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心傷ついた女、障害を持つ男、信心篤(あつ)い無垢な者……師匠(パトロン)達は四国の森に根拠地を作る。だが棄教で一度芽生えた不信感は拭い去れず、グループ間の対立も燻(くすぶ)り続ける。やがて悲劇の予感と共に教団再建の大集会が始まり、師匠は「新しい人」に全てを託す。 再生と救いを追究し、“魂のこと”を求め続けた大江文学の集大成。
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Posted by ブクログ
ちょっと感想しにくいな。読み終わった直後の余波に影響されてて。 宗教の捉え所のなさは日本的な捉え方かもしれんな。 師匠(パトロン)の最後の言葉より、木津先生の最後の言葉の方が後に来てるのもそのためかもしれない。 まさかギー兄さんとは思わず、読み始めたが、大江さんが愛媛の土地に愛着を持ってるのを感じる...続きを読む。燃え上がる緑の木を読んでから、もう一度読もう。 そうか語り部は無邪気な青年だった人か・・・
魅力あるストーリーなのか、内容に感動、共感を覚えることはできたのか・・・文庫2冊で1000ページの長編を一気に読ませ、ページをめくる手を休ませないだけの力はあったのか、残念ながら、まったくおもろない作品であった。これが素直なわたしの感想である。ノーベル文学賞の大江健三郎って何、分からないので次の作品...続きを読むに挑戦しよう
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