無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2021年08月08日
副題が「第二次大戦後の日本人」。
第二次大戦の敗戦後、アメリカを主体とする連合国の占領軍が日本に上陸した。1945年8月の終戦からさほどの日数は経っていない。本書は、占領下の日本および日本人のふるまいの記録である。
筆者のジョン・ダワーは本書発行当時、MITの教授。歴史学者と思うが、学者の著書らしく...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月13日
まだ下巻は読み終わっていないのだけれど、素晴らしい本です。★5つじゃ足りないかも。
多くの未知の歴史的事実にすっかり心奪われている。
ノンフィクションならではの驚きと、知性と理性の塊のような著者のフィルターによる新しい視点とをむさぼるように堪能し、何度も行きつ戻りつしているので、いまだ下巻の途中。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月27日
敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人
(和書)2013年11月22日 21:14
2004 岩波書店 ジョン ダワー, John W. Dower, 三浦 陽一, 高杉 忠明
どうしてこうなってしまったのか疑問に思っていたところが明確にされていてこんな本を読みたかったのだと叫びたい...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月15日
敗戦後、連合国の占領下にある日本の姿をリアリティーを持って伝えている一冊。上巻では政治家ではなく一般市民がメイン。インフレ、食糧難、教育改革、風俗など様々な側面から敗戦の虚脱、急激な変化の中でも力強く生きる庶民の姿が描かれている。
読みやすい文章に加えて写真・資料が多数掲載されており、目で見ながらそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月30日
膨大な資料を渉猟して記述されたにもかかわらず、単に資料の羅列にならない文章になっているのは、著者の並々ならぬ筆力の賜物であろう(もちろん、訳者も含めてのことであるが)。
何より、歴史記述の視点を、その時代を生きる一人一人の人間に焦点化しているということが、この著作をまるで小説を読むかのように、夢中に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月07日
終戦のエンペラー観る前に読み終えたかった一冊 orz
アメリカ人の日本史家が、敗戦直後の日本の世相を描いた本。
将軍様の国並みにやさぐれた状態から、占領軍を受け入れ復興に向けて進んでいく当時の雰囲気が分かりやすく書かれています。違う国の人に自分の国の文化を教えてもらうってのはなんだか不思議な気分...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月21日
急変していく社会のなかで、人々は連続性を保ちつつ折衷的に思想や概念を獲得していったように、少なくともこの本からはみえる。その後の発展に大きな影響を与えた一方で、精神的な支柱を模索し、生計を立てる切実な努力と密接に絡んだこうした価値観の転換の過程に、無自覚の変質や破綻が潜んでいるのかもしれない。そうし...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月26日
『敗北を抱きしめて』1945年の終戦以降数年間の日本について書かれた本です。非常にソソられる、いいタイトルだと思うのですが、どうでしょう。意訳気味の邦題なのかと思ったら、原題も"Embracing Defeat"。センスのよさが感じられます。
そのタイトルだけではなく、内容も...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。