無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2024年01月18日
▼高田屋嘉兵衛とその時代を描く第3巻。オモシロイ。江戸時代の真ん中というか後半というか。つまり1800年よりちょいと前なので、実は時代としては「剣客商売」の時代なんですね。その時代の物流と経済、日本の地理などが嘉兵衛の人生を通してじわじわと入ってくるような不思議な小説。
▼嘉兵衛は巨大な船を作り、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月10日
大型船「辰悦丸」を入手した嘉兵衛。いよいよ蝦夷地へ。高田屋嘉兵衛の生涯を描く全6巻中の第3巻。
いよいよ嘉兵衛は辰悦丸を完成させ憧れの蝦夷地へ。そこは松前藩がアイヌ人を搾取する地。一方、ロシアの進出を恐れる江戸幕府。密かに蝦夷地を幕府直轄にすべく調査を開始。嘉兵衛は理想に燃える幕府の官吏たちに心を...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月17日
2014.10.15
当時は未知の地であったろう、蝦夷。圧政を強いられていて蝦夷を救いたいという役人のあつい思い。貧窮している幕府財政も原因であろうが、蝦夷を直轄地とすることになった。船を手に入れたことで、より自由になり、自分の意思で動き始めた嘉兵衛。政治にも関わることとなるのだが、それは次の話。雄...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。
かかった時間:7/2-7/22(21日くらい)
あらすじ: 蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人々を酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺に迫る大国ロシアの足音を聞きながら、それを隠し続けた。漸くにして嘉兵衛が巨船を作...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
主人公の高田屋嘉兵衛はいよいよ独立。自身の船で松前に初めて向かう。
本の半分以上は、司馬遼太郎の恒例の脱線、というか時代背景の説明に費やされる。
当時の蝦夷地(北海道)を管理していた松前藩は権益にあぐらをかき、蝦夷(アイヌ)を搾取していたのみならず、藩運営ならびにアイヌ虐待の内情を幕府に対して隠ぺい...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。