千両花嫁 とびきり屋見立て帖

千両花嫁 とびきり屋見立て帖

693円 (税込)

3pt

京で屈指の茶道具屋の娘・ゆずと奉公人の真之介は、駆け落ち同然で夫婦となり、道具屋「とびきり屋」を三条木屋町に開く。そこでは近藤や芹沢、龍馬がお客にやって来ては、騒動が起こり……。混乱する幕末の京を舞台に、“見立て”と“度胸”で難題を乗り切ってゆく夫婦を描く「はんなり」系痛快時代小説。

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とびきり屋見立て帖 のシリーズ作品

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  • 千両花嫁 とびきり屋見立て帖
    693円 (税込)
    京で屈指の茶道具屋の娘・ゆずと奉公人の真之介は、駆け落ち同然で夫婦となり、道具屋「とびきり屋」を三条木屋町に開く。そこでは近藤や芹沢、龍馬がお客にやって来ては、騒動が起こり……。混乱する幕末の京を舞台に、“見立て”と“度胸”で難題を乗り切ってゆく夫婦を描く「はんなり」系痛快時代小説。
  • ええもんひとつ とびきり屋見立て帖
    555円 (税込)
    名代の茶道具屋の愛娘だったゆずは店の奉公人だった真之介と出奔、幕末の京都で道具屋「とびきり屋」を営んでいる。2人にわかるのは道具のことだけ。でもその「見立て」力で、龍馬や桂小五郎らと渡り合い、動乱の京を生き抜いていく。若い夫婦の成長を軸に、京商人の心意気を描いた大人気シリーズ第2弾!
  • 赤絵そうめん とびきり屋見立て帖
    600円 (税込)
    幕末の京都で道具屋「とびきり屋」を営む真之介とゆず。ある日、坂本龍馬から持ちかけられた赤絵の鉢の商い。真之介がとった秘策とは? 若宗匠からある大事な品を取り返すために夫婦で奮闘する「うつろ花」ほか、珠玉の6編を収録。若い夫婦の成長を軸に、京商人の心意気を描いた「とびきり屋見立て帖」待望の第3弾。惜しまれつつ逝った山本兼一氏が手しおにかけた、感動のシリーズ!
  • 利休の茶杓 とびきり屋見立て帖
    600円 (税込)
    新撰組や憂国の志士が闊歩する幕末の京都。若夫婦の真之介とゆずは、その地で道具屋「とびきり屋」を営んでいる。ある日真之介は道具の競り市で「茶杓箪笥」を買って店に持ち帰った。「茶杓箪笥」はその名のとおり茶杓を収める箱で、仕切りに一つずつ茶杓が収められていたが、一つだけ中が空いているものがあった。そこにあるべき茶杓をめぐり、新撰組の芹沢鴨、茶の湯家元の若宗匠、もとの「茶杓箪笥」の持ち主、そしてゆずの間で騒動が持ち上がる。 そこにあるべき茶杓はあの利休居士のものというが、真相は? 物を見立てる不思議と喜びを描く「とびきり屋見立て帖」、惜しくも急逝した著者が遺したシリーズ第四弾。表題作を含めた傑作連作短篇6本を収録。

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千両花嫁 とびきり屋見立て帖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月30日

    まあ 沢山の幕末の志士たちが出てきます。
    京都の古道具屋とはいえ
    京で屈指の茶道具屋の一人娘 ゆず
    二番番頭の真之介と 駆け落ちする。
    真之介は 捨て子で 辻ヶ花の布にくるまれ 金の小さな仏像まで守り袋に入れられてた赤ん坊
    訳ありですねえ
    織部はんの血筋なのかどうか
    ふたりで開いた古道具屋
    刀から端...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月20日

    江戸時代の商人のほのぼの時代小説だと思って手に取りました。
    大店のお嬢様と番頭が店を持って、一から出発、という設定が面白いと思って。
    そこはそれ、幕末の京都、最初は『自分たちは攘夷とか倒幕なんて関係ない』と思っていた主人公たちは、なんだか次第に巻き込まれていく。

    ほのぼの時代小説の部分と、本格歴史...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月11日

    ゆずは、幼い頃から父の元で道具の良し悪しを見る目を養っています。一方、夫の真之介は、赤ん坊の時にゆずの父親に拾われて、そのまま奉公人として育ちます。

    その二人が、夫婦となるのですが、当然両親は大反対!駆け落ちして、町人向けの道具屋を開きます。

    時代は幕末。龍馬、勝海舟、近藤勇といった有名人(?)...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月12日

    老舗の茶道具屋の娘ゆずと、彼女と駆け落ちした奉公人真之介、彼らが営む道具屋「とびきり屋」を舞台にした連作短編7編。
    各編に、幕末の歴史上の人物が登場する。
    表題作「千両花嫁」には、近藤勇。以下各編に、高杉晋作、坂本龍馬、勝海舟、土方歳三、武市半平太、芹沢鴨。
    そして、著者は彼らの顔の特徴を、真之介の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月06日

    風雲急の幕末京都で、けっこう物騒な事件も起こったりしているのだが、ほっこりした京都方言のお蔭でなんとも良い具合に中和されている。

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月11日

    とびきり屋見たて帖シリーズ1作目。
    駆け落ちした若夫婦をつい応援してしまいます。私はこれはコレで好きですが、「いっしん虎徹」から読み始めた人には、少しもの足らないかも…
    気軽にほっこりしたい人におすすめ。
    気にいれば、2作目「ええもんひとつ」へ。

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月01日

    「火天の城」「白鷹伝」に続いて山本兼一さんの作品。
    前に読んだ2作とは文体がぜんぜん違う。同じ作家とは思えないが、でも面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2011年02月20日

    道具屋・からふね屋から駆け落ち同然で夫婦となったお嬢様と奉公人。
    2人が営む道具屋・とびきり屋へは、近藤勇や高杉晋作がふらっ商品をを見にきたり、武市半平太が依頼をしにきたり、更には空き部屋に坂本龍馬や勝海舟が下宿したりという美味しすぎる設定。
    山田風太郎の明治物のようにおまけとしてチラッと出てくるの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月07日

    新撰組が出てくるので、購入しましたw
    これ読んだら、新撰組が少し嫌いになってしまった・・・笑
    とても旦那思いで賢いゆず。とてもかっこぃぃ&度胸のある女性ですw

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月10日

    幕末を舞台にした時代小説ですが、幕末で活躍した志士たちを脇役にして京の都に道具屋を開いた若き夫婦を主役にとらえ、ある意味で”立場が逆転した”物語といえます。
    一般市民から見た幕末の世を楽しむ一話完結型の小説です。

    京屈指の茶道具店から駆け落ち同然で飛び出した真之介とゆずの夫婦が営む道具屋に訪れたり...続きを読む

    0

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