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Posted by ブクログ 2010年07月01日
宮城谷昌光氏初の日本を取り上げた小説ということで興味を持ち読みました。
主人公は徳川家の家臣の野田菅沼家の三世代の当主というマイナーすぎる人々ですが、非常に面白かったです。
今後も、この作品以外では登場することもない位のマイナーな家臣です。
その野田菅沼家を家臣団の中で有名にした、武田信玄との「野田...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月10日
東三河に蟠踞する菅沼一族の支流でありながら、徳川家康に忠誠を尽くした結果2万石ながら徳川幕府の譜代大名となり、日光東照宮の二十八神将にまで列せられた菅沼定盈。「新三河物語」で大久保家に光をあてた宮城谷昌光は、本書では定盈の祖父定則が松平清康の旗下に馳せ参じるところから物語を始める。
その初対面のシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月06日
中国古代が専門の宮城谷さんの日本戦国時代物。
しかも、菅沼氏という、あまり有名でない一族の話。
こういう、歴史上の隠れた人物のことを知るのは歴史小説の楽しみのひとつだと思う。
徳川家康の祖父・松平清康に使えた菅沼新八郎から物語は語られ出す。
この後、家康の代までおそらく三代にわたって物語は続くのだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月19日
家康の爺ちゃんの家臣が主人公の小説。すごいどマイナーな舞台。でもこのあと三代にわたって描き、中盤で家康もでてくるみたい。
内容的にはさすがに歴史小説の大家。当時の時代感覚が切り取ったように伝わってくる描写が秀逸。
三河武士は城を守らないとか、戦術というものを知らないとか、他の戦国ものとは違う、リアル...続きを読む
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