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Posted by ブクログ 2023年03月14日
大河ドラマの鎌倉殿とちょうど重なる時期。
鎌倉幕府創世期から承久の乱まで。4人の人物の物語で紡ぐ。
あとがきの
「一台の馬車につけられた数頭の馬が、思い思いの方向に車を引張ろうとするように、一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけ合ううちに、いつの間にか流れが変えられてゆく」歴史を描いた、が全て...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月15日
鎌倉殿が始まった頃に買っていたのにずっと積読に。
基本的になんであれ映像化は好きじゃないのだけど、でもこちらはドラマ後に読んでも大変良かった!
源頼朝はともかく、その周辺人物像がいまいちわからなかったから、全て把握している今なら知識不足と理解不足に悩むことなく読み進められた。
全4章の構成は
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Posted by ブクログ 2023年02月15日
鎌倉の十三人を観て北条一族のことをもっと知りたくなりました。
いきなりたくさんの武将の名前が出てきて困惑しました。
読む本の順番を間違えたかも。
第一章は全成、第二章は梶原景時、第三章は保子、最後は北条時政と義時。
それぞれ目線を変えていてとても面白かったです。
しかし保子ってしたたかですねー。恐ろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月31日
大河ドラマが面白かったので、関連書籍として読んでみた。
登場人物が多くて関係も複雑なので、ドラマを見ていなかったらきつかったと思う。ドラマのおかげで登場人物の顔とキャラクターが自然と浮かび、映像として脳内に再現できた。
小説の構成も面白い。連作短編のようでいて、そうでもない。同じ時間軸のできごとを...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月08日
1964年下半期の直木賞受賞作で大河ドラマ『草燃える』の原作のひとつになった作品だそう。鎌倉幕府創成期のお話。
『草燃える』は観てないので、やっぱり『鎌倉殿の13人』が思い浮かぶ。人物像が全然違うのかな?と思っていたけど、案外、自分の持っていたイメージと遠からずだった。
章ごとに主役が変わり、それぞ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月01日
1964年の直木賞受賞作品。鎌倉時代の歴史小説。物語は四つに分かれそれぞれ阿野全成、梶原景時、北条政子と保子姉妹、北条四郎義時を中心に描かれている。冷静な描写と表現は歴史小説というより、ノンフィクションを読んでいるよう。全てを読み終えると鎌倉幕府、源頼朝、北条家などが立体的に浮かび上がってきて面白い...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月01日
読み終えると表題がしっくりきます。炎(命)の交わりと終わりなき連鎖。時には真っ赤に、時には青白く、勢いよく燃え上がったと思えば消えてゆく。其々の思いから発せられる言動が連鎖して一つの流れをつくり、それらが絡まり合って時代を作る。鎌倉の中枢で生きる人々の生き様を個々の視点で見せる物語です。
人の思いの...続きを読む
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