夏の前日(5)
  • 完結
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夏の前日(5)

712円 (税込)

3pt

華海(はなみ)は簡単に涙をながし、「哲生(てつお)君が彼氏だったらよかった」と哲生に言った。 晶(あきら)は決して泣くことはなく、「じゃあ、またね」いつもそう言って、哲生を見送った。 孤独に満ちた哲生を愛した晶と、そのやさしさに応えたかった哲生。それは永遠の片思いのような恋――。ふたりの長い夏の前日、終幕――。

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夏の前日 のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • 夏の前日(1)
    完結
    660円 (税込)
    甘く切なく擬(もど)かしい、ふたりの長い夏の前日。――日吉ヶ丘(ひよしがおか)芸術大学4年生・青木哲生(あおき・てつお)。月下(げっか)画廊店長で、和服が似合う大人の女性・藍沢晶(あいざわ・あきら)。突き動かされるように体を繋げた一夜から、激しくも拙い恋愛が始まる――。
  • 夏の前日(2)
    完結
    660円 (税込)
    ふたりだけの空間、ふたりだけの時間。自由だが自由に描けない美大生・青木哲生(あおき・てつお)。本気だが本気にさせない和服の美女・藍沢晶(あいざわ・あきら)。言葉も、身体も、心も、すべてが心地いい二人の関係。そんなふたりに気になる女性が現れた――。
  • 夏の前日(3)
    完結
    660円 (税込)
    絵を描こうと思う。いや、絵が描きたい。――自分が何をしたいのか分からなくなり、画が描けなくなっていた美大生・青木哲生(あおき・てつお)。美大予備校の講師バイトをしたことで、夢中で絵を描く学生にふれ、再び絵に向かう。ヒントは「はなみ」。彼女を見ていると、良い絵が描けそうな気がする――。
  • 夏の前日(4)
    完結
    660円 (税込)
    それは、ある日突然だった。 「はなみ」が、森の彼女、小早川華海として現れた。戸惑う哲生の心の壁を、あっけなく越えてくる。 晶がしてくれたように、晶にやさしくしたい、晶のことだけを考えていたい、はずなのに――。
  • 夏の前日(5)
    完結
    712円 (税込)
    華海(はなみ)は簡単に涙をながし、「哲生(てつお)君が彼氏だったらよかった」と哲生に言った。 晶(あきら)は決して泣くことはなく、「じゃあ、またね」いつもそう言って、哲生を見送った。 孤独に満ちた哲生を愛した晶と、そのやさしさに応えたかった哲生。それは永遠の片思いのような恋――。ふたりの長い夏の前日、終幕――。

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夏の前日(5) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いろいろ噛み締めて、振り切ったラスト。嫌いじゃないです。
    人の心って面白い。じわじわと積み上げてきた衝動が堰をきったときが見もの。
    夏の前日、ってタイトルに相応しく、ひまわり、青空、日傘、海、たくさんの情景が焼きつくお話でした。
    この後を…と思うと、前作になるみたいだけど、絵がまるっこすぎて、キャラ

    0
    2014年09月05日

    Posted by ブクログ

    ついに終わってしまったのが残念。それにしても青木の男子大学生らしい身勝手さが妙にリアルな作品だった。

    0
    2014年08月28日

    Posted by ブクログ

    最終巻。予想できた結末。結末も含めた上で悲しいというより羨ましいという思いがつよい。あと晶ねこはおもわずニヤニヤしてしまう。

    0
    2014年08月10日

    Posted by ブクログ

    哲生は、最後まで身勝手で好きになれなかったが、ラストシーンを読んだら、すとんと、これで良かったと思えた。

    0
    2014年08月08日

    購入済み

    スッキリはしなかった

    最終巻。
    終わり方が少しモヤモヤ感あり。
    スッキリというわけにはいかなかったなぁ。
    この後どうなるのか、というのが気になる。

    #切ない

    0
    2021年10月30日

    Posted by ブクログ

    こういうの大好き。
    終わり方の問題で人に薦めにくいけど、ちょっと大人の青春が堪能できる…大いに男目線だが、それが良い。

    0
    2016年01月02日

    Posted by ブクログ

    哲生のクソがっっ。手に入れた女より手の届かない女の方が欲しいって気持ちが強いだけ。しょうもないオスの本能が錯覚させているだけ。『好き』なんて気持ちは思ってるより、無節操で不誠実なものなのだから。出会う順番が逆なら華海から晶に乗り換えていたんだろう。
    まぁでも晶と付き合い続けたとしても、別れるのは時間

    0
    2015年11月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好きな作品。月に一度は読み返してしまう。主人公のてつおは表現すること、生きることに素直で情熱的で精一杯で、作品そのものもてつおの溢れるような感情や世界を鏡でうつしているようでした。個人的には男ではないですが、表現することに無我夢中で、表現していないといられないてつおの気持ちも、その表現すること、生

    0
    2020年07月25日

    ネタバレ 購入済み

    うわぁ‥

    大人なのに唇が震えるほど泣いてしまった。
    晶さんの気持ちがツライ。

    2人の関係が始まった時から「結婚」は想像できなかったけども、こんな激しく静かな終わり方の方がグッとくる。

    0
    2017年02月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芸術家って夢の中で生きてんのかよ。一生さみしく独り身でいろ。くっついたらくっついたで、元カノと比べそうでやだ。といいつつもこんな話、大好物なんやが、ザマァ展開がないとすっきりせんな…こころ掻き乱されるくらいには感情移入できました。

    0
    2021年11月20日

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