武田信玄 林の巻

武田信玄 林の巻

784円 (税込)

3pt

天才的な智略と慎重な攻め方によってつぎつぎと城を落とし、信濃の国をみごと平定した信玄。しかしその野望は、あくまでも京都に上って天下に号令することである。同じ野望をもつ今川義元がまず上洛の軍を起すが、桶狭間の戦いで織田信長にはばまれ、命を落とす。いざ我こそは…しかしその信玄を牽制するのは、又しても越後の上杉謙信。宿命の対決を迎えようとしている2人の戦国大名。世にいう川中島の決戦である。著者会心の大長篇、第2巻。

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武田信玄 のシリーズ作品

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  • 武田信玄 風の巻
    886円 (税込)
    狂乱の振る舞いで、民に怨嗟の声をあげさせていた父・武田信虎は、次男の信繁を盲愛するあまり長男・晴信(=信玄)を露骨に疎んじていた。信玄は命の危険を感じ、苦悩の末、父を駿河の国に追放する。甲斐の国の主となり、信濃の国に怒濤の進撃をはじめた信玄は、諏訪頼重を幽閉し、小笠原長時を塩尻峠に破り、さらに村上義清を砥石城に攻略する。いつか京都に上ろうと野望を燃やしながら…。圧倒的なスケールと説得力ある取材で武田信玄の生涯を描く歴史小説、第1巻。
  • 武田信玄 林の巻
    784円 (税込)
    天才的な智略と慎重な攻め方によってつぎつぎと城を落とし、信濃の国をみごと平定した信玄。しかしその野望は、あくまでも京都に上って天下に号令することである。同じ野望をもつ今川義元がまず上洛の軍を起すが、桶狭間の戦いで織田信長にはばまれ、命を落とす。いざ我こそは…しかしその信玄を牽制するのは、又しても越後の上杉謙信。宿命の対決を迎えようとしている2人の戦国大名。世にいう川中島の決戦である。著者会心の大長篇、第2巻。
  • 武田信玄 火の巻
    702円 (税込)
    川中島の大会戦に勝利を得た信玄は、天下に号令する道を一歩一歩確実に歩んでゆく。しかし、正室・三条氏が生んだ長男の義信との仲が思わしくない。息子が父を追い落とそうとするまで悪化した関係の一方で、信玄の体をむしばむ宿痾(しゅくあ)が命をけずる。苦悩のすえ、信玄は義信と親子の縁を断ち、愛する側室・湖衣姫との間にできた勝頼を自らの後継者と決めた。そして強敵・北条氏を追いおとすために、関東に軍を進め、小田原城に迫る。傑作歴史小説、第3巻。
  • 武田信玄 山の巻
    825円 (税込)
    甲州・信州の全域を手中におさめ、さらに駿河府中をおさえた信玄。海を手に入れたことで水軍も味方につけ、いよいよ念願の京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされる。信長は叡山を焼き討ちし、存在感を見せつける。その上、信玄の年来の病いが身を縛りつける。しかし、まだ勝頼に指揮を任せるわけにはいかない…。先入観にとらわれない合理的な戦術によって、戦国の合戦に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇3000枚が、いよいよ完結の最終巻。

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武田信玄 林の巻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月09日

    第二巻「林の巻」。桶狭間の戦い、そして川中島合戦。両軍の動きの描写が詳細かつ生々しい。著者は何度も現地にいって取材をしたらしいが、さもあらんというところ。
    川中島合戦では霧の存在が勝敗の一つのポイントになったそうだが、気象台勤務経験のある著者らしく、説得力のある記述がされていました。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月20日

    晴信から信玄へ。景虎から政虎へ。
    川中島でもついに衝突する時代に。先を先を見ていく眼が私にも欲しい・・・

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月10日

    2021.34

    川中島決着!
    山本勘助死亡。
    大河ドラマの風林火山はここまでだったので、続きが楽しみだー!

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月19日

    本巻のメインは川中島の合戦(それから大きな事件として桶狭間の戦い)。

    「風」とは違い、信玄は正に“名将”として描かれている。

    川中島の合戦で最も大規模な戦闘が繰り広げられた第四次合戦で本巻は終わるが、物語はまだ半分である。

    そして後の“義信事件”を示唆するトラブルも終盤に出てくる。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月25日

    再読2020.6.26~
    2020.7.19完了
    武田家の隆盛の時期を多く迎える。
    三国同盟、義元上洛、川中島…
    これらの年月を20年近くかけて成る武田家。
    織田家の歩み寄りが垣間見えてくるが、その織田家との成長のスピードは歴然としている。
    やはり差は大きかったよう。

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月10日

    第4次川中島決戦まで進みました.

    桶狭間の戦いなども含めて,策謀家としての信玄が凄みを増してきています.

    大河ドラマ「風林火山」はこの巻までの時代で終わったので,この先は私はよく知らない信玄の話になります.
    なので,楽しみに読み進めていこうと思います.

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月01日

    川中島の戦い、桶狭間の戦いも明瞭に書かれてる。
    山本勘助の活躍ぶりに感動。戦国の人達は、身体が強かったように感じる。
    上杉謙信の毘沙門天も出てくる。

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    Posted by ブクログ 2017年08月16日

     「林」の巻だが、桶狭間の戦い・川中島の戦い、と大きな二つの合戦が描かれており戦闘シーンが多い。四巻の中でもっとも動きのある巻。

     桶狭間に信玄の戦略が絡んでいる、というのは史実としてどうなのかわかりませんが、信長の奇襲成功の裏にある一つの推測としては面白いのかも。
     川中島は思ったより、あっさり...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    前半は桶狭間に至る今川義元の野望と信玄の画策、後半は川中島の決戦。最初のうち姿を見せなかった勘助は、何と4年も越後を探るために鉄砲商人をしていたという設定にびっくり。なるほど、そういったエピソードの元があるんですね。北条はなかなかしぶとく、謙信も手こずるのね。作者がもと気象庁勤務で山岳小説作家なのが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月09日

    天才的な智略によって、信濃の国を平定した信玄の野望は、あくまでも京都に上って天下に号令することである。同じ野望の今川義元がまず上洛の軍を起すが、桶狭間の戦いで織田信長にはばまれる。信玄を牽制するのは越後の上杉謙信である。信玄はいまや謙信と宿命の対決を迎えようとしている。著者会心の歴史小説第二巻。

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