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外交官時代に見聞した「男の嫉妬」、作家として付き合い編集者たちに感じる「自己愛の肥大」。自分自身を制御できない人たちは、やがて周囲と大きな軋轢を起こす。彼らにどう対応すべきか。自分がそうならないためには何をすべきか。小説や、専門家との対論などを通じて、嫉妬と自己愛を読み解く。 目次 第一部 嫉妬と自己愛の時代 第二部 嫉妬と自己愛をめぐる対話 第三部 人生を失敗しないための「嫉妬と自己愛」講座
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Posted by ブクログ
嫉妬と自己愛 健全な自己愛と嫉妬心を持つことは、生きることの原動力になる。そしてそれらをバランスよく保つには意識の持ち方とか思考力とか色々な力が必要になると感じた。 p115 他人を罵倒ばかりしている人間はだいたい自己愛が脆いか歪んでいる。 p225 「健全なる自己愛」とは「自分が自分を大切に...続きを読むするように他人も自分を大切に思っているそれを許容できることだ。」 →自分の心を健全にし自己愛を確立することで相手も自分のことように大切にできる
めちゃくちゃ面白かった。 佐藤さんの書は“なぜか”ということがしっかりと書かれているので理解するし、エキサイティングだった。 本を読もう。動じない心をつくるために 他者のコンプレックスに触れないようにしよう ストレスをうけたらちゃんと休もう 正常な他者愛を育てるために他者と関わり友人をつくろう そ...続きを読むしてなにより自分を愛するように他者が自分(他者自身)を愛するということを常に心に留めておこう と思う。
自己愛が強い人は嫉妬はしないが。 35歳以上の世代の自己愛は、俺の仕事がいかにすごいか それ以下の世代は、いかにスマートか そして、スマートさは求め下には行きたくないが、トップに行けるとも思えていない。 欲求段階 4承認欲求→5自己実現 だが、自己実現しまいと思わない、 自己愛が強い人間は〜という...続きを読むが、誰しもあるのでは?そこを否定しないコミュニケーションがとれるよう気をつけたい。特に、自分の自己愛を傷つけられるようなことを言われると、その何倍も相手の自己愛を傷付ける反撃をしてしまう気がするから。 今は、みんなの前で褒めるのにも注意。嫉妬を招くかも。 自己愛が強いかは、自己でなく他者を通して確認する。他者に自己愛があることが分かって行動できるか。 健全なる他者性を持つ人間には、心を開く友人ができる。いないなら注意。親や恋人はアガペーやエロースであり参考にならない。フィリア、友愛、友情が必要。 キリストのいう「隣人を自分のように愛しなさい」 斎藤環からも「よき他者との出会いの機会をできるだけたくさん作りましょう」 自分が人と会うよりも本読んでる方がいいのは、著者はレベルが違いすぎて私の自己愛にダメージを受けないが、身近な人たちより劣ってると感じると、自己愛にダメージをうけるからではないか? 自己愛も嫉妬もない新世代とは?それって仏教的にはいいことでは?まさに悟り世代
日本社会が発展を諦めている、広がる格差、もう何をやっても追いつくことはない、が刺さった。その中でも自分は何が出来るのだろう。そもそも友達はいるのかな。
小説や著者の体験を元に、自己愛およびそこから来る嫉妬心、くわえてそのやっかいさについて述べられている。 自我と承認欲求から来る嫉妬心は誰にでもあるものだが、まともな人は自分の中のそれときちんと付き合っていける。 一方で、その付き合い方をきちんと知らない、もしくは付き合う気がない人間が、周りに迷惑...続きを読むをかけ、問題行動を起こす、というメカニズムは、確かにその通りだと感じる。 加えて、「相手の嫉妬に敏感」であれと著者は述べる。嫉妬に敏感ではない場合、相手から足下をすくわれる可能性もあり、その点は気をつけなければいけないと感じるようになった。
