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Posted by ブクログ 2023年06月24日
3巻は、終戦からGHQの進駐、そして東京裁判を中心に物語が進行する。
主人公のかつての同僚で、密かに想いを寄せていた女性は原爆投下時、広島にいたが奇跡的に助かり、主人公と再開する。
そして、主人公は、東京裁判にモニター(通訳が合っているかどうかダブルチェックをする人)として立ち会う。
東京裁判で...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月22日
東京裁判は戦争犯罪を裁く場ではなく、敗戦国の指導者に責任を取らせる裁判だった。
戦争は置かれた環境や所属によって意思とは関係なく相応の仕事を求められ巻き込まれるのだとつくづく思った。
親ガチャが取り沙汰されているが、私は国籍ガチャもあると思う。
▼ヒトは区別分類することができるが、すなわち差別も生...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月21日
祖国とは何か、の前に、国家とは何か、個人とは何か、人間の尊厳とは何か、という問題に直面する。
国家が国家として秩序を保っている場合、即ち国民個人に利を供する場合に祖国のために報いるという考え方はごく自然であるけれども、そうでない場合にも国民が国家の犠牲となる必然性は理解できない。
かつては個人が何ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月13日
東京裁判のモニターとして、法廷に臨む賢治。
裁判長、連合国側の検察官、日本人の被告、日本人の被告を弁護する弁護士。
太平洋戦争への様々な思惑がみえてくる。
アメリカ国籍を持ちながら、日系二世でもある自らの存在をもとに、限りなく公平にモニターとしての職務に徹しようとする賢治。
それが賢治を悩やま...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月12日
戦争とは本当に酷い事だと改めてこの本を読んで
思う。
東京裁判は、敗戦国日本にとても不利な
事ばかりで日本人としては腹立たしいばかりだ。
戦争に負けるという事は、不利益な立場
に追いやられ勝戦国に全て従わなければ国として
成り立って行かないと言う不条理だ。
原爆投下を東京裁判で削除された話は、戦争を...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月01日
二世の人と聞けば、生まれながらに母国語が2つも出来るから羨ましいと単純に英語で苦労している私は思ってしまうのだが、その両国が戦火を交えることになったとき、どれほど苦しむだろうか。
主人公の天羽賢治には弟が二人いて、次弟は日本の大学に学んでいる間召集にあい、日本兵として出征する。一方アメリカに生まれ...続きを読む
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