【感想・ネタバレ】読む力 現代の羅針盤となる150冊のレビュー

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知の巨人。博覧強記。

人間というのは「読む」という知の蓄積行為によって、ここまで果てと底が見えない人間たるのか。
と、人間の可能性を感じさせられる一冊。

自分にはまだまだ知らないことが、山のようにあるのだとワクワクさせてもらえる。

勉強すればするほど、謙虚になる。
未知が見えることが楽しい。

読書の醍醐味は、未知との遭遇であり、人生もまた然り。

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2018年06月28日

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稀代の知識人が本にまつわる個人的なよもやま話をしたという感想。読書のテクニックとかは期待しないほうがよい。ここでの挙げられた150冊を見たが、結構専門書も多くリストにあがっているので、正直、自分にはとても読めるものではないと思った。読めそうなものだけに絞って楽しみたい。

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2019年04月07日

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読書家であり知の巨人でもある二人による対談、そして東西の論壇130年を振り返り150冊を選ぶという主旨。
読みたい本が又増えて困る。

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2019年01月13日

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松岡正剛と佐藤優という知の巨人の対談本。
ほとんどよく分からないけど、なかなか面白かった。&おすすめ150冊のうち、読んだことがあるものが1冊だけどいう現実に愕然。(^^;;

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2019年01月06日

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"松岡正剛さんと佐藤優さんの会話は異次元の世界である。お互いの読書量と時代背景や宗教観、視座など示唆に富み、どちらが本の題名を言っても必ず読んだことがあり、内容を理解しあえている。しかも全集ものも含めて。
博識乱舞"

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2018年11月25日

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現代の知の巨人の対談を通して、130年の日本と世界を語る150冊の書籍を選ぶ教養書。150冊のうち、専門書として50冊は日本、50冊は海外、残り50冊はそれらを一般向けに理解できるような通俗本として 紹介されています。

圧倒的な知識をもつ2人なので、対談で出てくる単語、キーワードが双方通じているものの、知識が浅い私はついていくのがやっとでした。断片的ながら高校の倫理をかじっていれば多少は単語はわかるものの、それぞれの言葉の意味のつながりまでは洞察できませんでした。「知」を極めた人であればこれくらい簡単なことなのか、、、

ただ、この本のいいところは、専門書としての100冊の後に、通俗本が紹介されているところだと思います。巨匠2人の議論は一部の理解者だけに対して閉じてはいません。一般に広く現代世界の理解のために分かりやすい本として挙げられている50冊ならば、この本を読んだ意義を自分でも見つけるために読んでみようと思します。

2人の言う「読み力」とは、これらを読み込めて初めて培われるのだと思います。

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2018年05月05日

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ネタバレ

2018/4/28 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
2019/9/25〜9/26

松岡正剛氏と佐藤優氏が対談しながら、読むべき本について語る対談集。松岡正剛氏は名前は知っていたが、どういう人なのかあまり良く知らなかったが、佐藤さんとガッチリ組み合っているところからしても、凄い人であることがわかる。恥ずかしながら紹介された本で読んだことのあるのは2,3冊であった。

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2019年09月26日

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松岡正剛氏と佐藤優氏の知識量の多さには驚かされた。
松岡氏が読んだ本はだいたい佐藤氏も読んでいるし、その逆もまた然りだったのは、対談前から、取り上げる150冊がだいたい決まっていたからなのだろうか。それとも、これほどの読書家になってくると、面白いと思う本、読むべき本がだいたい収斂されてくるものなのか。ちょっと不思議に感じた。

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2018年04月22日

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巻頭の対談と、最後の通俗小説紹介はそれなりに理解も出来た感じ。ただ、真ん中の本気で100冊紹介の部分は、殆ど分かりませんでした。基礎知識が違い過ぎる。そして、紹介されている本の殆ど全てを読んでいないってのも、なかなかいみじきものです。とっかかりとしては通俗本だと思うし、最後の50冊の中から何冊かつまみ食いする、くらいがやっとだと思います。

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2018年04月20日

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刺激的な本だった。教養エンタメといえば、エンタメなのかもしれないけど。気楽に読んで、すごく知的好奇心を刺激されるんだよね。通俗化の価値とか、なるほどなぁと思うところもあったし。本書に出てきた150冊を読破したら、頭よくなるだろうか、なんて頭の悪い夢想をするのも楽しい(笑)。

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2018年04月16日

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明治時代の論壇は、江戸時代までの儒教や国学や仏教を中心にした体系知の系譜と、解明欧化思想の系譜の2つがあった。一方は教育勅語や国語改良を、他方は欧米自由主義や社会主義やヘーゲル哲学を見つつ、様々な本が刊行された。

日本の環境論者は、ほとんどがかつての新左翼のメンタリティを引きずっている。新左翼は、ソ連崩壊に直面して自信を失い、環境問題に向かった(佐藤)。

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2018年10月31日

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まったく個人的なことだが、僕はあと数年で還暦を迎える。老眼は進むし、集中力の減退を感じる。数はこなせないのだから、読むべき本は、よく考えなければと思う。

これからの読書の方向を探るつもりで購入。
最初は、子供の頃に読んだ本などの話があり、平松洋子さんと小川洋子さんの共著「洋子の本棚」を連想したが、‥。

松岡さんのような、ある年齢層の方たちは、殆どマルクスを体験しているんだな。革マル派の指導者やレーニンの名前も出てくるが、僕が大学の頃、マルクスなんてまともに読む気しなかったもんなあ。
その後はポストモダンだ、脱構築だと云っているうちに、思想が無くなってしまったと云う。そうなんだろうね。

しかし、この二人の知識量は呆れるばかり。科学や数学や宗教から漫画まで語っている。

さて、この本をきっかけにして、何をよもうか。

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2018年05月29日

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松岡正剛と佐藤優の対談『読む力』を読み終わった。
佐藤優はいまいちピンと来ないことが多かったが、『知性とは何か』が優れていた。
あとがきで佐藤優が「松岡正剛学という学術分野が成立すると考えている」と書いているが、松岡正剛がそれほど優れた人物なのか、私には分からない。
しかし、一人の人間がどこまで本を読めるかに挑戦した人物のように思う。
また、松岡正剛がまえがきで指摘した3つの「読む力」は興味深い。すなわち、
①アナロジー(類推する力)
②アフォーダンス(意味を見出す力)
③アブダクション(仮説的推理力)
の3つであるが、この3つの力を鍛えるのが、読書の効能と言えそうだ。
全体的には、本の紹介が役に立つ。内容の濃い本ではないが、これからの読書の手引きになる。

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2018年05月22日

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ネタバレ

<目次>
第1章  子どもの頃に読んだのは
第2章  論壇からエロスも官能も消えた
第3章  ナショナリズム、アナーキニズム、神道、仏教…
第4章  民族と国家と資本主義
第5章  ラッセル、養老孟司、弘兼憲史

<内容>
この人たちはすごい、のひとこと。ここまでの読書や読み解きは到底できない。第1章の読書遍歴を見ても自分との差がわかる。中、高校生でそのレベル!となります。

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2018年04月18日

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