ねじれの国、日本

ねじれの国、日本

660円 (税込)

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この国は、その成立から、ずっとねじれている。今さら世界に合わせる必要はない。ねじれたままの日本でいい――。建国の謎、天皇のふしぎ、辺境という国土、神道のルーツなど、この国を“日本”たらしめている“根拠”をよくよく調べてみると、そこには内と外を隔てる決定的な“ねじれ”がある。その奇妙で優れたシステムを読み解き、「日本とは何か」を問い直す。私たちのあるべき姿を考える、真っ向勝負の日本論。

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ねじれの国、日本 のユーザーレビュー

3.5
Rated 3.5 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    著者のことはよく知らなかったが、本書に書かれた内容や主張はスルッと腹落ちできる。

    確かに日本のあり方や日本人の心持ちは「ねじれている」かもしれない。

    共同体の中で説明不要かつ言語化不要な共通認識を対外的に説明しようとしたときの違和感は、自分でも経験がある。

    0
    2019年09月20日

    Posted by ブクログ

    一体何がねじれているのかと思ったら、内向きの以心伝心な世界をひたすら守ろうとする頑なさと、それでは世界で通用しないことに観念して表向きだけ嘘で取り繕う様を表現したものだった。特に東アジアにからむ世界情勢や歴史の見立ては妙に説得力がある。それが正しいのかどうかは自分には判断できないけれども。
    本書は「

    0
    2015年05月11日

    Posted by ブクログ

    「日本人にしかわからない何か」を著者は「ねじれ」という言葉を使って、日本の歴史、成り立ちが書かれている本。この手の本はあまり好きではなかったのですが、著者が出演したラジオ番組を偶然聴き、興味を持ちました。

    0
    2012年06月17日

    Posted by ブクログ

    読んでいると「日本辺境論」の内容が思い出され、いろいろと納得させられる気分になった。仏教や神道の話は、自分の中でもやもやとしていたものを言語化してくれた感じもあってすっきりとした。
    自分自身、外国人と話す度に感じていた感覚、これがまさに著者が言うところの「ねじれ」だという気がした。日本という国の特徴

    0
    2012年05月11日

    Posted by ブクログ

    TBSのラジオ番組「小島慶子のキラ☆キラ」の火曜日のパートナー、堀井のおっちゃん。
    落語が好きでディズニーランドも好きな京都の人。
    というイメージ、最初から好感しかありません。

    物々しい見た目のわりに気の抜けた文章でほっとしました。
    ラジオで喋ってるまんまだな!
    この独特の喋り口調に、慣れてない人

    0
    2012年03月21日

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