螺旋の底

螺旋の底

726円 (税込)

3pt

3.8

交通事故で自分だけ生き残った当主は、若いセラピストと再婚した。封印された墓所を地下に持つ石造りの館で新しい生活を始める二人。だが都会での生活を捨ててやってきた女には、ある計略があった。村では次々と少年たちが姿を消し、殺戮と埋葬の歴史が繰り返されるなか、冥府から慟哭の真相が浮かび上がる!

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螺旋の底 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新婚さんが田舎の豪邸で暮らし始めるお話
    旦那と奥さんの視点が章ごとに切り替わり
    話は展開していきました
    エピローグを読み始めたところで
    おや?なんか変だぞとなりそのまま
    読み進めていました
    あ、あのパターンかと思いつつ
    最後の解説のネタバレを読んでなるほど
    という感じでした
    もっと書きたいけどこれか

    0
    2019年05月31日

    Posted by ブクログ

    気に入りの深木さんの新しい文庫本が発売されたので早速購入。
    今回ははじめての海外、フランスが舞台。

    交通事故で妻は亡くなり、生き残った夫は心を病む。セラピストによって心を癒し再婚する。新妻を伴い自身の領地へ戻る。
    螺旋階段の底、地下に閉ざされた墓所のある邸で暮らすふたり。
    都会から離れ思うところの

    0
    2016年04月14日

    Posted by ブクログ

    この作者には珍しい海外もののミステリで、海外作品を読んでる錯覚も覚えた。あからさまに怪しい描写、設定が散りばめられてて、そういうことかな?みたいな予想は、ミステリ慣れしてれば当たるはず。それでも構成での引っ掛けや設定での引っ掛けと罠が細かくて、ネタばらしパートでは、あれ?となるし、その後の怒涛のネタ

    0
    2023年11月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第二次大戦後のフランスの片田舎を舞台にしたゴシック・ロマンス。対独協力者狩りの記憶が癒えない、血塗られた館に秘密を持った若妻が訪れる……。不気味な使用人に、当主のおぞましい秘密と、定石通りにサスペンスを盛り上げておいて、一気にうっちゃる。著者らしい仕掛け、でいいと思う。そう来るとは全然思ってなかった

    0
    2021年06月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々に、「やられた!」と感じた作品です。
    違う方に注意が向いてしまって、肝心の部分には気付かなかったので、ラストまで読んだ後、最初からまた読み直しました。
    気をつけて読むと、細かい伏線が色々と張られています。とある小道具だとか。

    丁寧に練られた作品だなぁ、と思います。
    全体的に漂う、『レベッカ』の

    0
    2016年05月18日

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