読む力 現代の羅針盤となる150冊

読む力 現代の羅針盤となる150冊

902円 (税込)

4pt

松岡氏、佐藤氏、初の対論集!
既存の価値観がすべて費えた混沌の時代に、助けになるのは「読む力」だと二人は言う。
「実は、高校は文芸部でした」という佐藤氏の打ち明け話にはじまりサルトル、デリダ、南原繁、矢内原忠雄、石原莞爾、山本七平、島耕作まで?! 混迷深まるこんな時代にこそ、読むべき150冊を提示する。これが、現代を生き抜くための羅針盤だ。

◎内容例
松岡 本はコストパフォーマンスもいいし、折ったり、赤線を引いたりしながら読めます。
ダブルページ(見開き)単位で内容を追っていけるのもいい。スクロールでは、かなり段落を短くしないと読みにくい。
佐藤 僕も「本は汚く読め」と言っています。
松岡 賛成。僕も「本はノートにしろ」と言っている。
佐藤 どうしても綺麗に読みたければ、二冊買えと。一冊は書き込んで、一冊は保存用にすればいいのだから。(本文より)

【目次】
第一章 子どもの頃に読んだのは
第二章 論壇からエロスも官能も消えた
第三章 ナショナリズム、アナーキズム、神道、仏教……
――国内を見渡す48冊
第四章 民族と国家と資本主義
――海外を見渡す52冊
第五章 ラッセル、養老孟司、弘兼憲史
――「通俗本」 50冊

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読む力 現代の羅針盤となる150冊 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年06月28日

    知の巨人。博覧強記。

    人間というのは「読む」という知の蓄積行為によって、ここまで果てと底が見えない人間たるのか。
    と、人間の可能性を感じさせられる一冊。

    自分にはまだまだ知らないことが、山のようにあるのだとワクワクさせてもらえる。

    勉強すればするほど、謙虚になる。
    未知が見えることが楽しい。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月07日

    稀代の知識人が本にまつわる個人的なよもやま話をしたという感想。読書のテクニックとかは期待しないほうがよい。ここでの挙げられた150冊を見たが、結構専門書も多くリストにあがっているので、正直、自分にはとても読めるものではないと思った。読めそうなものだけに絞って楽しみたい。

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    Posted by ブクログ 2019年01月13日

    読書家であり知の巨人でもある二人による対談、そして東西の論壇130年を振り返り150冊を選ぶという主旨。
    読みたい本が又増えて困る。

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    Posted by ブクログ 2019年01月06日

    松岡正剛と佐藤優という知の巨人の対談本。
    ほとんどよく分からないけど、なかなか面白かった。&おすすめ150冊のうち、読んだことがあるものが1冊だけどいう現実に愕然。(^^;;

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    Posted by ブクログ 2018年11月25日

    "松岡正剛さんと佐藤優さんの会話は異次元の世界である。お互いの読書量と時代背景や宗教観、視座など示唆に富み、どちらが本の題名を言っても必ず読んだことがあり、内容を理解しあえている。しかも全集ものも含めて。
    博識乱舞"

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    Posted by ブクログ 2018年05月05日

    現代の知の巨人の対談を通して、130年の日本と世界を語る150冊の書籍を選ぶ教養書。150冊のうち、専門書として50冊は日本、50冊は海外、残り50冊はそれらを一般向けに理解できるような通俗本として 紹介されています。

    圧倒的な知識をもつ2人なので、対談で出てくる単語、キーワードが双方通じているも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月22日

    松岡正剛氏と佐藤優氏の知識量の多さには驚かされた。
    松岡氏が読んだ本はだいたい佐藤氏も読んでいるし、その逆もまた然りだったのは、対談前から、取り上げる150冊がだいたい決まっていたからなのだろうか。それとも、これほどの読書家になってくると、面白いと思う本、読むべき本がだいたい収斂されてくるものなのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月20日

    巻頭の対談と、最後の通俗小説紹介はそれなりに理解も出来た感じ。ただ、真ん中の本気で100冊紹介の部分は、殆ど分かりませんでした。基礎知識が違い過ぎる。そして、紹介されている本の殆ど全てを読んでいないってのも、なかなかいみじきものです。とっかかりとしては通俗本だと思うし、最後の50冊の中から何冊かつま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月16日

    刺激的な本だった。教養エンタメといえば、エンタメなのかもしれないけど。気楽に読んで、すごく知的好奇心を刺激されるんだよね。通俗化の価値とか、なるほどなぁと思うところもあったし。本書に出てきた150冊を読破したら、頭よくなるだろうか、なんて頭の悪い夢想をするのも楽しい(笑)。

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    Posted by ブクログ 2018年10月31日

    明治時代の論壇は、江戸時代までの儒教や国学や仏教を中心にした体系知の系譜と、解明欧化思想の系譜の2つがあった。一方は教育勅語や国語改良を、他方は欧米自由主義や社会主義やヘーゲル哲学を見つつ、様々な本が刊行された。

    日本の環境論者は、ほとんどがかつての新左翼のメンタリティを引きずっている。新左翼は、...続きを読む

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