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時事放談的なw
晩年の勝海舟=勝安芳伯爵による幕末明治維新の回顧や人物評。現代語訳されていて読みやすいです。
当時の政治、外交、社会を論じているのが、やはりさすが幕府の幕引きを取り仕切った人の言葉だけあってリアリティがあるのですが、雰囲気というかノリがほとんど時事放談というかジジイの自慢話的なところもあって、読み物として面白いです。
巻末の「勝海舟伝」もコンパクトにまとまっていてわかり易くグッドです。
Posted by ブクログ
勝海舟の回顧談。
語りの内容はどれも生き生きとしており、参考になる。
やはり時代の転換点に生きた歴史証人の語りは面白い。
以下、面白かった点
・理屈と実際は別物である事(航海術を学んでいる際に危険な目に合った経験より)
・交渉は相手の人物を見て対応する事が重要である事。
・人生の上がり下がりは10年ある。それを我慢できるか否かが大事。
・横井小楠は状況に応じて物事を進めるのが上手かった。また、柔軟に物事を考えて、自分の意見に拘泥する事は無かった。
・島津斉彬から教えられた事
‐人を用いるのに際して急いではいけない事
‐一つの事業は10年経たねばとりとめもつかない事
・混乱した状況下で。物事を冷静に判断し、利害を整理し、自分の信念に基づいて行動するためには、心の余裕が必要(岡本黄石の話より)
・自分の意見を持たずに、他人の意見に基づいて事を運ぶと食い違いがでる。
・横に寝て、自分の過去の行動と古典の実例を比較して利害得失を考える事は有意義である。
・時間があるときに市中を見て回ることはいつか役に立つ。
以下、備忘録
大久保一翁、勝小吉、横井小楠、岡本半介、
Posted by ブクログ
★★★★★★
基本、人にお勧めしたい本をレビューしているので、私のはどれもが★4つか5つなんだけど、これは5つどころじゃなく、10個でもつけたい気分。
勝海舟のエッセイ集(実際は周りにいた弟子筋の聞き書き)だが、日本人みんなが読めばいいのにと思う。少なくとも、政治家は全員読むように!
勝さんは話が面白い。口調が江戸のご隠居さんで、分かりやすくてけっこう過激。「理屈より体験」が基本なんだけど、「学者は実務にうとし」とか「知恵には尽きるときがある」とか「仕事をあせるな」とか、面白いですよ。
政治や外交を「正心誠意」とか、財政を「景気と不景気と人気」とか、なんかもう、これをマニフェストにして新党旗揚げとかしたくなっちゃうような内容です。
Posted by ブクログ
世の中は時々刻々と変化している。機が来たかと思えば、機は去っている。髪の毛1本を入れる隙間もない。常に変化する世の中で、すべてのことをつまらない理屈(小理屈)によって対応しようとしても上手くいかない。世間は生きている(動いている)。理屈は死んでいる(止まっている)。勝海舟『ひかわせいわ』1897
学者になる学問は容易だが、無学になる学問は難しい。『海舟全書』
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気節のみ高くて、現在に功能のない行為で一身を終るのは、感心が出来ない。成程潔よいといふ褒辞は下るであらうけれども、世の中に対して少しも利益がない。渋沢栄一『雨夜譚あまよがたり』1887
真似はその形ではなく、心を真似よ▼もうこれで満足だというときは、すなわち衰えるときである▼商業を否定する朱子学は誤り。孔子(論語)は商売を重視した。渋沢栄一
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榎本武揚
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