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Posted by ブクログ 2023年12月30日
昭子さんお疲れ様…
旦那が全く役に立たない
嫁に任せきりで、自分の父親なのにただただ何もできず妻が粛々と介護、葬儀の準備しているのを眺めている
まぁでも呆然として何をしたら良いかわからず指示待ちになってしまうのもわかるけど、最後までは何もしない旦那だなぁと思った
令和の今読んでも色褪せないという...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月19日
気難し屋の義父にさんざん泣かされ、別居して暮らしていたが義母が亡くなり義父のアルツハイマーが発覚。
半年は仕事を続けながら世話もできたがどんどん悪化して施設に入れようか福祉に相談するが規約で受け入れる先が困難だと分かる。しかも家族が面倒を見るのが当たり前とも言われ、途方に暮れる。
この小説の救いは家...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月08日
◯名作。大変面白かった。
◯現代人であれば必ず読むべき一冊。将来の自分をあらゆる意味で見通す。
◯現代における個人の孤独を鋭く描写している。鋭角過ぎて突き刺さるほどである。
◯文章表現・演出も巧みである。言葉の選び方が場面を活かしている。
◯昔から認知症はあったはずである。しかし、核家族化が進む...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月05日
昭和47年(1947年)の著書。
1960年代から老耄は痴呆症と呼ばれるようになり、2005年のクリスマスイブに認知症と名前を変えた。
老耄をテーマに介護者の苦悩と福祉制度の脆弱性を示した。今とは時代背景が違うが介護者を悩ます、不治の病であることには変わりない。
長寿延命の呪いであった籾付きの米...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月05日
何と壮絶な介護記録。
これが昭和47年に出版されたということは、50年近く前の話。。。当時これを読んだ人は、さぞかし衝撃を受けただろうな。。。。
私自身、介護に詳しいわけではないけど、この本で書かれている問題って今も結局変わってないような気がする。
介護対象者が家族に出たら家の誰かが(特に嫁が)犠...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月04日
老人介護を巡る問題。中島京子の「長いお別れ」と「恍惚の人」の2冊を相次いで読みました。40年という時間の隔たりがあるが、前者の長いお別れが家族の大変さを描きながらも、どことなく「明るさ」が感じられるのに対し、恍惚の人にはそういった「明るさ」があまり感じられないことが印象的でした。この差は何でしょうか...続きを読む
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