さらば愛しき女よ

さらば愛しき女よ

924円 (税込)

4pt

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前科者大鹿マロイは、出所したその足で以前別れた女を捜し始めたが、またもや殺人を犯してしまった。たまたま居合せた私立探偵マーロウは、警察に調べられる。その後彼はある事件を依頼された……。全篇に流れるリリシズムとスリルと非情な眼は、既に探偵小説の域を超え独自の世界を創り上げている。

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さらば愛しき女よ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年05月21日

    チャンドラー長編2作目にして不朽の傑作。

    私がこの作品と出逢ったことの最大の不幸は先に『長いお別れ』を読んでしまったことにある。もしあの頃の私がフィリップ・マーロウの人生の歩みに少しでも配慮しておけば、そんな愚行は起こさなかったに違いない。あれ以来、私は新しい作者の作品に着手する時は愚直なまでに原...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月04日

    やっぱり・・・何度読んでも、この作品を越えるハードボイルド作品はないでしょう!あまりにもベタだけど・・・あはは
    ハードボイルド作品を読むと、どうしても探偵の原型はマーロウからきていわねーって思っちゃうんですよねぇ><
    他のチャンドラー作品も、「長いお別れ」は別として、霞んでしまいますもんね。
    それだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月12日

    多分女の子は「長いお別れ」よりこっちが好きだと思う。
    熱烈なキスのあとにハンカチで唇を拭うマーロウに痺れました。新聞記者さんとの関係にもすっごいときめく。
    ハードボイルド小説なのに、どっちかっていうとよこしまな楽しみ方をしてしまいました。

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    Posted by ブクログ 2010年05月31日

    マーロウの気の利いたセリフがかっこいい。
    まだまだ読んでいないものが多いので、時間かけても読みたいな

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    Posted by ブクログ 2010年04月05日

    愛の在り方を考えさせられる。切ない結末に涙を禁じ得ない。チャンドラーのマーロウ物では押さえておいて間違いない作品だと思います。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    僕の理想。だったけど、今そう思うとすると途方もない目標になる
    男、そしてその生き様。ゆで卵小説として最初に読んだこともあり、
    思い出の一冊。

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    Posted by ブクログ 2024年02月24日

    何十年ぶりの再読。
    チャンドラーを読んだ人間と読んでない人間では、人生観が違うのではとまで思った少年時代。

    今回あらためて読んでみて、筋を追うだけでは事件の全体像が最後の最後まで分からないので、終盤マーロウが何をしたいのかチンプンカンプンだし、読み通すのにめちゃくちゃ忍耐が要った。

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    Posted by ブクログ 2019年03月27日

    後半、一気に加速。

    正直、かなりご都合主義的なところもあるけど
    そこから注意がそれるほど、
    ぐいぐいと気持ちを引っ張っていく。

    たぶん、見落としているところも
    多い気がするので
    再読すると新たな発見がありそう。

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    Posted by ブクログ 2019年03月10日

    「さらば愛しき女よ」誰が訳したのか知らないが、心打つ名訳だ。1995年版ハヤカワ文庫
    一度は読むべき本である。

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    Posted by ブクログ 2018年10月15日

    文体がとてもクール。やはり一気に読まないと話のスジがわからなくなる。村上春樹が好きというのもわかる。

    再読 19951003

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