高い窓

高い窓

924円 (税込)

4pt

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家宝の古金貨が家から持ち出された。犯人は息子の嫁かもしれない。取り戻してほしい――裕福な老婦人の依頼で、マーロウは金貨の行方を追った。だが、その先々に次々と現れる死体。そして事件の意外な様相と過去の出来事がやがて浮かび上がってくる。清冽な叙情と文体で描かれたハードボイルド小説の名作。

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高い窓 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年07月03日

    フィリップ・マーロウものの長編はこれで全部読み終わったことに…
    7編しか書かれていないことが悔やまれてならない。

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月09日

    プレイバックとかのように
    決してこの作品はエロスやロマンスがある
    作品ではありません。

    しかしながらこの作品には静かながらも
    一種の情熱があるのです。
    なんと言えばいいのでしょう、内なる熱といいましょうか。

    今回マーロウが依頼を受けた案件は
    裏がいっぱい秘められた依頼。
    色々は事実が現れては消え...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月26日

    結局あの紛失したコインはなぜ戻ってきたのだろう?
    最後の謎の解き明かしでもクリアに納得はできなかった。
    難しい。
    これで、チャンドラーの長編6作を読み終えたが、ほとんどが消化不良。
    すべて再読しないとだめだろう。

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月23日

    『大いなる眠り』、『さらば愛しき女よ』と続いたフィリップ・マーロウ3作目の本書は一転して地味で素っ気無い題名。題名というのは読書意欲を喚起させるファクターとして私は非常に大事だと思っているのだが、文豪チャンドラーの作品とは思えないほど、飾り気のない題名はちょっと残念。

    マーロウは盗まれた時価1万ド...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月26日

    私立探偵フィリップ・マーロウの三作目。

    裕福な未亡人に盗まれた金貨探しを依頼される。
    今回は際立った個性の脇役がいなかったせいか、今一つ。

    ハードボイルドの生みの親とされているが、
    暴力シーンは思いのほか少ない。
    死人はでるが、酷くはない。
    物足りないという訳ではないが、肩透かしなのかも。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月11日

    『長いお別れ』よりもこっちが好き。ミステリとしての謎はすぐ割れちゃうけど、なによりチャンドラーは文章がいい。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    チャンドラーの長編3作目。チャンドラー長編の日本語訳は、例えばハヤカワミステリでも書かれた順番に発行されていない。ということで、私のような時代順に読みたい人のために何作目かを書いています。

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月03日

    皮肉と諧謔の応酬の激しいこと激しいこと。途中でついていけなくなって、言葉通り受け取っていいのかわからなくなることも。でもその位振り回されるくらいが掛け合いのノリを楽しめて自分にはちょうど良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    気分が乗らなかった。集中しないとこのかっこよさは味わえない。違うときに読み返したい。
    マールかわゆす。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    マーロウの長編の中では、可もなく不可もなく、という感じ。
    もう一杯、飲み物を注いだ、ってフレーズが大好きだ。

    0

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