利休の茶杓 とびきり屋見立て帖
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利休の茶杓 とびきり屋見立て帖

600円 (税込)

3pt

4.0

新撰組や憂国の志士が闊歩する幕末の京都。若夫婦の真之介とゆずは、その地で道具屋「とびきり屋」を営んでいる。ある日真之介は道具の競り市で「茶杓箪笥」を買って店に持ち帰った。「茶杓箪笥」はその名のとおり茶杓を収める箱で、仕切りに一つずつ茶杓が収められていたが、一つだけ中が空いているものがあった。そこにあるべき茶杓をめぐり、新撰組の芹沢鴨、茶の湯家元の若宗匠、もとの「茶杓箪笥」の持ち主、そしてゆずの間で騒動が持ち上がる。 そこにあるべき茶杓はあの利休居士のものというが、真相は? 物を見立てる不思議と喜びを描く「とびきり屋見立て帖」、惜しくも急逝した著者が遺したシリーズ第四弾。表題作を含めた傑作連作短篇6本を収録。

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とびきり屋見立て帖 のシリーズ作品

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1~4件目 / 4件
  • 千両花嫁 とびきり屋見立て帖
    693円 (税込)
    京で屈指の茶道具屋の娘・ゆずと奉公人の真之介は、駆け落ち同然で夫婦となり、道具屋「とびきり屋」を三条木屋町に開く。そこでは近藤や芹沢、龍馬がお客にやって来ては、騒動が起こり……。混乱する幕末の京を舞台に、“見立て”と“度胸”で難題を乗り切ってゆく夫婦を描く「はんなり」系痛快時代小説。
  • ええもんひとつ とびきり屋見立て帖
    555円 (税込)
    名代の茶道具屋の愛娘だったゆずは店の奉公人だった真之介と出奔、幕末の京都で道具屋「とびきり屋」を営んでいる。2人にわかるのは道具のことだけ。でもその「見立て」力で、龍馬や桂小五郎らと渡り合い、動乱の京を生き抜いていく。若い夫婦の成長を軸に、京商人の心意気を描いた大人気シリーズ第2弾!
  • 赤絵そうめん とびきり屋見立て帖
    600円 (税込)
    幕末の京都で道具屋「とびきり屋」を営む真之介とゆず。ある日、坂本龍馬から持ちかけられた赤絵の鉢の商い。真之介がとった秘策とは? 若宗匠からある大事な品を取り返すために夫婦で奮闘する「うつろ花」ほか、珠玉の6編を収録。若い夫婦の成長を軸に、京商人の心意気を描いた「とびきり屋見立て帖」待望の第3弾。惜しまれつつ逝った山本兼一氏が手しおにかけた、感動のシリーズ!
  • 利休の茶杓 とびきり屋見立て帖
    600円 (税込)
    新撰組や憂国の志士が闊歩する幕末の京都。若夫婦の真之介とゆずは、その地で道具屋「とびきり屋」を営んでいる。ある日真之介は道具の競り市で「茶杓箪笥」を買って店に持ち帰った。「茶杓箪笥」はその名のとおり茶杓を収める箱で、仕切りに一つずつ茶杓が収められていたが、一つだけ中が空いているものがあった。そこにあるべき茶杓をめぐり、新撰組の芹沢鴨、茶の湯家元の若宗匠、もとの「茶杓箪笥」の持ち主、そしてゆずの間で騒動が持ち上がる。 そこにあるべき茶杓はあの利休居士のものというが、真相は? 物を見立てる不思議と喜びを描く「とびきり屋見立て帖」、惜しくも急逝した著者が遺したシリーズ第四弾。表題作を含めた傑作連作短篇6本を収録。

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利休の茶杓 とびきり屋見立て帖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年05月22日

    「とびきり屋見立て帖」シリーズ第4弾

    『よろこび百万両』
    銅(あかがね)屋の大旦那・吉左衛門に蔵の中の道具の目録作りを任された真之介とゆず。
    珍しい盆を託されるが…
    ゆずの兄は嫌な奴だなあ…
    彼の代でからふねやは潰れるんじゃないだろうか?
    父親にも臆せずに商売のやり方をはっきり主張するゆずは、朝ド...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月08日

    明珍の自在置物や楽茶碗の存在をこの小説で知り、画像検索してみました。
    想像してた以上に精巧な品物である事にビックリし、数百年前の日本にこんな素晴らしい物があった事を知れて自分の世界が広がったように思います。
    品物やその時代のイメージを膨らませる読みやすい文章で、この続きを読めない事が残念でなりません...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月02日

    著者の逝去により、とびきり屋シリーズも、この巻で最後。
    店の招かれざる客の芹沢鴨の粛清や、夫婦が肩入れする桂小五郎の動静、明治維新へと風雲急を告げる歴史の大転換など、さらに面白くなったであろうに、誠に残念である。
    前作のレビューでも記したが、著者の茶道具についての博識には、驚嘆すら覚える。
    そういっ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月18日

    シリーズ最後になってしまいました。京都の道具屋「とびきり屋」の真之介とゆずさん。

    これからも続いて欲しい作品だったのに残念です

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月04日

    2021年5月3日
    よくある人物設定、既視感のある場面が多い。
    蘊蓄いろいろ。物知りなのね。
    芹沢や若茶人のイヤらしさにはらはらした。さりげなく回避する知恵や言葉は面白かった。
    他の人の感想を読んで初めて知った。「利休に尋ねよ」の作者だったのね。
    時代小説で一番衝撃を受けた本でした。あのワクワクは半...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年06月23日

    シリーズ1作目の「千両花嫁」の後、
    第2、3と続けて読みたいと思っていたのだけど
    本屋には置いていなくて、図らずも最終巻
    安定した面白さ
    第1作目では、自信がなかった真之介が
    堂々とした旦那さんになっていて頼もしい
    相変わらず仲のいい夫婦にもほっとする
    終わってしまったのがとても残念

    0

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