河馬に噛まれる

河馬に噛まれる

680円 (税込)

3pt

4.0

ウガンダで河馬に噛まれたことから、「河馬の勇士」と呼ばれる元革命党派の若者。彼と作家である「僕」との交流をたどることで、暴力にみちた時代を描く。若者に希望はあるのか。浅間山荘銃撃戦とリンチ殺人という、戦後日本の精神史に深い傷を残した悲痛で惨たらしい事件を、文学の仕事として受けとめた連作集。

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河馬に噛まれる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    大江健三郎といえば、「左翼」のイメージを持つ人が多い
    僕もそうである
    しかし、それはやはりそう単純な話ではないのだ
    というのも80年代以降
    大江は、朝日ジャーナルの本多勝一から
    激しいバッシングを受け続けているからだ
    「反核のくせに核推進派の文藝春秋から仕事をもらっている」
    というのが、批判のとっか

    0
    2022年02月21日

    Posted by ブクログ

    ウガンダで河馬に噛まれたことから、「河馬の勇士」と呼ばれる元革命党派の若者。彼と作家である「僕」との交流をたどることで、暴力にみちた時代を描く。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    似て非なる「虚構」と「想像的なもの」

    ***

    文春文庫版の、渡辺広士氏の解説を読んでいて、どうも分かるような分からないような気がしたのは、おそらく『個人的な体験』以降の大江健三郎の作品に引き続いている、私小説のような体裁(例えば大江健三郎に起こった出来事とかなり近い体験をしているらしい「作家O」

    0
    2013年04月22日

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