先生と私

先生と私

679円 (税込)

3pt

モーパッサンの「首かざり」を教えてくれた国語の先生。『資本論』の旧訳をくれた副塾長。自分の頭で考えるよう導いてくれた数学の師。――異能の元外交官にして、作家・神学者である“知の巨人”はどのような両親のもとに生まれ、どんな少年時代を送り、それがその後の人生にどう影響したのか。思想と行動の原点を描く自伝ノンフィクション。

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先生と私 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    十五の夏に続いて読んだ。本当に面白い。知的好奇心が強い人の話は面白い。それにしても、素晴らしい人・師に出会う。意識が高いので、それだけの人物と出会い、濃く交わることに繋がるのだろう。生まれてから高校入学までだが、これ以上ないほど濃い経験をしていると思う。両親の接し方も子供のことをすごく考えており、素

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    2021年03月22日

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏の自伝的小説。
    佐藤氏の著作のほとんどは非常に難しい。そして思想的にも非常に高度であり一般的に理解することが正直難しいと思う。私の能力が低く理解することができず対談本などに逃げることも多い。しかし小説は非常に面白い。筆者は己の知識などに自信があるものと見受けられるが、真の価値はみずみずしい感

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    2020年02月20日

    Posted by ブクログ

    『十五の夏』を読んでから読んだ。
    何十年も前のことを、このように生き生きと書けるのはすごいと思う。日記など、元になる記録があったのだろうか。
    まさにこの親にしてこの子ありという感じ。

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    2019年12月19日

    Posted by ブクログ

    佐藤優の誕生から15歳の高校進学までの15年間を自ら語った自伝青春小説。著者の膨大な知識はこれまでの著作からも存分に読み取れたが、中学生の頃から知への欲求が飛び抜けて高くあまりに早熟な姿が読み解ける。
    人には人生を通じて自分の行く先を決定づける先生というべき存在に出会うのだろう。正直私の人生を振り返

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    2018年10月06日

    Posted by ブクログ

    また順番を間違えました。「十五の夏」の前に読むべきでした。「十五の夏」同様、現在日本の叡智のトップと思われる著者の性格・思考・勉強法がよくわかります。著者の素晴らしいところは、右でも左でも答えのない対立意見を偏見なくよく聞き(上手く聞き出し)、自分で勉強して自己の考え方をしっかりと確立していくところ

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    2018年05月19日

    Posted by ブクログ

    ・①学校の勉強、②受験勉強、③自分の人生の問題を解決するような知識をひたすら追いかける勉強、④社会人として知らねばならないことを知るための勉強、⑤実務的な知識と技能を磨くための勉強。
    私は③⑤ばかりやってる。④を怠りがち。

    ・勉強したくなる。ものごとを知り、考えたく、世界のことを理解したいと思う。

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    2016年04月30日

    Posted by ブクログ

    生まれてから高校入学までをつづったノンフィクション(だと思う)。異能の人とも言われるが、だいたい読みやすいし、偏ったところをあまり感じない作家と思っている。いつくかの本を紹介しているのでまた読みたくなった。

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    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    著者の幼少時から浦和高校入学までの自伝。

     中学時代の塾での講師との出会い、教会での牧師との出会いが読みどころである。

     佐藤優が最近までニーチェへの言及をほとんどしてこなかった事。これが当作で納得出来た。

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    2021年12月04日

    Posted by ブクログ

    優れた方はまず親が違うんだな、大体優なんて名前をつけているし。父母ともに違う体験を経て大人になり違う宗教や世界観もって喧嘩することなく尊重して生き子どもを育てている、従って子どもも尊重される一人の個人として見られている。著者もすごいが両親がすごい。そしてキリスト教の素養、知識は、世界や、今の世界の教

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    2021年01月23日

    Posted by ブクログ

    佐藤優少年の「15の夏」以前の時期の自伝的小説だが、まだ中学生の子に一人旅を勧める両親には驚く。まだまだ皆がさほど豊かではない時代だった事を思うと、著者はご両親に恵まれた。
    人生で感受性の一番豊かな時期の受験勉強、小生も著者と同じ程度の時間全力を挙げたが高校で息切れしてしまった覚えがある。優少年は家

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    2019年11月01日

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