ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
婚約中のロディーとエリノアの前に現われた薔薇のごときメアリイ。ロディーが彼女に心変わりし、婚約は解消された。エリノアの心に激しい憎悪が湧き上がり、彼女の作った食事でメアリイが死んだ。犯人は私ではない! エリノアは否定するが……嫉妬に揺れる女心を、ポアロの調査が解き明かす。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
111108さんのポアロおすすめ5から、ようやく読みました! 犯罪自体は恐ろしくも、上流中産階級の優雅なセリフ、タイプの違う美女2人の描写が心地よく、うっとりしながら読み進めた。 実は強い情熱を秘めたツンデレのエリノアが大好きになってしまったので、ラストはほっこり。 そしてトリックにはびっくり!ま...続きを読むだ2作しか読めてないけど、ポアロシリーズの犯人、体張る人多いな。
“冷静沈着で、常に溺れない人物” 他人から見たらそう見えても、その人の心のうちはその人しかわからない。 特に“苦しさ”は…… 人からどう見られているか、そういう人ほどよく感じてしまい、その人たちの期待を裏切らないようにしてしまう、この物語の中心となる人物。 その人の、心の声が聞こえてくるような小説…...続きを読む…。 ひょっとしたらポアロ作品の中で一番かもしれない(まだ未読があるけど)。 裁判の場面、事件発生時の描写、ポアロによる主要人物への聞き取り、最後の謎解き、謎解きの後の情のあり方。 すべてにおいて満足。
容疑者のあっちもこっちもミスリードなんだろうと思いつつも結局犯人のあたりはつけられなかったので、解き明かされた真相に素直に驚いたし、面白かった。登場人物に嫌味なキャラも少なく、話の締め方もロマンティックで美しいと感じたので、なかなかいい話だったと思う。とりわけピーター・ロードが非常にいい男だったので...続きを読む、できれば報われて欲しいと願わずにはいられなかった。
今回のは、冒頭から裁判で始まる、また新しい切り口の展開でした。 読まれた方には、話がくどいという方もいらっしゃる。 ただ、私からすると綿密に仕組まれた内容かつ、細部まで描写する事でその場の風景がはっきりと見えてくる。 そういう印象を毎回受け取ります。 最後の怒涛の展開は必見!この犯人の冷酷さと強かさ...続きを読むに戦慄しました。
アガサ・クリスティー好きの友達に勧められて読んだ。圧倒的不利な状況からの逆転劇が面白い!そこがキーだったのかー!!と思わず叫びたくなる伏線回収!!ヒロインの想いが切なくて、ミステリーとしても恋愛小説としても楽しめる!
ポアロ これは面白かった。ヒロインのロディーへの想いを考えるとこちらまで胸が苦しくなって、読むのが辛かった。とにかく苦しかったけど、最後にふーっと息を吐いた。結末を読んでもう一度読み返したい。
ミステリとしてはもちろん、愛憎劇、法廷ものとしても楽しめた。作家の脂が乗り切った、という表現にぴったり。発行年順に読んでいて、今が一番読み終わるペースが早い。
紹介文に「嫉妬に揺れる女心をポアロの調査が解き明かす」とあるが、そこに主眼を置くと、この話の面白さがぼやけてしまうと思った。 「五匹の子豚」同様、登場人物のほとんどが意図的もしくは無意識に嘘をついているというのが面白さのポイント。ポアロが調査に乗り出すまで、登場人物の善良さだけがクローズアップされて...続きを読むいるため、「まさかこの人が!?」という驚きに一役買っている。
舞台は法廷。既に被告人として起訴されているエリノア。今回の事件は誰の目から見ても明らかであり、被害者のメアリイを殺害する動機も機会も有していたのはエリノアだけ。彼女が犯人である事を疑わない人達と、彼女が犯人では無いと信じる人達。明らかに不利な状況下、医者であるピーターは彼女を救い出すべくポアロに真...続きを読む相究明を依頼する。 体の不自由な金持ちの未亡人ローラと彼女の寵愛を受ける門番の娘のメアリイ。クリスティの王道的な設定だが、構成が面白い。プロローグ→ローラ邸→ポアロ始動→法廷→エピローグと流れていきテンポが良い。ただし、ポアロの推理は少し単調に見え(いつもの自暴自棄がない)、終盤の法廷パートはクリスティ的ではない(人物等の描写は控えめで裁判の様子が淡々と進んでいく)。その中でとある人物の一つの矛盾がフォーカスされ(最終は何故こんな事が質問されるのか不思議に思うが)少しずつ綻びが始まり、最後に本当の事件の真相が明るみになる。 基本探偵は、真実を調査し、集め謎を解いていくが、今回のポアロは嘘でも良いので集め、何故その嘘が必要なのかという矛盾をきっかけに今回の謎を解明する。とある何気ない様な嘘から真実を炙り出す手法は見事で意外にこのアプローチをしているミステリーは少ない様に思う。 犯人については意外という事以外は何も言わないが、少なくとも上記に描いた様にとある不思議な証言から辿り着く事ができる。 亡くなった二人は真相を知らずにある意味で良かったと思う。また、最後、エリノアが選ぶ結末はクリスティらしく素敵な反面、他の登場人物たちはどの様に反応したかが気掛かりだ。 全体的にまとまりが良く魅力的な作品だが、登場人物達の個性は少なく普段より癖がない。終盤の法廷パートが単調で(あえてそうしているだろうが)、転調する時の効果(真犯人が判明する時)は大きいが疲れてしまう。衝撃度は高く、やはりミステリーはこうでなくてはっ!と感心してしまった。 犯人が何故メアリイを殺害したのか、動機が最大の論点であり、いつもポアロが言っている様に考えればある程度予測が出来た。とても読みやすく面白い作品だ。
これ、ロマンス小説だ。 ミステリーが物語のスパイスになっており、なかなかドラマティックな仕上がり。 メアリイの出現により、ロディーとの婚約を解消することになったエリノア。 しかし、後日彼女の作った料理でメアリイが死んでしまい、エリノアに容疑がかかる。 依頼を受けたポアロはその疑いを晴らすべく、調査に...続きを読む乗り出した。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
杉の柩
新刊情報をお知らせします。
アガサ・クリスティー
恩地三保子
フォロー機能について
「クリスティー文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
そして誰もいなくなった
試し読み
雲をつかむ死〔新訳版〕
ポアロのクリスマス〔新訳版〕
鳩のなかの猫
ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕
アクロイド殺し
予告殺人
ABC殺人事件
作者のこれもおすすめ一覧へ
▲杉の柩 ページトップヘ