さよならの言い方なんて知らない。4(新潮文庫nex)

さよならの言い方なんて知らない。4(新潮文庫nex)

781円 (税込)

3pt

4.0

香屋歩は臆病者を自認する。知らない人に話しかけられるどころか、すれ違うのすら怖い。そんな彼が殺し合いを是とする架見崎に招かれたとき、どんな行動をとるか。逃げるのか。隠れるのか。泣き叫ぶのか。否。少年は立ち上がる。彼はいつだって、恐怖の前提と対峙する。PORTを脱退した王者ユーリイ。トーマの計画。混戦の果てに浮かび上がる世界の秘密とは。激動の青春劇、第4弾。

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さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex) のシリーズ作品

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1~8件目 / 8件
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    あなたは架見崎の住民になる権利を得ました――。高校二年生の香屋歩の元に届いた奇妙な手紙。そこには初めて聞く街の名前が書かれていた。内容を訝しむ香屋だが、封筒には二年前に親友が最後に残したものと同じマークが。トーマが生きている? 手がかりを求め、指定されたマンションを訪れると……。戦争。領土。能力者。死と涙と隣り合わせの青春を描く「架見崎」シリーズ、開幕。
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    架見崎。誰も知らない街。高校二年生の香屋歩と幼馴染の秋穂栞が訪れたその場所には、戦争があった。人と人が対立し、殺し合い、奪い合う。そんな世界で、二人はかつての親友トーマと再会する。架見崎で二年余りを過ごした彼女は、最大の領土を誇るチームの「伝説」となっていた……。食い違う現実。開かれる戦端。謎の核心「ゼロ番目のイドラ」。死と涙と隣り合わせの青春劇、第2弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。3(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    男は毎日、同じ行動を繰り返す。起床し、新聞を読み、改札で電車を待つ。月生亘輝。架見崎で最強と称される人物。そんな月生に対し、遂に二大勢力が行動を起こす。チーム内で派閥抗争が続く「PORT」。実質的指導者の交代で揺れる「平穏な国」。それぞれの思惑が交錯する共同戦線で、香屋歩は何に怯え、何を考え、どのような真実を見出すのか。死と涙と隣り合わせの青春劇、第3弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。4(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    香屋歩は臆病者を自認する。知らない人に話しかけられるどころか、すれ違うのすら怖い。そんな彼が殺し合いを是とする架見崎に招かれたとき、どんな行動をとるか。逃げるのか。隠れるのか。泣き叫ぶのか。否。少年は立ち上がる。彼はいつだって、恐怖の前提と対峙する。PORTを脱退した王者ユーリイ。トーマの計画。混戦の果てに浮かび上がる世界の秘密とは。激動の青春劇、第4弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    冬間美咲。あるいは、ウォーター。架見崎という街から生まれた、最も新しい伝説。香屋歩を英雄と呼ぶ、美しい少女。だが、彼女は現実世界で死んだはずだった。ありえない再会は、なぜ叶ったのか。能力が生んだ奇跡? まさか。世界はもっと、泣きたくなるほど残酷だ。「君を作ったのは私だ」――いま、常識は崩れ、たった一つの真実が明かされる。慟哭と戦慄の青春劇、第5弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。6(新潮文庫nex)
    737円 (税込)
    架見崎に現れた新たな絶対者。ウロボロス。「彼」の登場は、戦う意味をすべて変えてしまった。勝者に与えられる報酬「欲しいものをなんでも1つ」を本気で手に入れるため、香屋歩はエデンの実質的リーダー、ユーリイとの共闘を決意する。一方、新たなチームを立ち上げた冬間美咲は、三国が戦争状態に陥る中で、ある目的のために暗躍していた……。裏切りと奇跡の青春劇、第6弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)
    693円 (税込)
    ウラル。彼女の存在は特別だった。あるいは一般的に、彼女の外見は地味に見えるかもしれない。悲しみも、怒りも、他の感情も、彼女が外に見せることは少ない。だが、それでも。架見崎の最強、月生亘輝にとって彼女だけが、美しかった――。冬間美咲に追い詰められた香屋歩は、起死回生の構想を実行に移す。それは、月生と「七月の架見崎」に関わる秘策だった。償いの青春劇、第7弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。8(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    現実世界の桜木秀次郎からのメッセージは、香屋歩に「切り札」を与えた。架見崎を破滅へと導くウロボロスへの対抗策を。……時を同じくして、平穏な国と世界平和創造部は戦争へと突入する。戦端を開いたのは、月生亘輝と白猫。「最強」と呼ばれる二人が、互いに七十万もの戦力を保持して、激突する。鍵を握る七秒間、ヒトの認知を超えた戦いの行方は? 邂逅と侵略の青春劇、第8弾。

