青の数学(新潮文庫nex)

青の数学(新潮文庫nex)

649円 (税込)

3pt

雪の日に出会った女子高生は、数学オリンピックを制した天才だった。その少女、京香凜(かなどめかりん)の問いに、栢山(かやま)は困惑する。「数学って、何?」――。若き数学者が集うネット上の決闘空間「E2」。全国トップ偕成高校の数学研究会「オイラー倶楽部」。ライバルと出会い、競う中で、栢山は香凜に対する答えを探す。ひたむきな想いを、身体に燻る熱を、数学へとぶつける少年少女たちを描く青春小説。

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青の数学 のシリーズ作品

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  • 青の数学(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    雪の日に出会った女子高生は、数学オリンピックを制した天才だった。その少女、京香凜(かなどめかりん)の問いに、栢山(かやま)は困惑する。「数学って、何?」――。若き数学者が集うネット上の決闘空間「E2」。全国トップ偕成高校の数学研究会「オイラー倶楽部」。ライバルと出会い、競う中で、栢山は香凜に対する答えを探す。ひたむきな想いを、身体に燻る熱を、数学へとぶつける少年少女たちを描く青春小説。
  • 青の数学2―ユークリッド・エクスプローラー―(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    数学オリンピック出場者との夏合宿を終えた栢山(かやま)は、自分を見失い始めていた。そんな彼の前に現れた偕成高校オイラー倶楽部・最後の1人、二宮。京香凜(かなどめかりん)の数列がわかったと語る青年は、波乱を呼び寄せる。さらに、ネット上の数学決闘空間「E2」では多くの参加者が集う“アリーナ”の開催が迫っていた。ライバル達を前に栢山は……。数学に全てを賭ける少年少女を描く青春小説、第2弾。

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青の数学(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    本の装丁とかがラノベっぽかったのであまり期待していなかったのだが、思わぬ誤算でめちゃくちゃ面白かった。
    私は正直数学があまり得意な方じゃないけど、それでも読み終わった時には数学を解きたくなっていた。恋愛小説読み終わった後に恋愛したくなるのと同じ感覚。
    不思議。

    著者はきっと数学科卒とかなんだろうな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月29日

    比喩などの表現技巧が沢山、登場人物の名前が難しくてそっちに気が取られるという印象が大きい。これらと数学というテーマとのある種の矛盾を感じたりもしながら、もっと早く読んでおけばよかったと思った。数学ができない人生(苦手だから高校序盤で諦めていた)だったから、来世では登場人物たちみたいな青春を送りたいと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月15日

    「数学」を中心につながる高校生たちの物語。幼い頃に師と交わした約束を果たし、数学の世界へと足を踏み入れ、学生生活を過ごす主人公が、様々な人と出会い、E2というインターネット上のサイトに足を踏み入れる。そこで数学とは?数学で競う意味は?などの哲学的な疑問の答えを探りながら、数学を学ぶことを朧げながら掴...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月22日

    数学に全てを賭ける少年少女の物語。完璧文系脳の私でも楽しめる、寧ろ今まで無縁だった世界に触れられて嬉しい。まるでスポーツ小説を読んでるかのように胸が熱くなる!数式分からんとかそんなの気にならんくらい小説に浸れる。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月14日

    「数学って何?」
    数学に熱中し全てを賭けぶつかり高みへを目指す少年少女の物語。
    同作者の『天盆』もそうだったが、何かに一心不乱になる姿に心動かされる。それぞれのアプローチを見せ、対象への想いに集約した物語展開が、数学の魅力と底知れなさを垣間見せる。

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月05日

    出だしの一文で掴まれた。こんなの久々。随所に出てくる比喩表現が好みである。場面展開がうまいところもあればよくわからないところもあるが、それも含めて、時々脱輪寸前の、とっても青春な感じ。

    「学生時代苦手だったはずの数学にこんなにも魅了される」

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    Posted by ブクログ 2022年01月02日

    青の数学

    「考えつづけなければ、閃かない。
     そして、閃きは決して何もないところからは
     湧いてこない。」

    1.購読動機
    数学が好きではなかった私が、読者レビューを通じて、数学に興じる高校生たちの世界を覗いてみたくなったから。

    2.主人公たち
    数学オリンピックに出た、または出るほどの数学得意な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月27日

    数学と青春という文系の自分は考えられないテーマだからこそ、数学に対してこんなにも熱く、深く探究できるものなのか、とすごく感心しました。勉強って捉え方次第では楽しいんじゃないかな?僕も数学してみようかな、なんて思わせてくれるそんな作品でした。個人的にはサイダーの描写が好きです、この後サイダーに一時期ド...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月26日

    突然ですが問題です。ズンチャ

    5777は素数でしょうか?

    ※本書とは関係ありませんが、思いつきの数字が素数だと嬉しいというただの遊びです。
    (答えは一番下にて)

    かつて『フェルマーの最終定理』や『博士の愛した数式』によって数学の美しさや数式に取り憑かれた人生があることを自分は知りました。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月14日

    2年前の新潮文庫の100冊キャンペーン中に買ってずっと積読になってましたがやっと読めました。

    数学を面白がりたいと思いながらも未だに苦手意識が消えず手に取りました。

    数学に魅入られてしまった少年少女達の「決闘」で数学の魅力の片隅を見れた気がしました。
    公式を見ても全くなんにもわかんないけれど面白...続きを読む

    0

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