流星 お市の方(下)
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流星 お市の方(下)

672円 (税込)

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お市の方の兄である織田信長と、5年の歳月を共に過ごして4人の子まで授かった最愛の夫・浅井長政が、互いに裏切りあい、憎悪をあらわにして激突した。お市の方は信長の天下統一への野望に共感しながらも、この兄の滅亡を願わずにはおられない。生き抜くためには親子兄弟でさえ争わねばならなかった戦国の世を懸命に生きようとした女性の悲劇とは――。

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流星 お市の方 のシリーズ作品

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  • 流星 お市の方(上)
    672円 (税込)
    激動の戦国時代、織田信長という風雲児の妹として生まれたがために、あるいは、その比類なき美貌ゆえに、お市の方は激しく厳しい運命を生きる。近隣の国々を切り従え、天下統一を狙う兄・信長と、その兄と対決せざるを得ない最愛の夫・浅井長政。日々激化する抗争の狭間に身を置いて、お市の方は苦難に満ちた生涯を送るのであった――。
  • 流星 お市の方(下)
    672円 (税込)
    お市の方の兄である織田信長と、5年の歳月を共に過ごして4人の子まで授かった最愛の夫・浅井長政が、互いに裏切りあい、憎悪をあらわにして激突した。お市の方は信長の天下統一への野望に共感しながらも、この兄の滅亡を願わずにはおられない。生き抜くためには親子兄弟でさえ争わねばならなかった戦国の世を懸命に生きようとした女性の悲劇とは――。

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流星 お市の方(下) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年08月19日

    戦国時代を生きる女性、信長の妹、お市の方の物語下巻。

    兄の手によって夫長政と息子万福丸は壮絶な最期を遂げ、三人の娘とともに織田家に戻ったお市の方。信長が本能寺の変で倒れた後、かつて毛嫌いしていた柴田勝家のもとに、織田家再興を心に期して再び嫁いでいきます。その後は歴史が語るとおりの悲劇。

    現代日本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年12月25日

    上巻よりお市からの視点が深く書かれていた。
    よくありがちな、長政・勝家との仲睦まじいことしか書いていない小説と違い、愛憎渦巻き、[生]を感じる内容になっていた。
    それでもなぜか戦のシーンは飽きてしまい流し読みしてしまったけど。

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    Posted by ブクログ 2010年07月29日

    姉川の戦いから賤ヶ岳の落城までの話。
    長政との「信」と「不信」の間での凄まじい愛憎劇は、読んでて息が詰まる…つらい。
    でも愛し合ってるんだ。

    織田家の女性のそれぞれの想いが語られるあたり、鳥肌が立ちました。

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    Posted by ブクログ 2020年12月30日

    この時代、武家に生まれた女性は、その家の女として戦国時代を生き抜いた。お市の方は、織田家の女として、信長に近い肉親として、誇り高く生き抜いた。

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    Posted by ブクログ 2017年10月23日

    浅井家が滅びるようとするなかで長政との愛憎半ばだが確かに愛し合っていた2人。浅井家に嫁いだ時も織田家に戻った時も信長とは違う方法で常に織田家を守る道を模索する。冷酷な長政、軽薄な信孝、鈍感な勝家と人物描写が素晴らしい作品でした。

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    Posted by ブクログ 2017年06月13日

    戦国の武家の女たちが、外交要素を持ち実家と婚家のつながりを保ちつつ興隆を図る…とする筆者の主張を、主人公お市の方は全く果たしていなかった。
    連絡方法は取り上げられ、なすすべもない。特に実家から助が入ることもない。
    閨外交ですら思うままには進んでいないし、群雄割拠するあの時代の趨勢を見極めようという意...続きを読む

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