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Posted by ブクログ 2020年05月20日
幾つかのエッセイを読むと、大江健三郎には自意識過剰なところがあると思う。
彼に影響を与えた詩について語る。
『私という小説家の作り方』というタイトルから想像されるように、大江健三郎自身が、彼の作品について語る。
同時に、ちょっぴり創作の秘密も。
彼の作品においてブレイクが、いかに大きな役割を果たした...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月14日
例に出される本や過去の著作について読んでいないものも多かったので、正直何を言っているのかほとんどわからない章もいくつかあった。
が、最初はひとつであった作者自身と小説の中の「僕」が如何にして切り離されていったのか、その過程について書いた<ナラティヴ(語り口)>についての章は非常に面白い。
特に作...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月19日
想像力とは、「究極のリアリティー…すなわち、われわれが神と呼ぶところのものと接触するための、人間の心理にとって知られている最高の方法である」
「世界は、ひとつにまとめる想像力の力を必要とする。それをもたらしてくれる最良のもの二つが、詩と宗教なのだ。科学はあたえるけれど、破壊しもする。」詩というより自...続きを読む
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