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スクールカースト上位のリア充高校生が、知識・経験ゼロの状態から美大を目指す青春物語です。
第1巻では、それまでやりたいことも情熱を注ぐようなものもなかった主人公が、絵を描くと自分の好きなものと向き合うことができる、と気づくシーンが印象的です。
彼は、美術の授業で「私の好きな風景」という課題を与えられ、「まどろみの中で青く見える早朝の渋谷」が好きだが、それを好きと言うことを怖がっていた自分を自覚します。
そして、完成させた絵を褒められたことで、彼は美術に関心を抱き、実質倍率200倍(!)の超難関大学である東京藝術大学を目指すことになるのです。
「好きなことは趣味でいい」とよく聞く大人の理論がありますが、それを言い訳にせず、好きなことに人生を賭けようとする主人公の若さとひたむきさが眩しい作品です。
子供の頃って何も知らないから、当たり前とかを考えずに自由にできる期間なんだったな〜と思い出しました。そういうところを伸ばしてくれる大人が近くにいたら、すごく鮮やかな世界が広がっていくのかなと。
感覚が鋭いがゆえに色んなことに気を使ってしまうところは不憫に感じますね。
Posted by ブクログ 2022年02月02日
芸大のコアな方々が描かれるのかと思ったら、今回は絵画教室。読んでよかった!小中と図工好きだったのに高校で嫌になったことを思い出しました。この年になって美術っぽいこと再開したけれど、ほんとに楽しい!加齢で図々しくなったってこともあるけど、その理由がこの作品で見えた気がします。佐伯先生、ほんとに素敵!こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月24日
本作は本筋の話からずれて、1年生終わりから2年生開始前までの主人公のアルバイトの話。
人に興味があることが前巻でわかり人の観察眼がある八虎と、モノを見るのが好きな橋田のコンビが光ってた。お互いの能力が補完しあい、カバーしていたのが印象的だった。
序盤に登場してた、昔の人の画がなぜ高値になるか?はか...続きを読む
1巻丸ごと八虎のバイト先、絵画教室編。1巻で中弛みすることなく、子供たちと八虎の心情をリンクさせて描いているので、読み応えあります。「いつから絵を描くのが嫌いになったんだろう」が個人的に刺さりました。
本巻もとても面白く、次巻が既に楽しみです。ピカソがテーマとして挙げられるエピソードがあり、自分自身気になっていたが知らなかったことを主人公と一緒に学べたので印象に残っております。箱根に行きたくなりました。
「ブルーピリオド」
2021年10月~
声の出演:峯田大夢、花守ゆみり、山下大輝
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