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さよならの言い方なんて知らない。4(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    たった1つの質問で勝利条件を作り替える。
    架見崎で永遠に平和に生きる方法から逆算して最初にこれを思いついていた香屋が本当に恐ろしい。
    この勝利条件はどうしようもなく弱者に魅力的で、だからこそ弱者は諦めれずに余計死ぬってのがいいバランス。次巻から本格的に情勢が変わりそうなので楽しみ。

    0
    2022年06月08日

    Posted by ブクログ

    一気に戦いが進み、一気に思想(に当たるもの。世界へ対する考え方の変化)が進み、そして一気に勢力図がぬり変わった4巻目だった。

    「いつだって彼は前提と戦う」という章題が最もこの物語を象徴しているだろう。戦い、最強になることが推奨されている異能の力で戦うループする街・架見崎で、その前提を、ルールを変え

    0
    2021年04月20日

    Posted by ブクログ

     シリーズ4巻目。
     今回は中堅チームを主戦場にした、最大2勢力のPORTと平穏な国の代理戦争といえる。

     PORTのリーダー、ユーリィと二番手のホミニニは、PORT配下のエデンにチームを鞍替えし、キネマ倶楽部のメンバーはエデンに合流した上で、中堅勢力のミケ帝国、ロビンソン、メーリー・セレストに宣

    0
    2021年01月13日

    Posted by ブクログ

    うーん、なんだかウォーターに都合が良すぎる気がする。運営との会話でも、香屋に対しては「それは質問ですか?」という感じなのにウォーター相手なら色々喋る。
    それに、友達というものが何なのかもふんわりしすぎている。いくら人を惹きつける才能があって友達が多くても、ウォーターのために自分の仲間を裏切るなんてす

    0
    2023年05月05日

    Posted by ブクログ

    歩とトーマのやりとりがとても好き。
    秋穂は歩を裏切るのかな、トーマの方に味方を着くのでは?と思う場面がありハラハラしたし、歩がトーマに殺されてしまうと正直思った。


    お前はこれでいいのかよ
    めっちゃ好きです♡
    紫耀くんぽい!

    0
    2020年11月07日

    Posted by ブクログ

    最新刊。
    前回の終わりに結構衝撃事実が判明したので、これからどうなるんだ~と思いながら読みました。個人的にヒーロー君はあまりヒーローっぽくない感じが好感度上がるのかと思ったらそうでもなかった。断然トーマ派なんだよなぁ、自分は。

    戦闘シーンはアニメーションで見たいかなぁなんて思いました。自分あまりア

    0
    2020年10月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    香屋の思惑が平穏にまで伸びていく…
    中堅をかけた戦いの中でユーリィが前線に立ち、白猫と決闘する場面はかなりの緊迫感。というか、自分の中でユーリィ(cv石田彰)感が強くなっていく

    0
    2022年05月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    香屋とウォーターの駆け引き、ユーリィと白猫の戦闘、どれも白熱する展開だった。

    そして香屋が運営に行った質問も、一つの行動で盤面を変える発想力に脱帽だった。

    次巻では運営サイドも物語に深く関わってきそうで、
    物語の方向がどう動いていくのか非常に楽しみだ。

    0
    2020年10月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物語がさらに加速していて読んでいてハラハラします。これからこの世界がどう変わっていくのか全く読めなくて怖いです。なるべく穏やかな道を歩んで欲しいのに、また最後で不穏な空気が流れていて…謎がひとつ解けたと思ったら新しい謎が増えて先が気になります。

    0
    2020年10月01日

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