イキルキス
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イキルキス

726円 (税込)
363円 (税込) 5月23日まで

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物語には生をもたらすキスと、死を招くキスがある。青春、恋愛、セックス、暴力、家族。みんなカナグリ生きている。荒々しく吹きすさぶ言葉たちはいつしか紙の上に優しく降り積もり小説となる。表題作「イキルキス」他4編を収録。2編は文庫書き下ろし!

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イキルキス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月11日

    単行本には収録されていない「アンフーアンフー」「無駄口を数える。」の二編が良かった。舞城の小説にしばしば登場する、冷静な登場人物たちが好きで、そうした登場人物たちがこの二編でも活躍?している。

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    Posted by ブクログ 2014年09月05日

    出来事→あいつらなんかこうなればいい→でもホントは違うんだ…そうだとしたらあぁなっちゃうし。だからあれなんだ。
    むちゃくちゃなようで妙に説得力があるし、実際間違ったことはいってない。

    表現そのものより、表現しようとしているものに含まれるメッセージが胸を打つのかもしれない。あと突拍子のないストーリー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月28日

    文庫書き下ろしの アンフーアンフー 無駄口を数える。疾走感抑えめでまた印象が変わるけど、無駄口を〜。好かった。ラスト四行は美味しいシャワーヘッドにも通じていてぐぐっとくる。他は二度目の読み。陳腐さ薄っぺらさ、通俗性も嘘っぽい現実も、芝居も演技もぜんぶひっくるめて人生の本当でした、というオチも、読後は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月18日

    「死ぬのと、死ぬって思うのと、死んでることと、どれが一番好きか」「そんなん一番好きとかでねーやろ。どれが一番マシかって感じやろ」「バーカ。生きてんのに死んでるのと変わんねーのが一番最悪だっつーの」

    『やばい。いろんなところ触ってもんで、もみくちゃにしてからいろんなふうに折り曲げてのばしてぐるぐるに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月13日

    「イキルキス」5
    「鼻クソご飯」4
    「パッキャラ魔道」4
    「アンフーアンフー」3
    「無駄口を数える」3

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    252

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    Posted by ブクログ 2020年10月17日

    人のままならなさ、自分だけの文脈では世界はわからないということ、そして当たり前だけど他者を操ったり従わせたりは普通はできないよねということが書かれているように思った。
    舞城王太郎作品では、そこで暴力が生まれるのかもしれない。人を従わせたいと思って暴力は振るわれるのではなく、なんで従わないんだよと思っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月30日

    久しぶりの舞城王太郎。
    相変わらずの言葉の奔流。
    設定、無茶苦茶のストーリーが、ほぼ主人公の内心の独白で進む。とてつもないスピード感で。
    この感覚は、なかなか他の人では味わえない。

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    Posted by ブクログ 2017年11月21日

    舞城王太郎さんのアニメやマンガとかとても面白かったので一度本を読んでみたいなあって読みましたけど、もう二度と読まないかなと思っていたけど…
    結局!
    ーーー
    最後のショートショート「無駄口を数える」めっちゃよかった感動しました!

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    Posted by ブクログ 2015年05月22日

    問題が起き、思慮を廻らせ、自分の中で折り合いがつき、救済がやってくる。そんなストーリーの繰り返しにより短編は紡がれる。「無駄口を数える。」は「微温的」な超短編ながら、言葉にならない言葉を言葉にするという空気感が圧巻。

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    Posted by ブクログ 2014年12月24日

    おもしろかったよ全編よかったよ!
    舞城王太郎を読んだ後って良くも悪くも影響されてまうよね。改行をせずにぶぁーって文字を打ちたくなるというか。んで打ってしまってから自分にゃ無理だ、つって圧倒的力の差を痛感するよね。

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