同時に爽快感が(笑)。そしてドイツ協力者たちへの復讐も始まるのか。楽しみになってきました。ハンニバルという存在は理解はできな...続きを読むいですが畏敬を感じてしまいます。ほんと魅力的です。
「お互いに、掛け値のない本音で話し合ってもいいですか?」「もちろん」「ポール・モマンが死んだこと、あなたは本当に残念に思っていますか?」 (P186) ココ、心の内にゾワっとくる。
このシリーズは好きで全部読んでいます. ハンニバルの生い立ちがわかり面白いのですが,紫夫人が日本人がみるとちょっとアレですよね... その部分がとても惜しいです.
2010/4/17再読 上巻は昔読んだ1回目の印象が強くて、さらさら読んでしまった。 好きなことには変わりは無い。 この作品で描かれるハンニバルの内面(の成長?)は映画では表現しようが無い。映画もかっこよかったけど。
前3作と比べると、ちょ〜っと規模が小さいかな〜って感じもしますが。 『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙』『ハンニバル』に比べると、犯行も華麗さを欠くところも見受けられますが、その分若いのでアクションもあったりします。 子供の頃から並外れた知的成長をみせるハンニバル。 何不自由なく幸せな生活を送って...続きを読むいたのに、戦争によって全てを失ってしまう。戦争さえなければ、必ず大物になっただろうと思わずにはいられません。まあ、“人喰いレクター”も大物ですけど。 戦争によって、彼の中で何かが変わってしまったのは事実。叔母である紫夫人を侮辱した相手を、まだ13歳だというのに、淡々と殺してしまう。しかも罪悪感無し。そのお手並みは「さすが!」の一言でした。 ただ、これで“怪物”の全てが明らかにされたのかというと、そうではなく、レクター博士の幼少期から青年期の話って感じですかね。 なぜ、人喰いになってしまったのか?とか、なぜ人殺しを楽しむようになってしまったのか?が微妙に不明なままです。 妹のミーシャを殺した(食べた)一味への復讐がきっかけではあるんだろうけど… 叔母である紫夫人。日本人なんですけど、知識の浅い、いわゆる「ゲイシャ」「ハラキリ」とかそんなんじゃなくて、ホントに日本のために書いたの?ってくらい、ちゃんとしてます。 彼女によって、ハンニバルは生け花や書道、水墨画、俳句とかを学んでいったりしてますし。 いきなり上巻の最初のページに、宮本武蔵の水墨画があったのも納得。
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