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Posted by ブクログ 2022年10月25日
1997年作品。著者の作品が好きで、よく読みます。この作品も好きです。著者の書く関西弁が心地よいです。文章も美しい。作品はサスペンス仕立てで、ページが進みます。真相が、どのように解明されていくのか興味深いです。主人公の二人が魅力的です。特に美花。同性愛や兄妹かもしれないのに惹かれ合う二人。性的な描写...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
2007/02/05 Mon
知人から貸された本w
宮本輝は初めての挑戦です。
茂樹と美花の異母兄弟?が、その真相を追い求めていく。
どうなの??どうなるの??と思いながら読んでたら、あっという間に上巻を読み終えてしまいました。
最初から「やばいなぁ」とは思っていたけど、やっぱりって感じ。
1つ気に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月11日
宮本輝さんの美しい日本語。
焚き火の絵が頭から離れない。
異母兄妹の茂樹と美花。
しかし、最後の肉親が亡くなり、謎の写真と謎のノートがそれぞれに見つかり、妹の出生の秘密を探り始める。
二人の話す方言が、とても心地良い。特に、美花の京言葉が官能的で可愛らしい。
上巻の最後は、茂樹の会社の同僚達と...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
あたしの好きな、「亡くなった人の残した謎を探し求める」お話。
『オレンジの壷』や『森のなかの海』のような感じね。
亡くなってしまった人の人生を穿り返す事って、本当は失礼なことなのかもしれない。
でも宮本輝さんの作品では、謎を追うことが主人公の生きる意味を見つけ出したり、何かの突破口を見つけ出したりす...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月29日
今月は読書よりも他のことに気が向いてしまって、余り本に触れない月でした。
こんなに読まなかったのは四年ぶりくらい。
大量にある積ん読の中から久々に宮本作品。
どこがとは上手く言えないけれど、この人の作品はやっぱり好きだなぁ。
出生の真実がはっきりしていない兄妹二人。
上巻の最後のシーンは性的にと言...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月01日
宮本輝の物語なんだろうね。
美花 とても行動力がある女性で、雰囲気がいい。
問題は、出生の秘密をもっていて、父親が不明であった。
茂樹 トンネル堀の技術屋。
西口、岡崎と絡んでいく中で、ホモというものから、
違った方向へ行ってしまう。
川村が、きわめて重要なキーマンとなる。
最終的な目的が、郷里...続きを読む
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