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高校三年の春、楓は悩み続けていた。あの時、一人の少年の希望を守れなかったことを……。失意に暮れ、卒業後の進路も定まらぬ中、ずっと二人で暮らしてきたおじいちゃんの身に異変が!? そして、すみっこごはんの常連たちにも決意の時が近付く。年齢も職業も異なる人々が集う“共同台所”が舞台の大人気シリーズ。それぞれの旅立ちがやさしく胸を打つ最終巻!
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Posted by ブクログ
偶然見つけたシリーズ本。 読んでいて何度もほっこりさせられ、感動させられ、読み終えてしまうのがとっても寂しかったです。 またいつか読み返したい…!そんなシリーズ本でした。
金子さんの職人気質ながらも 相手のことを認めて更に精進する姿が好きだなー。 誰かを失っても、受けた愛は消えることはない。 むしろ時が経てば経つほど育っていくって 台詞も身に染みる。 成田さんの比喩もすごく楽しい。 金子さんの料理姿を 神楽でも舞うように流麗と表す一方で 丸山さんのことを茎わさびのよ...続きを読むうな 言葉の辛さと表現するのもスッと入ってくる。
終わってしまう寂しさを感じながら、噛み締めるように読みました。フィナーレにふさわしい、素晴らしいお話でした。別れの辛さを乗り越えた楓。前に進んでいく強さ。瑛太やノートのもやもやも上手く回収されスッキリです。本当に面白かった。いつまでも忘れません。大好き度❤️❤️❤️❤️❤
寂しくて悲しくて、切なくて、途中は泣きすぎてしんどいくらい。 でもきちんと最後まで読まなくちゃ。 やっぱりお別れが寂しいけれど、旅立ちを止めることは出来ないから、ぐっとこらえて笑う。 でも、美味しいごはんを通じてできたご縁は、優しく強く、ずっと残る。 また再会したら、みんなでどんな話をするだろう?ど...続きを読むんなごはんを食べるだろう。 物語は完結のようだけれど、できればまた再開してほしいと思っている。
面白かった。毎回じんわりと泣きながら読んだけど、最終巻のパンチはすごかったなあ。 考えたら一番最初の話だってなかなかのパンチやったもんな。 幻想だけではない現実をつきつけてくるシリーズ。 抗えないものはあるから、それだけに、自分を大事にせなあかんなあとしみじみ思った。 いい本を読んだなあ。著者の別タ...続きを読むイトルも読んでみよう。
久しぶりに小説をガッツリ読みました♪ 面白かった〜! 最後は見事に泣かされましたけど。 ラノベらしく難しい語彙も出てこないし、文字数も少なめでめちゃくちゃ読みやすいです。 短編集の形を取っていて、物語ごとに主人公が変わるのも飽きが来なくて楽しい。 いじめ、婚活、貧困、離婚、夢、独居老人、ネグレ...続きを読むクト、財産相続、仕事、ジェンダー、連れ子、インフルエンサーの実情、格差社会、病気、別れ、死、生きる意味。 身近なことから社会問題まで、 世相をあらゆる角度で切り出して、 ひとつずつの短編にしているので丁寧に向き合える。 ただ、 深さは無いのでリアリティは欠けますが、 『知るきっかけ』にはなるので勉強するって意味ではちょうどイイ作品だと思います♪
きれいにまとまった。おもしろかった。 寂しくもあれど、変に引っ張らず心地よい余韻の残る幕引きに拍手です(^^) 「あの頃と同じ距離感」を直ぐに取り戻せる仲間が出来るって素晴らしいじゃない? 常連だけの場所じゃない、入れ替わりながら、そんな仲間ができ続けていくことが理想な場所だよね。
最終巻。 何事にも変化がある。 時が経てば、人それぞれ人生の転機を迎え・・・ すみっこごはんからも、一人去り、二人去り。 三名以上六名以下で実施が約束の「すみっこごはん」だが、三人集まることも難しくなって、楓は、やりきれない寂しさから怒りさえ感じる。 そんな時に、すみっこごはんのレシピノートが無くな...続きを読むって・・・ じいちゃんはその昔、楓の母の由佳を、可愛くて心配するあまり、何でもかんでも禁止した。 そして、失うことになった、後悔と愚痴を、心の中の亡き妻にささやきかける。 「すみっこごはん」で、たくさんの人達に見守られて、楓は本当にいい子に育った、と旅立ちの時を前にじいちゃんは思う。 成長する楓と、見守るじいちゃんの物語だった。 楓は、母親の由佳が望んだ以上の成長を遂げたのかもしれない。 守られる存在である子供から、誰かを守りたいという強い思いを抱く大人へと。楓、18歳になる。 そこまでは読めなかったわね〜と、由佳はきっと天国で微笑んでいる。 はて、最初の頃の楓はどんな子だったのか・・・もう一度読んでみたくなった。 【勝負にカツ丼】 じいちゃん、倒れる。 楓は、ちゃんと話ができる時にしておかなくては、と悟り、進学の話をする。 将来は福祉の道に進みたい。 一つ、貧困で進学を諦めた瑛太のことが気になっている。 中途半端に手助けしようとして失敗し、傷つけてしまった。 【決断のピリ辛麻婆豆腐】 柿本が渡米することになって、長年務めたNPO法人の代表も降りる。 楓が18歳になったらNPO法人の代表を辞めるというのは、由佳との約束だった。 ずっと縛られるのはダメ、と。 【カレー・リレー】 すみっこごはんのレシピノート、カレーだけは、スパイスの配合が書かれていなかった。 形を変えることを恐れず、変化を楽しみなさい、という由佳からのメッセージかもしれない。 【思い出のおいなりさん】 金子さんが昔やさぐれていた時に、甘いおいなりさんの匂いに誘われてすみっこごはんに初めて入った日のこと。 厨房にはむさい渋柿が立っていて、誰かが「今日はもう締め切りで」と言うが、柿本がいいじゃねえかと入れてくれたのだ。 【レシピノートは永遠に】 すみっこごはんも、レシピノートも、受け継がれていくもの。 ーーーーーーーーーーーーー これで一区切りかもしれないけれど、楓とすみっこごはんの将来を見てみたいです。
親代わりで育ててくれたおじいちゃんがまさか死んでしまうとは思わなかった。別れは切なかったけど愛は逝かずに育つものだと言うのが印象的だった。レシピノートは何者かに盗まれたのだと考えていたが由佳さんの遺言で柿本さんが持っていたと知り安心した。楓に子供が生まれたらその子にレシピノートを引き継いで欲しい。
このシリーズ大好きでした。 何回も泣かされたし 何回もあったかい気持ちになった。 最後まで「らしい」終わり方で 本当によかった。
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東京すみっこごはん
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成田名璃子
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