「世界」とはいやなものである――東アジア現代史の旅

「世界」とはいやなものである――東アジア現代史の旅

605円 (税込)

3pt

4.3

東アジアは日本をより深く知るための反射板になる――。韓国、北朝鮮、極東ロシア、ベトナム、そして巨大で多様な中国。職業的観察者たる著者が歩き、見つめた二十世紀末から二十一世紀にかけての東アジアの大地。そこに息づく社会と人々、そして積み重なる歴史。冷戦は終結し、ソ連は消滅し、9・11があり、いまも世界は変わり続けている。明晰な視点でわれらの時代を語る、傑作紀行文集。

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「世界」とはいやなものである――東アジア現代史の旅 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年11月09日

    評論家の関川夏央氏による東アジアの紀行エッセイ本。東アジア各国(中国、台湾、極東ロシア、韓国、北朝鮮など)を実際に訪れて、現地の文化や暮らしを聞いて見て回りながら、現地目線でこれらの地域の複雑な現代史を振り返り、考察している。特に、韓国と北朝鮮の振る舞いは、日本人(だけでなく世界中の人々)にとって、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月25日

    関川夏央が1980年代末から2003年までの間に、色々な雑誌や新聞に発表した、主として東アジア(日本を別とすれば、中国・ロシア・北朝鮮・韓国・台湾が対象。その中でも、北朝鮮・韓国に関するものが多い)に関する原稿をまとめた本。単行本で発行された当時に読んだ記憶があるが、先日日本に帰国した際に、文庫本で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月29日

    関川夏央の、80年代末から03年までの、
    おもに東アジアに関する原稿を一冊にしたもの。

    冒頭の、「世界とはいやなものである」と題されたものは、
    シドニーオリンピックについて。

    柔道の篠原選手、たしか決勝で敗れて銀メダルだったと思います。
    “誤審”と言われてずいぶん騒がれましたが、
    記者会見では「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月08日

    80年代からの東アジア関係の著作を集めたもの。
    中国朝鮮に対する見方は今となっては常識的なものだが、逆に当時、日本が各国へ向ける視線の異常さがわかる。

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