秋葉原の無差別殺人事件とか、自己愛と社会と上手くいかなかったことが関係ある。 知らないだけで、政治家に起きてる事件とかも嫉妬が原因。嫉妬とは、この本では自分より高く見てて貶めるために、自分もそうなりたいと思う感情。 今の35歳以下の世代は、そもそも嫉妬という感情には食いつかず、自己愛なら理解できると...続きを読むいう。それは社会の成長への諦め感が大きく影響している。マズローの欲求である自己実現の欲求がそもそもなく、「自己実現に足る社会がどこにあるの?」という感覚で土俵にも乗ろうとせず、それより仲間に認められる方がよっぽど価値がある。 前半は小説を元にした事例や政治家の実例、後半は対処法が書かれています。
前半は、いろいろな小説を引き合いに、人間の嫉妬や自己愛について書いている。後半は、精神科医や映画監督との対談。嫉妬は現代の事件や出来事の根底にあるテーマであり、嫉妬にとらわれない人は自己愛が強いのかもしれない。面白いな、と思った。
「嫉妬」や「自己愛」への対処法を論じた本。 本書では、6つの小説を紐解き、「嫉妬」を抱く世代から、「(歪んだ)自己愛」を増殖させる世代へ、さらにその「自己愛」さえも喪われようとしているという時代の流れを追っている。 「嫉妬」も巻き込まれると致命傷になりかねない危険なものであるが、「嫉妬」にはまだ...続きを読む、嫉妬する他者の存在がある。 しかし、現代の「自己愛」は、競争の土俵から降りてしまうことで自分を守るため、他者性が排除され、歪んだ形で自己愛を肥大化させてしまっていることが多いと筆者は説く。 そこで、ストーカーや引きこもりの人も持っている「歪んだ自己愛」を、健全な自己愛へと修復できるのが望ましい。 そのためには、「よき他者との出会いの機会をできるだけたくさん作りましょう(本でも可)(斎藤氏談)」というのが本書の大筋かと思う。 個人的に、取り上げられている小説が、なかなか刺激的で面白そうだと興味を持った。 特に、『ウォーク・イン・クローゼット』収録の「いなか、の、すとーかー」と、『コンビニ人間』は、どういう結末を迎えるのか気になったので、小説を読んでみようかと思う。(上手い事乗せられる図) 第二章で出てくる対談相手も、ひきこもりを扱う精神科医の斎藤環氏や、ストーカー被害者から要請を受けて500人以上のストーカー加害者にカウンセリングを行う小早川明子氏と、現場の方達ならではの話で勉強になった。 後半では、細かく「嫉妬」を買わないための対策等も載っている。そのため、「気をつけたい」と思う人は勿論、「自分は嫉妬なんか買わないから大丈夫」という人も(むしろ後者の人の方が特に)一読しておいて損はないだろう。
嫉妬心が希薄なのは美徳と言われるがほかの人の嫉妬に気がつけないからトラブルを引き起こすと気づけた。 難しかったので今度また読みたい。 紹介されていた小説を何冊か読んでみたいと感じた。 やる気がある有能、やる気がある無能、やる気はない有能、やる気はない無能と分類するとやる気のある無能が1番迷惑だと認識...続きを読むできたので頑張りたいなと思った。
【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・まず10分ほどでさらりと流し読み。嫉妬すら肥大化する自己愛にくわれてしまうということを強調している。男の嫉妬は恐いというのも繰り返しているが、これは当てつけな印象もある。その証拠に、実名が出てくる頻度が多い。まぁこれは、本書に限っ...続きを読むたことではなく、佐藤優が何らかの意図を持って解禁し始めているのではないかという印象。 ・しかし、肥大化を始めた自己愛すら最近では消滅し始めているというのが佐藤優の見立て。そして、結局は「教養を身につけて相手の内在的論理をしっかりと把握する観察と頭の体操を怠るな」ってこと。 【目次】
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