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Posted by ブクログ 2024年04月18日
全巻読み終えました。
当初、先入観無しに読み進めましたが、筆者の長きに渡る取材からの小説との事。
圧倒されました。
これが小説と言う設定なら、最後のくだりが無情すぎます。
しかし、忠実に再現した内容なら人の残酷さがよく分かります。
通勤時に読んでましたが、何度も泣きそうになりました。
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Posted by ブクログ 2024年04月08日
渡辺謙主演の映画、沈まぬ太陽を観て感動したため原作を読んでみた。
山崎豊子さんは十年に1作書かれるということで
すごく時間をかけられたのが、よくわかります。
印象に残ったこと葉
ニューヨークの動物園の鏡の間の鉄格子に埋め込まれた鏡があり、人間の上半身が映る仕掛けになっていて、その鏡の上には
世界で最...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月01日
最後まで、驚かされ胸を打たれる展開でした。これまでの仕打ちに対する報いの光が見えそうで、私自身、少し救われました。
事実を軸に展開される物語であるがため、一つ一つが重く説得力があり、その分重い気持ちになりました。
連載当時は関心がなく世の中の反応は分かりませんが、当時ここまでの本を書くのは、相当な覚...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月03日
沈まぬ太陽を読んで。
生きること、働くこと、誠実でいること。
何にも背かず、自分の正義を貫いた人が、なぜ周りの人よりも苦労をしなければならないのか。なぜ日陰に隠されてしまうのか。
山崎豊子さんの本で、初めて手にした「沈まぬ太陽」は、自分に「生きることの難しさ」と、「耐え難い仕打ちに耐えること...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月29日
沈まぬ太陽(一)~(五)を読んで
航空会社の理不尽極まりない体制の中、一社員として立ち向かっていく主人公:恩地元の生き様が心を打つ物語。度重なる屈辱を受け続けた彼は自分の信念に対し、常に真っすぐであった。
労働組合委員長時代は、従業員の為に会社へ向かって真っ向からぶつかっていった。
カラチ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月04日
私はこの本をこの歳で読むことができてよかったと思います。まず、私は御巣鷹山の航空事故を知りませんでした。そして、昔は今ほど労基が浸透してなく、窓際族と呼ばれる人々の存在も知りませんでした。この話はフィクションとはいえ作者の多くのインタビューに基づいて作られているから戦後の日本の時代背景のようなものが...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月06日
最後の1ページまで捨てなかった想いは「救い」だった。
それは希望だったかも知れない。
「正義は最後には必ず勝つ」の想いだ。
何度胸糞悪い思いをしつつも、国見会長や恩地、旧労組、ご遺族係や御巣鷹山事故支援班など会社に僅かに残る良心が報われることを信じ、願い、読み勧めた。
その結果はもちろん伏せるが、...続きを読む
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