無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2017年08月28日
表題作「待ち伏せ」にしても、「秘密」にしても殿様と呼ばれる者の所行が家臣に累を及ぼす切ない話だ。小平衛が歩けば事件に当たる「或る日の小平衛」は、本シリーズを通底する面白さがある。剣客として成長している大治郎が遭遇する悪者とも思えない相手と、行きがかり上真剣勝負をしなければならない流れとなるが、その相...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月02日
▼収録作は以下▼待ち伏せ▼小さな茄子二つ▼ある日の小兵衛▼秘密▼討たれ庄三郎▼冬木立▼剣の命脈
▼「ある日の小兵衛」小兵衛が、幽霊を見る。厳密に言うと、旧知のヒトのマボロシを見る。ということは、相手は死んだと思いこむ。確かめに会いに行ってみる。ところが間違っていて、生きていた。相手は若き日に情を交...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月28日
「鬼平犯科帳」を始めて4年、昭和47年、池波正太郎49歳のとき、「剣客商売」がスタートしたそうです。「待ち伏せ」、剣客商売(九)、2003.1発行。待ち伏せ、小さな茄子二つ、或る日の小兵衛、秘密、討たれ庄三郎、冬木立。剣の命脈 の7話。本巻は、ずしりと心に重く響く、哀しみの7話です。読後感はとても辛...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月08日
時代小説。「剣客商売」シリーズ第9弾。7作。
「待ち伏せ」「小さな茄子二つ」「ある日の小兵衛」「秘密」「討たれ庄三郎」「冬木立」「剣の命脈」
前巻「狂乱」もそうだったが、最後にしんみりさせられる話が多い。ひとつひとつは面白いけれど全部だとちょっと。爽快な一話が欲しかった。「秘密」と「討たれ庄三郎...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。